私がブログを始めた理由は、畳業界という閉鎖的な畳職人の世界に風穴を開けたかったことと、お客様の有益となる情報を発信したかったことがキッカケだった。
プロブロガーになりたいわけではないが、ブログ記事を書くからには月30万PV(一日約1万PV)を目指そうと目標を立て執筆作業に勤しんだ。
しかし、現実はそう甘くはなかった。
ブログを始めた最初の頃は、SEOも貧弱。一日2〜3人程度しかブログ記事を見てもらえず、全く伸びる気配がしない。
策を練り直し、若い人向けのブログ記事や中高生向けのブログ記事もいくつか投稿した。
それでも結果は出ない。
情報不足なのかもしれない、文章が読みにくいのかもしれない、誤字脱字が多いのかもしれない。
何回も文を推敲し、繰り返し投稿し続けた。
それから2年、ほとんど成長しないまま月日だけが流れていき無駄な努力に時間を使っているのではないかと疑問を抱くようになってしまった。
同時並行でツイッターやインスタ、ユーチューブもやっていたが、正直ツイッターもインスタも何をアップすればいいかわからないし、ユーチューブも2000回再生から上がらない。
思えば、人に興味がなく自分のことばかり考えて生きてきた私が、人に興味を持ってもらえるコンテンツなんか作れるのだろうか。
オンライン活動の難しさを感じながら、それでもブログだけは諦めきれなかった。
とはいえ、もう2年経っている。同じ時期に始めたオフライン活動はいくつもの団体に所属することができ、畳の仕事も順調に伸ばしている。
オンライン活動に時間を使うより、オフライン活動に集中した方が、成長が見込める。
決断の時は迫っていた。
畳ブログを急成長させた3つのこと
ブログを諦める前に、私にはどうしても試してみたいことがあった。
ブログ記事の文字数を競合他社(他者)の三倍〜五倍書く
まず一つ目は、ブログ記事の文字数を競合他社(他者)の三倍〜五倍書くことだ。
グーグルアナリティクスを見て、ユーザーの滞在時間とSEOが相関関係にあるのは明白だった。
そこでまず、埋め込み式の動画で滞在時間を伸ばそうと策を講じた。
しかし、動画では滞在時間は伸びなかった。
次に文字数の増加と行間を空けることで滞在時間を伸ばそうと画策した。
ブログ・文字数、でネットで調べると2,000文字が一番ベストだ!と幾多のプロブロガーが言っていた。
そこで、その三倍〜五倍の文字数でコンテンツを作成。
次に文字数が多くなってブログが読み難くならないように、一行の文字数を30文字前後に抑えた。
また、行間を空けることで読み易さを演出すると共に、スクロール回数を増やした。
その結果ユーザーの滞在時間を10分弱にすることに成功し、検索順位も上位ランク表示が叶った。
広告を消す
私は何故かずっとアドセンス広告とA8の広告を表示させていた。
お金が欲しかったと言えばそうなのだが、別にブログからの収入を期待していたわけではない。
むしろ、マーケティングの一つとしてブログを利用していたわけだから、稼ぐより読まれないと意味がない。
広告を付けることでユーザーが読み難いのであれば、片っ端から削除していく必要があることに気がついた。
とはいえ、アドセンス広告とはグーグルが提供する広告サービス。
だから、もし全部外すとSEO的に検索順位が下がる可能性も考えられた。
そこで、全部外すのではなく一番トップだけ表示させ、他は削除。A8(Amazonだけ残っている)も全て削除した。
すると不思議なことに、広告を消しただけで検索順位が上がったのである。
グーグルは適切に広告を載せていない記事に対して、ペナルティを与えると何かの記事で見たことがある。
私の記事はそこまで多くの広告を載せていたわけではないが、おそらく不適切な広告掲載だったのだろう。
ブログ運営している皆さんも一度広告はチェックし直すことをお勧めする。
【人気 おすすめ 畳】で記事を作る
私の上位表示のほとんどの記事は人気おすすめ畳〇〇になっている。
これは多くのユーザーが他人の評価を見て畳を購入している証拠である。
つまり、「人気」「おすすめ」はパワーワードなのだ。
私の記事には他にも「和室のインテリア」「人気」「おすすめ」などの畳から少し広がりをみせた内容のものもある。
これらも全て同じで、検索順位が上位に表示されやすいことがわかった。
では、「人気」「おすすめ」に近い関係の言葉である「口コミ」「おしゃれ」「かっこいい」「かわいい」などはどうだろうか。
これが不思議なことに全く上位表示されない。
競合が多いと言えば多いが、条件は「人気」「おすすめ」もほぼ同じである。
私なりに考察してみると「おしゃれ」「かっこいい」「かわいい」は主観的視点であり、「人気」「おすすめ」は客観的視点。
つまり「人気」「おすすめ」は個人が客観的にみたときの評価であり、「おしゃれ」「かっこいい」「かわいい」は個人が主観的にみたときの評価となる。
個人が主観的にみた場合、「おしゃれ」「かっこいい」「かわいい」の基準はすごく曖昧だから上位表示され難いのかなと思った。
「口コミ」も同様で、飲食店などの店舗系口コミサイトでもない限り、口コミに対して信憑性が低く、何件かの口コミを聞いて書いたところで主観的な意見と捉えられて上位表示されないのかなと思った。
したがって、個人の客観的な視点でコンテンツを構成していくことが重要なのだと私は思う。
・広告を消す
・【人気 おすすめ 畳】で記事を作る
最後に
いかがだったでしょう。
ブログ運営の参考になれば嬉しいです。
まだ目標の月30万PVには届いていませんが、今年か来年には達成したい気持ちでいます。
応援よろしくお願いします。
読んでいただきありがとうございました。