置き畳のデメリットは?知っておくべき置き畳の欠点

 

・置き畳のデメリットってなんだろう
・置き畳に欠点ってあるのかな

 

置き畳と言えば、リビングや寝室などのフローリングの上に置いて使う畳として、若い主婦層から御老人まで幅広い世代に人気がある商品になります。

 

ただ、そんな置き畳にもデメリットはあります

 

そこで今回は置き畳のデメリットは?知っておくべき置き畳の欠点を紹介します。

 

置き畳のデメリットが知りたい方、置き畳を買おうか迷っている方の参考になれば幸いです。

置き畳のデメリットは?知っておくべき置き畳の欠点

置き畳のデメリットは5つ
・置き畳はズレる
・置き畳の隙間にホコリがたまる
・置き畳はカビが生える
・置き畳は耐久性が低い
・置き畳は値段が高い

置き畳はズレる

置き畳のデメリットはズレることです

 

置き畳は見た目以上に軽い敷物で、女性でも簡単に持ち運ぶことができます。

 

それが置き畳のメリットである一方、子供が遊んだり走り回ったりするだけで置き畳がズレてしまうのは大きなデメリットと言えます。

 

ただ、置き畳がズレないように対策も行なっています。

 

畳屋やネットで購入できる置き畳のほとんどには滑り止めシート(滑り止めテープ)が付いており、置き畳がズレないように工夫して作られています。

 

ですが、置き畳に付けられている滑り止めシートもフローリングとの相性次第では、滑り止め効果が十分に発揮できず、置き畳がズレてしまうことがあります

 

そういった場合には、百均かホームセンターでもう一枚滑り止めシート(もしくは滑り止めテープ)を購入して、現状の滑り止めシート(滑り止めテープ)と重なるように併用すると置き畳のズレを防止することができます

 

また、最近では置き畳用の簡易的なヨセ(外枠フレーム)を取り付けるのが置き畳のズレ防止に良いと注目を集めています。

 

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外枠フレームは単品でも購入できます。入り口だけズレ防止したい!二辺だけ外枠フレームを付けたい!という方は単品が便利です。

置き畳の隙間にホコリがたまる

置き畳のデメリットは、置き畳の隙間にホコリがたまってしまうことです

 

これはジョイントマットも同じですが、置き畳にはわずかな隙間があります。

 

この隙間にホコリがたまるのです。

 

もちろん、置き畳の隙間の埃を放置しておくとダニが発生する原因になるので、こまめな掃除が必要になるのですが、いちいち置き畳をどかして掃除するのは結構面倒ですよね。置き畳の上にテーブルなど置いてあるともっと掃除が大変です。

 

置き畳の隙間にホコリがたまるのは置き畳の大きなデメリットですね。

置き畳はカビが生える

置き畳のデメリットは置き畳にはカビが生えることです

 

ネットには和紙表や化学表を使って作った置き畳はカビが生えない!と思っているお客様が多数いらっしゃいますが、和紙表や化学表はカビが生えにくいだけであって環境によってはカビは生えます。

 

では、どういった環境ならカビが生えにくいのか。

 

一つは湿度と室温に気をつけることです。湿度は70%以下、室温は25度以下を保つことです。もう一つはこまめに掃除することです。カビが生えた!と仰る方の多くは布団を敷きっぱなしにしていたり、家具を置いて全く換気しない方が多いです。

 

湿度、室温、掃除。この三つを守るだけでも置き畳のカビ対策は全然違います。ぜひ置き畳を購入した際には試してみてください。

置き畳は耐久性が低い

置き畳のデメリットは、耐久性が低いことです

 

ご老人のお客様の中には「まだ7年しか使っていないのにもうボコボコになった」と仰る方がいます。

 

確かに畳の耐久性を考えると10年以上は当たり前、20年から30年くらいはもってほしい。そう思っている方は多いのではないでしょうか。

 

でも、ちょっと待ってほしいです。置き畳は厚さが15ミリしかなく、施工は特殊なノリによる圧着かタッカーによる打ち止めです。

 

大量の藁を圧縮して55ミリにし、太い糸で縫い合わせた畳と同じ感覚で語られても・・・困ってしまいます。

 

置き畳はあくまで置き畳です。耐久性は従来の畳の半分以下。使い方にもよりますが5〜7年程度、もって10年程度とお考えください。

置き畳は値段が高い

置き畳の最大のデメリットは値段が高いことです

 

ジョイントマット四畳半サイズで4,000円程度。プレイマット四畳半サイズで30,000円程度。置き畳は四畳半サイズで60,000円以上、高い置き畳だと90,000円以上するものもあります(ネット上には安い置き畳もあります)

 

ジョイントマットと比べると嘘みたいな値段差ですよね。ジョイントマット、プレイマット、置き畳三つの選択肢の中で、置き畳を選ぶ人は富裕層。間違いないです。

 

ただ、畳職人として置き畳を擁護しておくと、置き畳は子供が大きくなった後も汎用性があるので、使い道があります。

 

例えば、寝室に敷いて来客用の寝床にもできますし、ヨガとか筋トレとか習い事をしている方は下の階への防音床材としても利用できますし、リビングに敷いて空間インテリアとしても利用価値はあります。また夏は涼しく感じるので大人のお昼寝にもおすすめです。

 

それらを加味するとジョイントマットもプレイマットも子供が育ったら使い道がないので、微妙と言えば微妙ですよね。

 

置き畳を購入するにしても、ジョイントマットを購入するにしても、プレイマットを購入するにしても色々なサイト(ブログやYouTube)の意見も聞いた方がいいのかなと思います。

 

以上、置き畳のデメリットは?知っておくべき置き畳の欠点でした。

最後に

個人的な話ですが、天然藺草の縁なし置き畳はオススメしません。特に中国産の縁なし置き畳はすぐにダメになります。

 

その理由は、藺草繊維にあります。

 

藺草は乾燥した状態だと割れやすく、縁なし置き畳の場合痛みやすくなってしまいます。縁なし置き畳を注文したいと考えている方は、和紙表か化学表がおすすめです。

 

読んでいただきありがとうございました。

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