我輩も猫である。

 

名前は三つもある。

 

ぴーしゃん。みーたん。とら。

 

好きなように呼んでくれて構わない。

 

その代わり、挨拶がわりのタックルをお見舞いするから覚悟しておくように。

 

 

我輩も猫である。

 

お前!手に何か隠し持っていないか!

 

また魚の匂いがするぞ。

 

なんで魚を食べる時は我輩にもくれんのだ。

 

ばかたれめ。

 

 

我輩も猫である。

 

眠い。最近はとことん眠い。

 

疲れが溜まっておるのか。

 

襖を破いたのはお前だろ!と怒られ反省したフリ。

 

主人を相手してやるのも疲れる。

 

 

我輩も猫である。

 

いよいよ、葉の色が変わる頃じゃな。

 

この時期の庭の眺めは、そこそこ綺麗だ。

 

おい!お前たちはまたスマホで写真か。

 

目に焼けつけんかい。

 

 

我輩も猫である。

 

なんか毎日かったるい。

 

 

 

我輩も猫である。

 

やっぱり死ぬなら畳の上が一番だ。

 

南無阿弥陀南無阿弥陀仏。ありがたいありがたい。

 

 

 

読んでいただきありがとうございました。

 

 

関連キーワード
プロフィールの関連記事
  • 職人の修行はつらかった?|畳職人修行時代について【丁稚奉公】
  • 【畳屋ブログ】畳職人の私がブログを書く5つの理由
  • どうやって仕事をもらうようになったの?|ゴミ捨てから始まった畳の起業
  • なんで畳職人になったの?畳職人になろうと思ったキッカケ
  • 【ランチ確定】職人のお昼ご飯は「おにぎり」が最高だと思うって話
  • 【メリークルシミマス】クリスマスぼっちにおすすめの小説
小説家になろう「京都物語」連載中

伝統と革新の街「京都」。京都には、畳職人が集まる不思議な居酒屋がある。来客する畳職人は変わり者の個性派揃いで、いつも事件を巻き起こす。この物語は、京都にある不思議な居酒屋を舞台にしたコメディ要素強めの私小説です。

おすすめの記事
エッセイ
今回は、桜の話。お付き合いください。 桜の話   桜は死を連想すると言われているが、私はそうは思わない。桜の花びらは散った後も変わらず、美し...