家具が重くて動かせない!
お部屋の模様替えをしようかなと思った矢先、家具が重たくて動かせない!なんてことはありませんか?
特に、本棚や和箪笥は別格の重たさ。一人で移動させるには骨が折れるかと思います。そこで今回は、畳替えの際に畳を傷つけないで家具を移動させる家具移動のプロが紹介する便利な道具を紹介します。
家具が重たくて動かせないという方の参考になれば嬉しいです。
家具が重くて動かせない!畳職人がお勧めする家具を動かす便利な道具
本棚の場合、本が倒れてしまう可能性があるので、紐で軽く縛るか倒れそうな本は床に置いて下さい。本棚を動かす際には、どんな道具を使うにせよ持ち上げなければなりません。なので重たいと持ち上がらない可能性もありますし、腰を痛める可能性もあります。あまりにも重い場合は、本を取り出して床に置く事をおすすめします。
和箪笥の場合も本棚と同様に重たいと持ち上がらない可能性、腰を痛める可能性があるので、何段か外して軽くする事をおすすめします。ガラス戸が付いているタイプの和箪笥もあるのですが、中に人形を入れている場合は、持ち上げた際に倒れる可能性もあるので倒しておくか、取り出して床に置いておく事をおすすめします。
それでは畳職人がお勧めする家具を動かす便利な道具を紹介します。
畳職人がお勧めする家具を動かす便利な道具『カグスベール』
カグスベールとは、箪笥や本棚などの重たい家具の下に敷いて滑らせて使う道具で、フローリングから和室(畳の上)なども使用する事が可能です。
カグスベールは重たい家具を動かすのに便利な道具である一方、注意するべき事もあります。
・カグスベールを差し込むとき
・重たい家具を動かすとき
重たい家具を持ち上げるとき
重たい家具を持ち上げるときに多いのが腰を痛めるなどの怪我です。日頃、トレーニングしている方であっても腰を痛める可能性は十分にあり得ますし、家具を持ち上げることに慣れている職人であっても腰を痛めることはあります。なので、絶対に無理をしないこと。一人で無理なら二人であげること。持ち上がらない場合は中に入っている物を取り出すこと。重たい家具を動かす際の鉄則です。
カグスベールを差し込むとき
カグスベールはどのように差し込むと良いか。私は家具の後ろ端いっぱいにカグスベールを差し込むのが良いと思います。というのも、カグスベールを差し込む位置を真ん中にすれば後々カグスベールを外して端いっぱいに戻さなくてはなりません。それなら最初から端いっぱいにしておく事で二度手間が無くなります。
カグスベールで重たい家具を動かすとき
重たい家具を動かすときに注意することは、片方の手でカグスベールを持ちながら、片方の手で重たい家具をゆっくりと押しながら動かすことです。よく家具の上部分を持つ方がいらっしゃいますが、上部分はカグスベールがうまく機能しない可能性があります。カグスベールを機能させるには、重たい家具の下部分を持つことがおすすめです。ただ、本棚など上部分が若干不安定な家具もあるかと思います。そういった場合には誰か一人に上部分を抑えてもらう必要があるので注意が必要です。
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購入者の口コミ
ここの意見であった通り、重た過ぎて持ち上がらない家具もあります。大人二人掛かりでも無理。そういった場合には梃子の原理を利用すると良いでしょう。巷にはそのような道具もあります。
こちらは『らくらくヘルパー』という重たい家具を梃子の原理で持ち上げる便利な道具です。
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重たい家具を持ち上げるのにとても便利な道具なのですが、注意があります。痛んでいる家具にこの道具を使うと傷がついてしまう可能性があること、奥までしっかりと刺すことです。
らくらくヘルパーなど、こういった便利な道具を利用するのも重たい家具を持ち上げるのに良い方法かもしれません。
以上、家具が重くて動かせない!畳職人がお勧めする家具を動かすのに便利な道具でした。
最後に
いかがでしたか。
重たい家具を動かす際の参考になれば幸いです。
最近はネットで簡単に頼める便利屋もありますので、無理しない方法で重たい家具を動かしてもらえればいいなと思います。
読んでいただきありがとうございました。