畳がカビ臭い?畳の裏にカビが生えた場合の施工方法

皆さん、こんにちは!樋口畳商店の樋口です。今回は畳がカビ臭い?畳の裏にカビが生えた場合の施工方法を紹介します。

畳がカビ臭くて困っている方、畳の裏にカビが生えてどうしようか悩んでいる方の参考になれば幸いです。

畳の裏にカビが生えた場合の施工方法は3つ

畳の裏にカビが生えた場合の施工方法

・畳を天日干しからのカビ取り、そして防カビ剤
・新畳に作り変える
・防湿防カビシートで畳を包む

畳を天日干しからのカビ取り、そして防カビ剤

畳の裏にカビが生えた場合の施工方法で一番安価なものは畳を天日干しからのカビ取り、そして防カビ剤を散布する方法です。

やり方は簡単、畳を干して乾かしてカビ取りをする。あとは市販の防カビ剤を散布して完了です。コツはカビ取りはブラシ(たわし)などを使いしっかりとカビを掻き出すこと。それを掃除機などで吸い取ると周りに舞い上がらないのでオススメです。防カビ剤は色々なタイプがありますが、樋口畳商店ではアース製薬の畳専用防カビ剤を使っています。

あまりに簡単な作業なのでご自分ですることも可能ですが、その際は必ずマスクと手袋、ゴーグルを着用しましょう。

新畳に作り変える

畳の裏にカビが生えた場合の施工方法で一番おすすめな方法は新畳に作り変えることです。ただし、一番お金が掛かる方法ではあります。

天日干ししてカビ取りして、防カビ剤を散布しても畳のカビ臭い匂いは完全には取れません。畳のカビ臭い匂いは染み付いてしまった匂いだからです。

お金は倍近く掛かってしまいますが、新畳に作り変えるのが一番おすすめです。

防湿防カビシートで畳を包む

畳のカビ臭いニオイが気になる方、新畳にする予算がない方にオススメな施工が防湿防カビシートの炭シートで包み込む方法です。

これは畳屋でもやっている方はいないのでは?と思います。というのも畳を包み込むというのはある程度リスクもあります。

畳は呼吸をする敷物です。包み込んでしまうというのは防湿防カビの不織布シートであっても湿度に多少関係します。

ですので。最高の施工方法です!とは胸を張って言えませんが、畳のカビ臭いニオイをほとんどなくすことに関しては間違い無いです。施工後、畳のカビ臭いニオイを確認してもらっても構いません。

しかも低予算で施工可能です。1帖あたり2,000円〜3,000円ぐらい(防湿防カビシート&カビ取り防カビ加工込み)表替えをしなくても施工可能です。

ただ、もう一度繰り返しますが、一番おすすめなのは新畳に作り変えることです。是非とも検討してもらえたらと思います。

読んでいただきありがとうございました。

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