・畳の隙間を埋める対策を教えて!
皆さん、こんにちは!畳職人の樋口です。今回は畳の隙間から虫が?畳の隙間から虫が?畳職人がおすすめする畳の隙間を埋める対策を紹介します。
畳の隙間から虫が発生して困っている!畳の隙間を埋める方法を教えて欲しい!という方の参考になれば幸いです。
畳の隙間から虫が?畳職人がおすすめする畳の隙間を埋める対策
・防虫紙を折り曲げてつめる
・ベニア板を切ってつめる
・ネットで売っている隙間を埋める隙間パッキンを購入する
・畳屋に相談する
新聞紙を折り曲げてつめる
畳の隙間を埋める対策で一番簡単に、お金を掛けずできるのは新聞紙です。え?新聞紙かよ。と思う方も多いかもしれませんが、新聞紙は木材のチップをすりつぶしたもの。(ほとんどが古紙パルプで、残りが機械パルプと化学パルプ。この辺の違いについては専門家に聞いてください)
強度もあるし、湿気取りにも多少の効果があります。(湿気取りの効果を期待して、昔は新聞紙を畳の下に敷いていました)
新聞紙は思いのほか優秀な紙なのです。
新聞紙を使って畳の隙間を埋める方法は、よせの厚さに合わせて新聞紙を折り曲げて、畳と寄席の隙間に埋め込む。それだけです。
コツは畳の厚さに合わせるのではなく、よせの厚さに合わせること。じゃないと隙間が生まれ、虫が上がってきてしまう可能性があります。(ちなみにこれから紹介するもの全てに言えることです)
注意しましょう。
防虫紙を折り曲げてつめる
ネットで購入することもできるようになった防虫紙。ダニやノミなどの害虫に効果があるので、大変人気の高い商品になります。
▼防虫紙の効果についてはこちら:防虫シートはどれくらい効果があるの?|畳や敷物に人気おすすめ防虫紙
その防虫紙を新聞紙で紹介したみたいに折り曲げて、畳の隙間を埋めるのに使えば、防虫効果にも期待できます。
新聞紙よりお金はかかってしまいますが、防虫効果を考えれば防虫紙の方がおすすめです。
ベニア板を切ってつめる
これまで紹介した新聞紙にしても、防虫紙にしても畳の隙間を埋める対策にはなりますが、見た目がちょっと悪いですよね。新聞紙なんて思いっきり新聞紙だし。
虫には上がってきてほしくないけど、見た目重視な方はベニア板を切って畳の隙間を埋めるのをおすすめします。
やり方は簡単。よせの色と同じ(似たような)ベニア板を選び、よせの厚さにカット。踏んだ時ささくれなどで怪我しないように少しヤスリをかけてあげて、畳の隙間につめれば完成です。
ただし、薄いベニアならいいのですが、分厚いベニアを切る際は素人の方だと大変かもしれません。安全に気をつけて怪我しないように作業してください。
ネットで売っている隙間を埋める隙間パッキンを購入する
ネットでは隙間を埋める隙間パッキンと呼ばれる商品も販売されています。おすすめというほど知らないですが、見た目よく、簡単に畳の隙間を埋めるならこういったネットで売っている商品を買うのも有りだと思います。
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一度チェックしてみてください。
畳屋に相談する
あまりにも畳に隙間があって、虫が上がってくるのなら一度お近くの畳屋に相談しましょう。
値段は防虫紙や施工内容によって違うので、どれくらいかかるのかわかりませんが。畳替えをしないならそれほど高い金額にはならないのではないかと思います。(丈出しの長さによっては畳替えをしないと出せない場合もあります)
東京都江戸川区とか葛飾区なら私が行くので、ぜひ相談してください。
▼樋口畳商店のお問い合わせフォーム:【お問い合わせフォーム】江戸川高校前樋口畳商店の連絡先
▼樋口畳商店について:【江戸川区の畳屋】樋口畳商店のこだわりの道具とこだわりの材料
以上、畳の隙間から虫が?畳職人がおすすめする畳の隙間を埋める対策でした。
最後に|まとめ
畳職人がおすすめする畳の隙間を埋める対策は?
施工も簡単で安い新聞紙や防虫紙がおすすめ!見た目重視ならベニア板をつめるか、畳屋に相談しましょう。
いかがでしたか。参考になったでしょうか。読んでいただきありがとうございました。良かったらシェアお願いします。