
京都市にある黄綬褒章受章、現代の名工に選ばれている店「沢辺畳店株式会社」にて長年修業を積み、東京都江戸川区で独立。 京都畳競技会にて最高賞の「京都府知事賞」を受賞。神社仏閣や茶室、屋形船から一般住宅まで、1ミリの隙間も許さない「京都仕込み」の技術で江戸川区を中心に活動中。
- 📺 メディア出演:TOKYO MX「バラいろダンディ」畳職人として出演
- 🏫 地域活動:練馬工業高校にて畳の文化・技術に関する講演会講師を担当
皆さまこんにちは。
東京都江戸川区の樋口畳商店、代表の樋口裕介です。
今回は江戸川区一之江で、6畳の新畳工事を行いました。
お客様にお選びいただいたのは、人気のダイケン清流01とダイケン三型五八 一帖タイプのヘリなし畳です。
ヘリなし畳はモダンな印象が人気ですが、実は美しく仕上げるためには、畳だけでなく床下の状態も非常に重要になります。
今回は、長年の使用によって傷んでいた床下を調整しながら施工した事例をご紹介します。
今回の施工内容
- 施工場所:東京都江戸川区一之江
- 施工内容:6畳 新畳工事
- 畳表:ダイケン清流01
- 畳床:ダイケン三型五八
- 仕様:ヘリなし畳(一帖タイプ)
施工料金
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| 新畳(18,000円×6畳) | 108,000円 |
| 古畳処分(2,000円×6畳) | 12,000円 |
| 諸経費 | 2,450円 |
| 小計 | 122,450円 |
| 税込合計 | 134,695円 |
ダイケン清流01のヘリなし畳でモダンな和室へ

今回採用したダイケン清流01は、和紙を原料とした畳表です。
天然い草とは異なり、
- 色あせしにくい
- 毛羽立ちにくい
- お手入れがしやすい
- カビやダニの発生を抑えやすい
という特徴があります。
さらに、一帖タイプのヘリなし畳は、縁付き畳とは違ったすっきりとした印象になり、和室を現代的な空間へと変えてくれます。
※施工後写真①
今回一番苦労したのは「床下」でした
今回の工事で最も難しかったのは、
畳ではなく床下です。
長年住まわれていた影響もあり、
部屋の中央部分の根太(ねだ)が高くなっていました。
そのまま新畳を敷いてしまうと、
畳が真ん中だけ持ち上がり、
U字のように変形してしまう状態でした。
新しい畳を作るだけでは、
この問題は解決できません。
樋口畳商店では高さを調整しながら施工します
床工事を行えば根本的な改善はできます。
しかし、
床工事は大掛かりになり、
費用も大きく変わります。
今回は、
お客様とご相談したうえで、
畳工事の範囲でできる限り改善する方法を選びました。
樋口畳商店では、
古い畳表を利用して高さを微調整しながら施工しています。
この方法によって、
床の凹凸をできるだけ目立たなくし、
畳全体が自然に納まるよう調整しました。
これは完成すると見えなくなる作業ですが、
仕上がりを左右する非常に大切な工程です。
写真では分からない部分にも職人の技術があります
完成した写真をご覧いただくと、
床下に問題があったとは分からないと思います。
※施工後写真②
もちろん、
床そのものを修理したわけではありません。
そのため、
多少の違和感は残ります。
しかし、
実際に歩いていただくと、
大きな段差や浮きはなく、
お客様にもご満足いただくことができました。
新畳は少しずつ馴染んでいきます

新畳は施工したその日が完成ではありません。
設置後、
畳や床が少しずつ馴染み、
数週間から数か月かけて落ち着いていきます。
今回も、
施工時点で最も良い状態になるよう調整していますが、
さらに時間とともに自然に馴染んでいきます。
その点についても、
施工前にしっかりご説明しています。
一級畳製作技能士として大切にしていること
畳工事は、
新しい畳を敷けば終わりではありません。
私は施工前に必ず、
- 床下の状態
- 根太の高さ
- 畳の沈み
- 隙間
- 段差
まで確認しています。
今回も、
床下の状態を確認したからこそ、
適切な調整方法をご提案することができました。
見えない部分ほど、
職人の経験と判断が仕上がりを左右します。
ダイケン清流01はこんな方におすすめ
今回使用したダイケン清流01は、
以下のようなお客様におすすめです。
- モダンな和室にしたい
- 色あせしにくい畳が欲しい
- お手入れを楽にしたい
- 小さなお子様やペットがいる
- 長く美しい状態を保ちたい
ヘリなし畳ならではの洗練された雰囲気も魅力です。
江戸川区一之江で新畳をご検討の方へ
新畳工事では、
畳だけでなく床下の状態も重要です。
「床が少し沈んでいる」
「歩くと違和感がある」
そんな症状がある場合でも、
状態によっては畳工事の中で改善できることがあります。
樋口畳商店では、
現地の状況を確認し、
お客様にとって最適な施工方法をご提案しています。
お気軽にご相談ください。
まとめ
今回は江戸川区一之江で6畳の新畳工事を行いました。
ダイケン清流01のヘリなし畳を採用し、床下の凹凸を調整しながら施工することで、美しく快適な和室へと生まれ変わりました。
完成後には見えなくなる床下の調整こそ、長く快適に使っていただくために欠かせない職人の仕事です。
樋口畳商店では、見た目だけでなく、歩き心地や使い心地まで考えた施工を心掛けています。
