
この記事を書いた人

一級畳製作技能士/樋口畳商店 代表
京都市にある黄綬褒章を受章した現代の名工の店「沢辺畳店株式会社」で修業後、東京都江戸川区にて樋口畳商店を独立開業。
京都畳競技会 京都府知事賞優勝/国家資格 一級畳製作技能士 取得。
2021年10月27日(水)、TOKYO MX「バラいろダンディ」に出演し、畳職人としての技術やこだわりが特集されました。
東京都江戸川区の神社仏閣から一般住宅、お茶室や屋形船、ゲストハウスまで幅広い施工実績。



・筆者がおすすめする炭の力で調湿する防湿シートについて詳しく教えて!
皆さん、こんにちは!樋口畳商店の樋口です。今回は、畳の下に敷くものとは?炭の力で調湿する防湿シートを紹介します。
畳の下に何を敷けばいいの?防湿シートについて知りたい!という方の参考になれば幸いです。
畳の下に敷くものとは?

畳の下に敷くものと言えば新聞紙が一般的ですよね。畳の下から上がってくる湿気を抑えてくれる役割があります。(新聞紙の原料は古紙と機械パルプが使用されている)
とはいえ、近年の畳の下は昔のような作りではなく、ベニア板を隙間なく打ち込んで作っているため、新聞紙を敷くと逆に湿気が溜まってしまい、カビやダニ、ひどい場合にはシロアリの原因にもなってしまいます。
また、
長期間の新聞紙敷きっぱなしもよくありません。昔は衛生掃除と言って、年末になると畳を外に出して掃除していましたよね。近年では、そんなことはしなくなりましたから、新聞紙は10年〜20年間も敷きっぱなし状態。畳がカビる原因になります。
では、畳の下に何を敷けばいいのか。何を敷いたらずっと放置で大丈夫なのか。
畳の下に敷くのは炭の力で調湿する防湿シートがおすすめ!

です。新聞紙より調湿効果が期待できる他、消臭効果や抗菌効果も期待できます。
また、半永久的ですので一度購入すれば何度も交換する必要はなし。それなのにお値段は一帖あたり2,000円を切るので驚きです。(六帖で12,000円程度、八帖で16,000円程度)
20年〜30年単位で考えればどれだけお得か!といった商品ですので、
畳の下に何を敷けばいいのか悩んでいる方は絶対におすすめです。
■楽天で買える備長炭の防湿シート


ちなみに樋口畳商店では期間限定なくなり次第終了で、最高級防湿不織布シート『さわやかシート』を一帖1,490円(税込)で提供しています。(六帖8,940円、八帖11,920円)
2022年8月現在
売り切れました。値段は下記を参考にお願いします。
もちろん畳替えしなくても構いません。(別途諸経費は掛かります)お問い合わせください。
畳の下に防虫シートを敷くのは?
畳の下に防虫シートを敷きたい!そう仰る方は多いですが、私は
畳の下に敷くなら防虫シートより防湿シートをお勧めしています。
というのも、虫は下からやってくるだけでなく、上からもやってくる。畳とよせの隙間に入り込んでくる可能性があるのです。
防虫シートは畳の下に敷くのではなく、畳を巻き込む形で施工するのがお勧めです。

こればかりはDIYできないので、畳屋にお願いするしかありませんが、お値段的には防湿シートとたいして変わらない一帖2,000円くらいだと思います。
ちなみに樋口畳商店だと、ダニシラズEシートが一帖1,690円(税込)売り切れ次第終了の限定価格で提供しています。
さわやかシート同様売り切れました。またいつの日か割引しますので、お待ちください。

気になった方はお問い合わせください。
▼お問い合わせ先:【お問い合わせフォーム】江戸川高校前樋口畳商店の連絡先
以上、畳の下に敷くものとは?炭の力で調湿する防湿シートがおすすめ!でした。
最後に|まとめ
畳の下に敷くものとは?
新聞紙が一般的。ただ、効果はそこまで期待できず、敷きっぱなしにすると逆にカビが発生する原因になるかも。
畳の下に敷くおすすめのシートは?
炭の力で調湿する防湿シートがおすすめ!です
防虫シートは畳の下に敷いてはいけないの?
畳の下に防虫シートを敷いてもいいのですが、個人的には畳に防虫シートを包み込む方がおすすめです。
いかがでしたか。参考になったでしょうか。読んでいただきありがとうございました。良かったらシェアお願いします。