畳の上でコタツを使っても大丈夫?|畳の上にこたつ敷き布団は敷くべき

 

・畳の上でこたつを使っても大丈夫かな?
・火事にならない?
・コタツを使ったら畳が痛むことはない?

 

冬に大活躍する暖房器具こたつ。省エネで電気代も安いので、たくさんの方に親しまれています。ただ、畳の上にそのままコタツを使っても大丈夫なの?火事にはならない?と不安な方も多いかもしれません。

 

そこで今回は畳の上でコタツを使っても大丈夫?畳の上にこたつ敷き布団は敷くべき!を解説したいと思います。これからコタツを畳の上で使おうかな、和室にコタツ買おうかなと思っている方々の参考になれば嬉しいです。

畳の上でコタツを使っても大丈夫?

 

結論から言えば、畳の上でコタツを使っても大丈夫です。安心してお使いください。

火事にはならない?

畳の上でコタツを使っても基本的に火事にはなりません。確かに畳は自然素材だし、火をつければよく燃えます。(燃えにくい畳表もあります)

 

とはいえ、コタツの温度は暖かいと言っても40度前後。直接コタツのヒーターに畳を当てて入れば燃えるかもしれませんが、コタツと畳との距離は40センチ以上離れていますので、畳に火がつく可能性は低いと考えられます。

 

それにです。もし畳に火がついて火事になるならコタツに使っている布団もダメということになりますよね。そもそもコタツ自体販売できないような気がします。

 

ただし、コタツを使用する際にはルールがありますので、そちらはご確認ください。

コタツを使う際のルール
・コタツの中に洋服や座布団を入れない
・ホコリが付かないようこまめに掃除をする
・電源コードを踏まない
・コタツを使わない時、特に外出時などは電源を切る

 

洗濯物が乾かないからと言って、コタツの中に入れて乾かさない。電源コードをコタツの足や家具などで踏まない。帰ってきた時に暖かくする為、コタツをつけっぱなしで外出しない。こまめにコタツを掃除する。

 

これらコタツを使う上でのルールは、畳の上だろうが、フローリングの上だろうが、タイルマットの上だろうが、CFの上だろうが関係なく危険ですので絶対にやめましょう。決められたことを守りながら安全にお使いいただけたらと思います。

 

畳の上にこたつ敷き布団は敷くべき

 

ただ、コタツを使用する際に畳の上にこたつ敷き布団は敷くべきだと私は思います。コタツに入った時の肌さわり、柔らかな布団の暖かさという理由も勿論あるのですが、畳という素材(天然藺草)という視点からこたつ敷き布団は必要だと思います。

 

藺草は湿気に弱い素材。それは多くの方がご存知だと思います。ただ、藺草は乾燥し過ぎも決して良いわけではないのです。

 

藺草は乾燥すると摩擦による耐久性が低くなり、畳表が痛む可能性が高くなります。もちろん、こまめにコタツ布団(上の布団)を持ち上げて換気をしている場合なら良いのですが、多くの方は敷きっぱなしですよね。

 

そうなると畳が痛む可能性は高くなってしまいます

 

そこでおすすめなのがコタツ敷き布団です。こたつ敷き布団は畳が生じる摩擦を緩和してくれますし、乾燥から守ってくれます。

 

ただし、こたつ敷き布団には注意も必要です。こたつ敷き布団をずっと敷きっぱなしにしていると今度はダニの発生する原因につながる可能性もあります。

 

何度も言うようですが、こまめに換気すること、掃除をすること、これは忘れないようにお願いします。

 

▼関連記事:畳の上にホットカーペットを敷いても大丈夫?【畳と電気カーペット】

 

以上、畳の上でコタツを使っても大丈夫?畳の上にこたつ敷き布団は敷くべきでした。

最後に

関係ない話ですが、コタツ敷き布団って大きい正方形(240センチくらい)で極厚のものが良いって思うんです。なんか微妙にはみ出ると気分悪いというか、身体をコタツに全部入れないといけなくなる。

 

それはそれで気持ちがいいのですが、他の人がコタツに入ると邪魔になるので起き上がらないといけない。面倒いですよね。

 

みなさまはいかがでしょうか。

 

読んでいただきありがとうございました。

おすすめの記事