江戸川区中央は住みやすい?|江戸川区中央に住むメリットデメリット

みなさん、こんにちは!畳製作一級技能士の樋口です。今回は江戸川区中央は住みやすい?江戸川区中央に住むメリットデメリットを紹介します。

 

江戸川区中央って住みやすいですか?

 

テレビでは、変わった人が暮らす街として紹介されることが多い江戸川区ですが、実際のところ住みやすいのか気になりますよね。

 

そこで今回は、現在進行形で江戸川区中央に住んでいる筆者が、江戸川区中央は住みやすいのか、住むメリットデメリットは何か紹介します。

 

江戸川区中央に引っ越そうかなと考えている方の参考になれば嬉しいです。

 

東京都江戸川区中央とは?

 

東京都江戸川区は東京の特別区23区のうちの一区で、東部に区分されている。江戸川区中央とは、江戸川区の町名の一つで葛飾区に隣接している。

 

 

江戸川区の中央部に位置していることから「中央」という名がついたそうだが、実際はかなり西北側に位置している。

 

世帯数は7,096世帯。人口は14,585人。(2017年の世帯数と人口)

 

街を歩いていると日本人と同じくらいインド系の外国人に会う。その多くはIT企業に就職しているそうだ。

 

江戸川区中央には本格的なインド料理屋もあり、江戸川区役所近くにある「アグニ」のカレーは超上手いで有名。(2021年更新、アグニは江戸川区中央ではなく、ギリギリ松島でした。すいません)

 

江戸川区中央にある主な行政施設は、江戸川区役所、江戸川消防署、日本年金機構江戸川年金事務所、東京法務局江戸川出張所、江戸川保健所、東京都税事務所、江戸川区総合文化センター江戸川区立中央図書館です。

 

江戸川区中央にある主な商業施設は、サミットや西友、コーナン、ビックカメラ×コジマが有り、日用品から家電量販店まで買い物に困ることはありません。(全ての施設に駐車場スペースがあるので車での買い物も便利)

 

江戸川区中央にある公園などの主なレジャー施設は、文化センター公園(芝生公園)をはじめ、小松川境川親水公園、中央森林公園、中央一丁目公園などがあります。

 

江戸川区中央にある主な神社は、小松菜に由来のある新小岩厄除香取神社(間々井宮)や、夏祭りで有名な東小松川香取神社があります。

 

 

最寄りの駅は、総武線「新小岩駅」か少し離れて都営新宿線「船堀駅」、総武線&京成線「小岩駅」があります。

 

都心の方向に向かうバスもたくさん出ているので、ガッツリ都心でない限り、そこまで電車にこだわる必要はないかなと思います。(例えば亀戸とか平井とか錦糸町とか)

 

 

それでは続いて、江戸川区中央に住むメリットを紹介します。

 

江戸川区中央に住むメリット

江戸川区中央に住むメリット
・江戸川区立中央図書館
・江戸川区総合文化センター
・新校舎 江戸川区立第三松江小学校
・自然と触れ合える公園

 

江戸川区立中央図書館

 

▼江戸川区立中央図書館ホームページ

 

所在地 東京都江戸川区中央3-1-3
開館時間 9:00~21:30
休館日 第4月曜日、特別図書整理期間、年末年始
館内施設案内 【1階】一般図書(ポピュラー図書、洋書)、こども図書室、おはなしのへや
【2階】一般図書、視聴覚コーナー、新聞、雑誌、閲覧コーナー、休憩室(飲物販売機)
【3階】地域・行政資料、全国電話帳一般閲覧席、社会人閲覧席、録音室、対面朗読室、点字・録音資料室
【4階】視聴覚ホール、講習室、研修室
【地下】有料駐車場[20台]、中央監視室

 

江戸川区最大の蔵書数391,445冊(平成31年4月1日、一般図書のみ)を誇り、貸出利用数は27,126人(令和元年度5月利用分)になっています。※京都市内最大級の図書館(国立、府立、大学図書館除く)である京都市中央図書館の蔵書数が299,183冊なので、比較しても江戸川区立中央図書館の蔵書数が多いことがわかる。

 

館内は4階層に分かれており、一階は、子供図書室と一般図書。二階は、一般図書と学習スペース、休憩室。三階は、一部パソコンが使える閲覧席、資料室などがあります。4階は、まだ一回も行ったことがありませんが、子供向けのイベントをしているようです。(江戸川区立中央図書館のホームページにイベント情報は掲載されていますので、興味がある方はご確認ください)

 

江戸川区立中央図書館は私が小学生の時に完成した図書館です。

 

それまでは小学校(当時の第三松江小学校)の図書室ぐらいしか本を読める場所はなく、蔵書されている小説も江戸川乱歩の少年探偵団シリーズぐらいしかありませんでした。(後々小学校の図書室も新しくなり蔵書数が増える)

 

なので、江戸川区立中央図書館に初めて足を踏み入れた時の感動は、今でも覚えています。

 

ダレン・シャン、かいけつゾロリ、ナルニア国物語、こまったさんシリーズも全部読み放題。

 

正直、学校に行くより江戸川区立中央図書館に通いたいと思いました。

 

Wikipediaによれば、江戸川区全体で児童書の貸出率(平成20年度)は4割と東京都区部で最も高いとのこと。

 

江戸川区の子供は本を読むのが好きなようですね。

 

本の虫な子供は、江戸川区中央に住むのが良いのではないでしょうか。

 

もちろん、小説が好きな大人もおすすめです。

 

ちなみに私も、大人になった今でも中央図書館で本を読んでは借りて、読んでは借りてを繰り返しています。

 

 

四畳半神話大系は中毒性があって、もう6回くらい借りてる麻薬的な本。そろそろ買えって話ですよね(笑)

 

違うブログでも四畳半神話大系は一部紹介しているのでぜひ読んでみて下さい。

 

▼和室に四畳半はおすすめ:和室の大きさは四畳半がおすすめ?|四帖半畳敷きがおすすめの理由

 

江戸川区総合文化センター

 

▼江戸川区総合文化センターホームページ

 

所在地 東京都江戸川区中央4-14-1
開館時間 8:00~22:00(受付9:00~21:30)
休館日 12月28日~1月4日+保守点検の為、年間数日の休館
館内施設案内 【大ホール】クラシック、ポップス、舞踊、演劇、各種式典など
【小ホール】各種発表会、演劇、講演会等
【研修室・会議室】各種会議、研修会、講習会、懇親会会場等
【和室】茶道、華道、着付等
【リハーサル室】各種リハーサル
【展示室】舞踊等の練習やレッスン
【展示ギャラリー】絵画や写真、書道等の作品展示

 

江戸川区最大の文化ホールであり、大ホール客席数は1,497席、小ホール客席数は502席になります。

 

大ホールではクラシック音楽のコンサートが行われたり、ジャズ演奏に音楽紙芝居、劇など多彩な芸術に触れることができます。

 

小ホールでも同様に、コンサートやバンドフェス、学生による発表会が行われています。

 

その多くが、2000円〜3000円くらいの安い値段もしくは無料で入場ができるので、お金のない学生も楽しむことができます。

 

ちなみに江戸川区の成人式も江戸川区総合文化センターで行われており、江戸川区中の新成人がこの場所に訪れ、成人になった祝福を受けます。(成人式行かなかったけど(笑))

 

江戸川区総合文化センターには、他にも会議室や研修室があり、江戸川区で大規模な研修会がある場合は、大抵文化センターが使用されています。

 

私の子供の頃の思い出としては、江戸川区総合文化センターで隠れんぼをして遊んでいたら、文化センターに勤めているオッチャンにジュースをご馳走になったこと。(おそらく今は怒られる)ある一時期、遊戯王カードにハマり、ほぼ毎日江戸川区総合文化センターでバトっていたこと。です。

 

大人になってからは、クラシックとジャズが好きになったので、予定があった時にコンサートを聴きに行っています。

 

ちなみに江戸川区総合文化センターにはレストランも併設されており、コーヒーを飲んだり、軽食を食べにくる方もいます。

 

文化センター公園で遊んだり、小松川境川親水公園で花見を楽しんだ後のティータイムとしてもおすすめです。

 

新校舎 江戸川区立第三松江小学校

 

▼江戸川区立第三松江小学校ホームページ

 

所在地 東京都江戸川区中央4-13-1
開校 昭和33年4月1日
目指す学校像 未来を主体的に切り拓く、望ましい生き方を学べる学校
学校の教育目標 ・思いやりのある子
・すすんで学習する子
・仕事をやりぬく子
・体をきたえる子

 

江戸川区立第三松江小学校は、東京都江戸川区中央にある小学校です。

 

隣には、江戸川区総合文化センター。斜め向かいには、文化センター公園。裏には小松川境川親水公園。歩いて数十秒ほどのところには、江戸川区立中央図書館。歩いて数分のところには、グリーンパレスがあります。

 

通常の学校行事以外にも納涼会でのお祭りや花火、おやじの会主催の学校に泊まる会など、地域との交流を図るイベントもあります。

 

平成29年に竣工した新校舎は、これまでの旧校舎と違い、近未来的でカッコ良いデザインになりました。

 

以前より校庭も広くなり、日曜日には少年野球のチームが練習に訪れるようになりました。

 

文化センター側にあったプールもどこかに消え、オンボロな体育館も親水公園側に移転されました。旧校舎の面影は一切ないですね。

 

これだけ綺麗になると、なんだか「私の母校です」と言いにくい気持ちが生まれてしまいます。まぁ言いますけど。

 

卒業生してめっちゃ経ちますが、凄くおすすめな小学校です。

 

自然と触れ合える公園

 

江戸川区中央で川遊びが出来る場所と言えば、小松川境川親水公園です。

 

小松川境川親水公園の全長は3,930m。ウォーキングしたり、アスレチックしたり、水遊びをしたりすることができます。

 

 

画像は江戸川区立総合文化センターの裏手にある水遊び場。

 

子供の頃は、よくここで川遊びをしました。当時は水もすごく汚くて、藻?のせいでツルツル滑りましたが、現在は水も綺麗になっています。

 

確認できる水中生物は、ザリガニやアメンボ、見たことはないがメダカもいるらしい。

 

 

小松川境川親水公園には何種類からの野鳥に出会える。

 

ムクドリ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、キジバト、ヒヨドリ、オナガ、ウグイス、ジョウビタキ、ハクセキレイ、キビタキ、カワラヒラなど。

 

野鳥観察(バードウォッチング)が趣味の方にはもってこいの公園です。

 

 

江戸川区中央で走り回って遊べる公園といえば、この芝生公園(正式名:文化センター公園)になります。

 

 

場所は、江戸川区総合文化センターの目の前で、江戸川区立中央図書館の道路挟んで向かい側になります。

 

敷地は広く、子供達が鬼ごっこをしたり、ボールを蹴って遊んだりしています。

 

公園の周囲は木に囲まれ、中央部にも、大きな木が植えてあります。

 

私が小学生の頃は、ほぼ毎日この芝生公園で遊んでいました。

 

木に登ったり、野球したり(本当はダメ)、サッカーしたり、鬼ごっこしたり、ドロケイしたり、眩しい少年期の思い出です。

 

 

芝は定期的に手入れをいてくれているので、すごく気持ちがいいです。

 

小松川境川親水公園も、文化センター公園も春になると桜が咲き、お花見を楽しむことができます。

 

これら公園は結構有名で、わざわざ地方から桜を見に来られる方もいるほど。何回か桜の名所としてメディアに取り上げられたこともあるとか、ないとか。

 

どちらにしても桜が綺麗なのは間違いないので、一度足を運んで見てください。

 

江戸川区中央に住むデメリット

江戸川区中央に住むデメリット
・話題の江戸川区水害ハザードマップ対象地域
・変な人が多い
・住民同士の繋がりはない
・都心まで行くのに時間が掛かる

 

話題の江戸川区水害ハザードマップ

※江戸川区公式サイトより引用

 

 


ツイッターや2チャンネルでも話題になった江戸川区の水害ハザードマップ。

 

江戸川区は標高が低い地点にある地域なので、このような水害による危険度を知らせるマップが配布されました。

 

初めて水害ハザードマップを見たときは、笑ってしまったのですが、後々考えてみると区の対応としては正しい警鐘なのかなと思います。

 

持論になってしまいますが、水害にせよ何にせよ、災害時に行政や国に全てを頼ろうとする考え方は危険な気がします。

 

自分の身は自分で守る。行政や国から指示されて動くのではなく、積極的な行動が必要なのかなと思います。

 

とはいえ、行動できないお年寄りや、体の不自由な方は一定多数存在するもの事実です。

 

そういった方たちは、地域の若者と行政が力を合わせて救出する必要があるでしょう。

 

その為にもガイドラインの作成や、緊急時の連絡先、居場所などの情報交換やコミュニティの構築は重要課題だと考えます。

 

とりあえず、今のままだと水害があった時の危険性は非常に高く、住むにあたってのデメリットになることは間違いありません。

 

 

変な人が多い

江戸川区中央だけじゃなく、江戸川区全般に言えることですが、この地域に住んでいる方は、ちょっと変わり者が多い気がします。(もちろん一部ですが)

 

体験談として私が小学生の頃、みかんを入れる網を被ったおじさんと、水着を着たおじさんに良く話し掛けられたり、変なおばさんにボールを取られたりしました。(最後は返してくれる)

 

また、自転車に乗った通りすがりのおじさんに「鶏の睾丸って食べられるの知ってる?」と質問されるなど意味不明の質問を受けることもちょこちょこありました。

 

ちなみに大人になった今でも変わった人をたびたび目撃します。

 

例えば、夜22時くらいの小松川境川親水公園で、いい歳したお兄さんたちが川遊びしていたり、なぜか私の実家の玄関で寝ているおじさんがいたりしました。

 

基本的に全員悪い人ではなかったのですが、変な人であったのは間違いありません。

 

最近では、「月曜夜ふかし」というテレビにも「江戸川区」が取り上げられていましたが、変わり者の住処なのかなと感じました。

 

ちなみに昔はヤンキーが多い治安の悪い街として江戸川区、足立区、葛飾区は挙げられていましたが、最近ではヤンキーもあまり見なくなりましたし、治安の方もここ10年で犯罪率が半減するほど良くなっていることがわかります。(元々の犯罪率が高かったことは否めない)

 

▼江戸川区治安:江戸川区は治安悪すぎ?|江戸川区で治安の良い地域と悪い地域を紹介

 

あくまで変な人であって悪人ではないのかなというのが個人的見解です。

 

とはいえ、当然ですが注意は必要です。

 

 

住民同士の繋がりがない

私は六年間ほど京都市の西京区に住んでいました。

 

京都では家の近所を歩けば声をかけられ、地元感が強かった気がしました。

 

地域のコミュニティがしっかりしている為、子供一人でも買い物に行かせる親御さんが多かった気がします。

 

地域で子供を守っている。そんなイメージです。

 

一方で、江戸川区中央は地域の繋がりがほとんどないと感じます。

 

自分の家系はこの地に住んで100年以上。祖父は地域の部長もやっていたので、そこそこ名前は知られています。

 

とはいえ、何か繋がりがあるわけでもありません。

 

そして、私も今期から地域の部長を担っています。少年野球もやってたし、母の同級生など、ある程度昔ながらの人は知っています。

 

が、それ以外の方の繋がりはほとんどありません。

 

これは推測ですが、江戸川区中央は人の入れ替えが激しい地域なのではないかと思います。

 

私自身も居なくなっては帰ってきて、居なくなっては帰ってきてを繰り返していますし、小学校や中学校の地元の友達も、何処かに消える人が多いです。

 

個人的には少し寂しい気がしますが、地域性として肯定する他ないです。

 

 

都心まで行くのに時間が掛かる

江戸川区中央に住む最大のデメリットは、都心に行くまでに時間がかかる点にあります。

 

新小岩駅から新宿駅まで総武線の電車では約30分弱。新小岩駅から表参道駅だと錦糸町で乗り換えて地下鉄半蔵門線の電車で、40分弱になります。

 

江戸川区中央から新小岩駅までの交通時間を加味すると、どちらも一時間近くかかってしまう可能性もあります。

 

他の交通手段のバスやタクシーなども考えられますが、時間も尚かかるし、余計にお金も高くついてしまう。

 

毎日、新宿や表参道に通勤しなければならないようであれば、苦労することになるかもしれません。

 

ちなみに、千葉県や総武線快速で横浜には行きやすいですが、埼玉県や山梨県には行きにくいです。

 

埼玉県や山梨県に遊びに行きたいと思っている方には、江戸川区中央に住むのはデメリットかもしれませんね。

 

江戸川区中央は住みやすい?

結論:江戸川区中央は住みやすい

 

個人的には、江戸川区中央はすごく住みやすい地域だと思います。

 

そもそも江戸川区自体が子育てしやすい環境です。

 

一般社団法人みんなで作る良い行政サービス協会が主催した、ママやパパが一番使ってみたい東京23区の子育て制度はどれだ? みんなで選ぶ!第1回 東京23区行政サービス総選挙の投票結果によれば、江戸川区が大賞に選ばれました。

 

その理由は、乳児養育手当(ゼロ歳児):0歳児のいるご家庭には児童手当とは別に、「乳児養育手当(ゼロ歳児)」として1歳になる前月まで毎月1万3000円を支給する(所得制限あり)。

 

ちなみに江戸川区は東京23区で世田谷区、練馬区に次いで、0歳〜5歳の子供が多い区になっています。

 

つまり、江戸川区は子供が住みやすい街なのです。

 

もちろん、今回紹介した江戸川区中央は、江戸川区の中でも子供が住みやすい街として人気おすすめなのは、言うまでもありません。

 

ぜひ一度、江戸川区中央に遊びにきてください。

最後に

いかがだったでしょう。

 

江戸川区中央が住みやすいか、どうかわかりましたか。

 

住むにせよ、住まないにせよ、江戸川区中央に遊びに来てもらえたら嬉しいです。

 

京都市西京区もすごく良い街でした。

 

気さくに話しかけてくれる温かい方が多かったし、地域が和気藹々としていました。

 

その点、江戸川区中央の地域性は少し弱いかなと思います。

 

とはいっても、最近は「知らない子供に挨拶する、又は話しかける大人」は変な人と思う方が増えたと聞きました。

 

あるマンションでは住民同士の挨拶を禁止したところまであるそうです。

 

子供を誘拐する事件が無いとは言えない御時世ですから、子を持つ親の気持ちは理解できます。

 

結果どっちが良いのか・・・・。難しいですね。

 

 

読んでいただきありがとうございました。

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