和室におすすめ人気のおしゃれな照明【和室にとって照明とは?】

こんにちは!畳職人の樋口です!

 

和室にあう、おしゃれな照明にしたい

 

 

和室を明るく照らす照明。

 

せっかくならおしゃれなデザインの照明が良い!と思いませんか?

 

そこで今回は和室におすすめ人気のおしゃれな照明を紹介します。

 

「ネットで買える!和室におすすめ人気のおしゃれな照明」と「和室にとって照明とは?」のコラムも一緒に紹介するので最後までご覧ください。

 

この記事でわかること
・和室におすすめ人気のおしゃれな照明
・ネットで買える!和室におすすめ人気のおしゃれな照明
・和室のとって照明とは?
・なぜ和室の照明は、強過ぎない明かりの照明器具を使うのか

和室におすすめ人気のおしゃれな照明

和室にあう照明は球体の照明がおすすめ!提灯のようでおしゃれでかわいい!

 

和室にあう照明というと最近人気なのは球体の照明です。

 

おしゃれであると同時に明る過ぎない優しさが好まれているようです。

 

また、割と小さい照明が和室にあうのかもしれません。とはいっても球体は大きい照明が多いですが。

 

和室にとっての照明とは?にも繋がる話ですが、大き過ぎる!強過ぎる!照明は和室に相反するものかもしれません。

 

余談が長くなってしまいました。それでは和室にあう、おしゃれな照明を紹介したいと思います。

 

 

※画像は全てhouzz homifyからの転載になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和室: 吉田建築計画事務所が手掛けた和室です。

 

和室: 有限会社 TEAMWORKSが手掛けた和室です。

 

湧水町の住宅: アトリエ環 建築設計事務所が手掛けた和室です。

 

和室: 藤松建築設計室が手掛けた多目的室です。

 

I邸MSリノベ: 株式会社トキメキデザイン・アトリエが手掛けた寝室です。

 

照明器具: カワサキジムショが手掛けたリビングルームです。

 

色香の箱: やまぐち建築設計室が手掛けた和のアイテムです。

 

以上です。

 

いかがだったでしょう。

 

和室におすすめ人気のおしゃれな照明は見つかりましたか。

 

和室の照明に少しでも興味を持ってもらえたら幸いです。

 

とはいえ、和室にあう照明ってどこで買えるの?と疑問な方も多いかと思います。

 

和室の照明が欲しい!と思ってもらった方に、ネットで買える!和室におすすめ人気のおしゃれな照明を紹介します。

 

和室の照明はいらない!という方も、この後に「和室にとって照明とは?」のコラムを書いたので最後までご覧ください。

 

 

ネットで買える!和室におすすめ人気のおしゃれな照明

家電量販店に行っても和室にあう照明が売ってなかったのでうれしいデ〜ス。

 

和室にあう、おしゃれな照明がほしい!と思っても見つけるのに苦労しますよね。

 

まずはネットでググってみる。

 

最近はそんな方の方が多いのではないでしょうか。

 

そこで、ネットで買える!和室におすすめ人気のおしゃれな照明を紹介します。

 

気になった照明があったらチェックしてみてください。

 

 

マニラ麻を丁寧に編み込んだ球体の照明

 

照明 ペンダントライト アジアンテイスト 和風照明【麻ノ月:あさのつき】ペンダント照明 ナチュラル ブラウン 6畳用 8畳用 和モダン 和風 マニラ麻 インテリア照明 天井照明 玄関 リビング用 ダイニング用 和室 プルスイッチ 照明 天井 ジャパニーズ(2-2

価格:13,986円
(2019/1/18 17:54時点)
感想(346件)

照明一つでおしゃれな和室に変身しました。7畳の和室ですが、十分な明るさだと思います。取り付け工事は電気屋さんにお願いしました。来客からの評価も高くて大満足です。

 

 

結構丁寧に扱わないとすぐ分離してしまう照明です。あとコードが長いのが悪い点かなと思います。それ以外は照明の明るさもデザインも満足しています。

 

もう少しセットしやすいように説明書を作って欲しい!部品も悪い。

 

 

 和モダンでおすすめな照明といえば球体!そんな球体の照明でも今回紹介するのは、マニラ麻を編み込んだ照明器具になります。和室だけでなくリビングなどに使う方もチラホラ見受けられます。本体とコードを足した全高は約1000mm、コードの長さだけでも600mmとちょっと長め。購入前には必ずチェックしましょう。また、照明をセットするのに難しい!わかりにくい!という声も多いです。わからない場合は、取り付けに関して詳しい友達や知り合いに手伝ってもらいましょう。

 

 

 

美濃和紙に本物の紅葉と金箔を漉き込んだ球体の照明

 

照明 和風照明 デザイナーズ照明【紅舞:べにまい】和風ペンダントライト LED対応 ペンダントライト 六角形提灯 和モダン アジアンテイスト ジャパニーズ エコ インテリア照明 天井照明 省エネ 和室 和風 アジアン ダイニング用 寝室 書斎 玄関 廊下 階段 吹き抜け(2-5

価格:13,392円
(2019/1/18 18:02時点)
感想(38件)

組み立ての際、説明書の記載がわかりにくかったです。まぁシンプルな構造な為簡単に組み立てることはできましたが。40型のLED電球を使いましたが、サイズの記載も必要だと思います。設置後は和室にマッチするデザイン、少し暗めの明かりにとても満足しています。

 

コードの長さを選ぶことができるのでこちらで購入しました。満足しています。

 

 

葉っぱが欠けていた

一箇所紅葉の葉が欠けていました。目立つ場所にあるので、とても残念です。

 

 

 こだわった和室、和モダンな部屋、和風なリビングなど幅広い部屋で使えるおすすめの照明。美濃和紙に本物の紅葉、金箔を漉き込んだ球体の照明は和室の空間デザインをもっとおしゃれなものにするでしょう。コードの長さは3パターンから選べるため、お部屋にあった長さをお選びください。照明としては少し暗め。明るい和室にしたい!方には向かないかもしれません。

 

 

 

和室といえばSimple is best!安心のパナソニック製の照明

 

【あす楽・即納】 パナソニック 照明器具 和風シーリングライト 和室 LSEB8019 後継品 LSEB8019K

価格:14,800円
(2019/1/18 18:34時点)
感想(6件)

【あす楽・即納】 パナソニック 照明器具 和風シーリングライト 和室 LSEB8020 後継品 LSEB8020K

価格:15,446円
(2019/1/18 18:45時点)
感想(4件)

【あす楽・即納】 パナソニック 照明器具 和風シーリングライト 和室 LSEB8021 後継品 LSEB8021K

価格:16,377円
(2019/1/18 18:39時点)
感想(2件)

さすがパラソニックです。しっかりとした作りで大満足です。

 

部屋がすっきりしたような気がします。画像通りで明るくなりました。

 

取り付けも簡単でした。本当に良い商品です。

 

 

 和室ってシンプルが求められる空間。照明自体がシンプルであることは全然悪いことではありません。あとは安心して買えること。ネットで買うってちょっと不安じゃないですか。そんなネットで買うのが不安な方におすすめなのがパラソニック製のこの商品です。

 

 

 

和風のおしゃれな寝室に!おすすめの照明

 

アジアン ペンダントライト 和風 照明 バンブー 丸 アジア 和室 和モダン 和 天井照明 ペンダント ライト ランプ 和風照明器具 和風ペンダントライト 和風ランプ 和室照明 おしゃれ かわいい インテリア led 間接照明 寝室 照明器具 サロン バリ リゾート 6畳 雑貨

価格:13,986円
(2019/1/18 18:55時点)
感想(76件)

 

コードの長さを調整してくれるので大変助かりました。和モダンな玄関にはとても似合う素敵な照明だと思います。

 

 

八畳だと本を読める程度の明るさですが、普通の蛍光灯と比べると薄暗い印象です。ほんのり明るい方が癒されます。

 

もっと明るいイメージでしたが、これなら間接照明が必要かもしれません。寝室ならこちらの商品はオススメです。

 

 

 おしゃれな和室を寝室に使ってる!そんな方におすすめなのがアジアンテイストな和風照明。外側は竹を編み込んで作ったシックなデザイン。コードは長さが選べるので心配なし。ただ、少し暗すぎる!との意見も多いので使う部屋は選ぶかと思います。個人的には寝室におすすめの照明ですが、寝室で本を読む方は間接照明や移動型ライトなどが必要かと思います。

 

 

 

存在感に圧倒される!おすすめの芸術的な照明器具

 

ペンダントライト 照明 和 ペンダント おしゃれ 照明器具 和室 和風 天井 和風照明 ペンダントランプ 和モダン アンティーク レトロ 北欧 ペンダント照明 キッチン 寝室 カフェ リビング ダイニング 旅館 シンプル ハンドメイド NSP-131 RE-MIX

価格:86,400円
(2019/1/18 20:09時点)
感想(0件)


 今まで和室に携わる仕事をしてきて、このような照明を見たのは初めてです。和を匂わせノスタルジックを醸し出しながら、どこか近代的な印象を与える照明器具。もはや照明器具ではなくアート作品の一つですね。

 

 

 

デザイナーズ 照明 照明作家:谷俊幸【HOKORE:ほこれ】ペンダントライト 駿河竹千筋細工 和モダン ダイニング用 食卓用 寝室 和室 玄関 階段 吹き抜け 廊下 ホール LED対応 北欧 竹 モダン 日本製 おしゃれ 照明 ハイクラス 和風照明 伝統工芸 天井照明 インテリア(PX10

価格:96,800円
(2021/3/8 09:44時点)
感想(3件)

 

 ここまでの照明は今まで見たことがない。竹を細工して作った細かい仕事はもはや芸術以外の何物でもない。私も本業は畳職人をやっているのですが、このような方と一緒に仕事が出来たらすごい幸せなことだと思います。

 

 

LGBZ6215和風LED主照明ペンダントライト 8畳用 天井照明 吊下げ 調色・調光タイプ匠のあかり 下面密閉 電気工事不要パナソニック Panasonic 照明器具 和室・居間・リビング向け 【~8畳】

価格:116,974円
(2021/3/8 09:46時点)
感想(0件)

 秋田杉を手彫りで彫った一作。こだわった本物の和室に相応しい作品です。

 

 

オーデリック ODELIC LEDペンダント made in NIPPON 適用畳数 ~4.5畳 電球色 OP252586 照明 ライト LED ペンダント おしゃれ かわいい 和風 木材 和室 店舗

価格:115,170円
(2019/1/18 20:08時点)
感想(0件)


 高級料亭などの和室におすすめの照明。シンプルな形ながら木材に金箔を貼り付けた高級感を漂わせる。

 

以上です。

 

ネットで買える!和室にあう、おすすめの照明はいかがでしたか。

 

気に入った照明が見つかったらうれしいです。

 

最後に「和室にとって照明とは?」のコラムを書きました。

 

読んでいただけたら幸いです。

 

和室にとって照明とは?

 

和室にとって照明とは?なんだろう。

 

今回、和室にあうおしゃれな照明ということで、いろいろな形の照明器具を紹介しました。

 

その照明の多くに共通するのが、強過ぎない照明だということです。

 

もしかしたら皆さんの御自宅の和室照明も、強過ぎない明かりの照明器具を使っているかもしれません。

 

あとで確認してみてください。

 

なぜ和室の照明は、強過ぎない明かりの照明器具を使うのか

 

では、なぜ和室の照明は強過ぎない明かりの照明器具が多いのでしょう。

 

その答えのヒントは、和室と照明の関係にあると思います。

 

そもそも和室は照明器具が存在しない頃、陽の光を取り込んで部屋を明るくしていました。

 

そんなの当たり前だろ!照明器具が無いんだから。

 

とはいえ、陽の光直接的に浴びることは嫌われていました。

 

そのため陽の光の眩しさを抑えるために作られたのが明障子です。

 

▼障子についてはこちら障子の種類は?|張り替えるならオシャレな障子紙がオススメ!

 

明障子は現在「明かりを取り入れるために作られた建具」と言われることが多いですが、本来「明かりを障(へだてる。さえぎる。ふせぐ。)ために作られた小さな建具(道具)」という意味です。

 

ただ明障子は明かりを完全に防ぐことを目的にしているのではなく、優しい明かりに変化させて部屋を照らすことを目的にしています。

 

つまり、直接的な陽の光を嫌い、優しい陽の光を好むということです。

 

また、江戸時代になると行灯や灯籠(石灯籠は含まれない)、提灯などの照明器具が流行ります。

 

皆さんご存知のとおり行灯、灯籠、提灯にしても火をむき出して使う直接的な光ではなく、和紙で囲い遮った優しい明かりです。

 

▼灯籠についてはこちら灯籠と行灯の違いは?|日本の伝統照明器具の灯籠を紹介 

 

これの意味するところは何なのでしょう。

 

和紙を貼ったのは風を防ぐためじゃないの?ロウソクの火って消えやすいじゃん。

 

確かにそういった説も考えられます。

 

灯籠や提灯は外で使う照明器具だから光源を剥き出しの状態で放置してると風が吹いたらすぐに消えてしまいます。

 

しかし、行灯は室内で使う照明器具です。

 

▼行灯についてはこちら【和風インテリア行灯】和室を明るく照らす行灯照明の魅力を紹介

 

超ボロ屋は別として、家の中で光源を和紙で囲む必要性ってないですよね。アロマキャンドルが剥き出しなのと同じように。

 

そこで考えられる理由は、日本人は強い照明が苦手だったのではないかという説です。

 

とはいえ、江戸時代以前の光源は、松明の火や囲炉裏(江戸時代の後も使われている)で使われていた薪や炭など直接的な明かりでした。

 

歴史から考えてみると昔の人間は暗闇を恐れていた。

 

その理由はいくつかあって、野生の動物に襲われる可能性だったり、暗闇=死を連想してしまうことだったり、暗闇は自分と周りを認知できないから不安になる。ようなこと。

 

むしろ、より明るい方が不安を払拭し安心して寝ることができたのではないかと思います。

 

僕は今でも部屋を明るくして寝るよ。

 

もう一つ考えられるのは、照明は優しい方が良いと認知したからという説です。

 

今まで松明の火や囲炉裏(薪や炭)を使って生活していた人たちが、行灯(ロウソクや油皿&木綿)を初めて使った時「明かりは強いより優しい方が良い」と思ったかもしれない。

 

光源が変わる過渡期の時代に、照明のイノベーションが起き、人間が感じる明るさの定義を変えた可能性はあります。

 

行灯や灯籠、提灯は照明の在り方を根底から変える革新的な商品だったのか?

 

とはいえ、完全に憶測ですが・・・・。

 

ちょっと話が脱線してしまったのですが、和室と照明の関係に戻りたいと思います。

 

これまでの説明を総括して、照明には「直接的に陽の光を浴びることを嫌うが、和紙を通しての優しい照明なら好む傾向がある」ことがわかるかと思います。

 

とはいえ、和室の照明が強過ぎない照明器具を使う理由にはなりません。

 

理由を説明するためには、和室と照明のそれぞれをもっとみる必要があるかと思います。

 

和室とは自然物が多く使われる融合の空間。

 

▼和室についてはこちら和室とはどんな空間?|畳職人が考える和室論 

 

シンプルでありながら人工物と自然が調和するさまこそ和室に求められることだと思います。

 

私が思うに、ここがすごく大事なポイントで、この自然の中に「照明」が入っているのか。人工物の中に「照明」が入っているのか。で照明の在り方は大分異なると予想されます。

 

例えば、自然の中に照明が入っている場合、明るさは陽の光のみです。一方、人工物の中に照明が入っている場合、明るさは照明器具(電球またはロウソクなど)です。

 

基本的にお茶室などでは自然(陽の光)が重要視され、一般家庭の和室では人工物(照明器具)が重要視されます。

 

昔のお茶室や和室の照明というと、自然の温もり(木や畳、土壁)を感じるために陽の光が入る角度を計算して製作していました。

 

つまり過去、お茶室や和室にとっての照明は自然の温もりをデザインするためだった可能性があるのです。

 

もしそうだと仮定して、現在の和室の照明はどうなっているでしょうか。

 

強過ぎない照明器具を使って、和室の空間デザインに温もりと趣を与えていると感じ取ることもできます。

 

言い換えれば和室にとって照明とは、和室に使われている自然物を生かすために優しい照明で明かりを照らしている。とも言えます。

 

これが「なぜ和室の照明は強過ぎない照明器具を使っているのか」における今日現在の回答です。

 

まとめ
・陽の光を直接的に浴びることは嫌うが、和紙を通して浴びる優しい陽の光は好む傾向がある
・行灯、灯籠、提灯は照明のイノベーションだった
・和室の照明は空間デザインにおいて自然物の温もりをデザインするためのものだった

最後に

 

いかがだったでしょう。

 

和室におすすめ人気のおしゃれな照明について知っていただけましたか。

 

今回和室と照明について記事を書きましたが、実はわからないことが多かった:(;゙゚'ω゚'):

 

だから考察っぽくなってしまいましたが、しょうがない。゚(゚´Д`゚)゚。

 

本当は二つの関係性についてもっと詳しく書きたかったし、和室と陽の光についても書きたかったし、暗闇と人間についても書きたかった。

 

なんか色々書いたのに真相もわからぬままです。

 

だからまた続編書くかも。その時は読んでください。よろしくお願いします。

 

 

読んでいただきありがとうございました。

おすすめの記事