畳の価格が上がっています|建材床の品薄と今後の新畳価格について
この記事の監修・執筆者
一級畳製作技能士 樋口裕介
樋口 裕介 (ひぐち・ゆうすけ)
国家資格 一級畳製作技能士 樋口畳商店 代表

京都市の黄綬褒章受章店「沢辺畳店株式会社」にて長年修業を積み、東京都江戸川区で独立。 京都畳競技会にて最高賞の「京都府知事賞」を受賞。神社仏閣や茶室、屋形船から一般住宅まで、1ミリの隙間も許さない「京都仕込み」の技術で江戸川区を中心に活動中。

  • 📺 メディア出演:TOKYO MX「バラいろダンディ」畳職人として出演
  • 🏫 地域活動:練馬工業高校にて畳の文化・技術に関する講演会講師を担当
一級畳製作技能士 資格証
国家資格証
京都府知事賞 優勝トロフィー
知事賞受賞
講演会の様子
講演実績

みなさまこんにちは。樋口畳商店の樋口です。

今回は、現在の畳業界の状況について、少し正直にお話しさせていただきます。

結論からお伝えすると、

👉 新畳の価格が今後上がる可能性が高い状況です。


建材床(畳床)が品薄状態になっています

現在、畳の土台となる「畳床(たたみどこ)」の中でも、

👉 建材床(インシュレーションボード・カネライトフォームなど)

が品薄状態になっています。

その影響で、

・仕入れが不安定
・納期が読みにくい
・価格が上昇

といった状況が続いています。


30%〜40%の価格上昇

実際に現場では、

👉 建材床が30%〜40%値上げ

されており、かなり大きな影響が出ています。

畳は材料費の割合が高いため、この影響はそのまま新畳の価格に反映される可能性があります。


原因とされる原材料の問題

この背景には、原材料の一つである「ケナフ」の供給バランスの変化があるとされています。

一部では供給は安定しているとの見方もありますが、

👉 現場レベルでは品薄や価格上昇の影響を強く感じている

のが正直なところです。


現場で起きている変化

実際の現場では、

・これまでと同じ価格での仕入れが難しい
・材料の確保に時間がかかる
・製作コストが上がる

といった変化が起きています。

これは一時的なものではなく、今後も継続する可能性があります。


今後の新畳価格について

現時点ではできる限り価格維持に努めていますが、

👉 この状況が続く場合、新畳の値上げは避けられない可能性があります。


お客様へのご提案

このような状況だからこそ、

👉 畳替えをご検討中の方は、早めのご相談をおすすめいたします。

理由はシンプルで、

・現在の価格で施工できる可能性がある
・材料が確保できるうちに対応できる
・納期の遅れを避けられる

ためです。


価格だけでなく「価値」で選んでいただくために

畳は単なる消耗品ではなく、

・空間の印象を変える
・快適性を高める
・長く使える

という価値を持っています。

だからこそ樋口畳商店では、

👉 材料の質と施工の精度を落とさずに提供すること

を最優先に考えています。


最後に

今回の内容は、業界としてあまり表に出ていない情報かもしれません。

しかし、

👉 実際に起きている現場の変化を正しくお伝えすること

も大切だと考え、記事にさせていただきました。

今後も状況が変わり次第、できる限り正確な情報をお伝えしていきます。


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