みなさま、こんにちは!樋口畳商店の樋口です。

 

今回は、樋口畳商店のこだわりの道具と材料について紹介します。畳がどんな道具と材料で作られているのか気になる方、樋口畳商店のこだわりは?と疑問の方の参考になれば幸いです。

樋口畳商店のこだわりの道具

まずは樋口畳商店のこだわりの道具から紹介したいと思います。

畳針

 

樋口畳商店は畳針にこだわっています。畳針とは、畳を縫うのに使う針のことで、一般的な縫い針に比べてかなり長く太いものになっています。

 

主に畳針は四寸五分と四寸八分の針を使いますが、私は五寸の少し長い針も愛用しています。(返し縫いがやり易いため)

 

畳針は京都市中京区にある重春で購入しています。重春の畳針は「刺しにくく抜きやすい」と言われ、画像で確認できる通り、先端部分から七分くらいのところが膨らんでいる為、畳に針が入りにくい。しかし、一度入ってしまえば膨らみに指が引っ掛かり針が簡単に抜ける。といった畳針になっています。

 

人によっては刺しやすくて抜き難い畳針の方が良い!と言った方もいらっしゃるので、一概に重春の針が素晴らしいとは言えませんが、私は大好きな畳針です。

畳包丁

 

樋口畳商店は畳を切る包丁にもこだわっています。畳包丁と言えば、畳を切る他に、解体作業や表を切る作業、目落としに上前下前の落としなど沢山の作業で使う道具になります。

 

包丁一本で技術に差が出るのは、料理と少し似ているかもしれません。

 

ですので、包丁選びも慎重になります。樋口畳商店が使っている包丁は畳針と同じく重春の包丁を使っています。また重春?と思うかもしれませんが、重春の大包丁は頭に適度な重みがあり安定性が他のと違います。

 

また、畳用待ち針の裏で包丁を叩いてみると高音によく響きます。ハズレの包丁は低音で響かないので、重春の包丁は良い包丁なのがわかります。

 

もちろん、包丁の研ぎ方の上手い下手で切れ味(切れる持続回数)もだいぶ変わりますが、私は重春の包丁が気に入っています。

畳ブラシ

 

樋口畳商店ではブラシにもこだわっています。畳表に付いている染土。これは畳表の日焼け止めの為に付けられているものです。

 

使わない部屋であれば染土を取らないことをおすすめしますが、一般的に使う部屋であればお客様の靴下を汚してしまうので染土は除去した方がいい。

 

とはいえ、一般的なブラシでは畳表を傷つけてしまう可能性もあります。

 

そこで樋口畳商店では豚毛のブラシを使って染土の除去を行なっております。一般的なブラシに比べて柔らかく細かいので畳表を傷つけず、綺麗に染土を取ることができます。

 

お気に入りのこだわり道具です。

逢着機

 

樋口畳商店では二台の平刺し機を所有しています。機械は東海のロビン。小型逢着機ですので、出仕事にも打って付けの機械です。

 

平刺しをあっという間に終わらせてしまうだけでなく、縫い目も非常に綺麗なことから大変気に入っています。

 

 

こちらの機械は返し専用の小型逢着機です。一般的な返し機より縫う速度が速く、綺麗に縫うことができます。縫い目が変えられないのが残念ではありますが、小型にしては十分な性能だと私は思います。

 

とはいえ、これら機械は如何せん古い機械ですので、埃がたまるとすぐに故障してしまいます。

 

ですので樋口畳商店では、一ヶ月に一度全てを分解し、機械内部を洗浄しています。古くなったネジがあったら新しいネジと取り替えたり、糸が引っかかる部分を鉄ヤスリで研いだりと日々メンテナンスを行なっております。

 

これからも大切に使っていきたいと思います。

和室の畳用ほうき

 

樋口畳商店では畳替え完了後のお掃除に草ほうきと棕櫚ほうきを使っています。棕櫚ほうきは柔らかく繊細なほうきですので、新しく変えた畳に傷がつきにくくホコリが取れるので大変気に入っている掃除道具です。

 

草ほうきは和紙表や化学表の施工完了後の掃除に使っているほうきです。埃がとりやすく使いやすいのが特徴。廊下の掃き掃除にも使えるので、便利で気に入っています。

 

これをご覧の皆さんも棕櫚ほうきと草ほうきは和室を掃除するのにおすすめなので、買って試してみてください。(棕櫚ほうきは買ったばかりの時、白い粉みたいなのが付着している場合があります)

樋口畳商店こだわりの材料

続きまして樋口畳商店のこだわりの材料を紹介します。

畳表

 

畳屋さんが畳表にこだわるのは当然ですが、樋口畳商店ではより強いこだわりをもって国産を選ばせていただいています

 

藺草は農作物ですので、毎年畳表の完成度は違います。バイヤーに選んでもらうのではなく、しっかりと自分の目で見て判断していますので、皆様にも納得して頂ける商品だと自負しています。

 

 

11月ごろ新草が出回りますが、樋口畳商店では半年間袋に入れて寝かせてからお客様に提供しています。そうすることで、焼けムラが少ない畳になりますし、カビが発生しにくい畳にもなります。

 

もちろん、こだわりは管理だけではありません。

 

畳表の施工にもこだわりがあります。それは藺草の端止(かがり、からくり)です。この作業を東京でやっている畳屋さんはまずいないと思います。

 

 

しっかりと糸で止めている為、藺草が抜けず何年経っても畳表が締まった状態になります。からくりをするかしないかでは、10年使って違いが必ず出ると私は思います。

 

【京都の職人技】畳職人の早技/Tatami craftsman quick work

 

お客様からはよく早送りなの?と言われますが、こちらの動画は一切編集していません。京都修行時代から毎日何枚も何枚もからくってきた積み重ねの結果になります。

 

地味な作業ではありますが、私はとても大切にしている作業です。

畳縁

 

樋口畳商店では100種類近くの中から畳縁を選ぶことができます

 

多ければ良いってわけじゃない!多過ぎて選べない!そういった意見もあるかと思いますが、子供部屋っぽい畳縁がいい!同色系の畳縁ってある?寝室を旅館っぽくしたい!など様々な希望に応えることができるので、私はなるべく沢山の畳縁をご用意したいと考えています。

 

とはいえ、そんなに多いと選べない!という方の為に私のブログで人気おすすめの畳縁と幸運を呼ぶ畳縁(和柄の意味)を紹介しています。そちらを参考にしてみてください。

 

▼人気おすすめの畳縁:人気おすすめの畳ヘリは?|和室の雰囲気を変えるおしゃれな畳ヘリ

 

▼幸運を呼ぶ畳縁:畳縁の柄模様デザインには意味がある?幸運を呼び寄せる畳ヘリの柄 

 

縫い糸

 

こだわっている材料は何もお客様の目に見える部分だけではありません。樋口畳商店では縫い糸にもこだわっています

 

そもそも縫い糸は固められてお店に届きます。そのまま使えば糸が畳の中で引っ掛かって切れてしまったり、玉ができる原因になります。

 

ですので、まずはしっかりと糸を解します。

 

 

ただし、適当にほぐしまくれば今度は糸が弱くなってしまうので、適度にほぐしていく。

 

次に植物性の油を糸が特に固まっている部分に塗ります。こうすることで糸がよく滑り作業がしやすくなります。結果、作業時間が短縮されるわけです。

機械糸

 

樋口畳商店では機械糸にもこだわっています。使っている機械糸はクレモナ#3。畳機械糸としては最高級の糸を使って畳を作っています。

 

畳は糸を使って縫い止めるもの。糸が軟弱ではお客様に長く使ってもらえません。樋口畳商店では出来るだけ長く使ってもらうことを前提に畳作りをさせていただいております。

 

中途半端な材料も道具も使わない。

 

樋口畳商店ではこれからもこだわった道具とこだわった材料で畳を作っていきますので、末長くよろしくお願い申し上げます。

 

以上、【江戸川区の畳屋】樋口畳商店のこだわりの道具とこだわりの材料でした。

最後に

樋口畳商店では今後もこだわった材料とこだわった道具を使って畳作りに邁進して参りますので、是非とも注文頂けたら嬉しいです。

 

▼樋口畳商店へのアクセスはこちら↓

 

樋口畳商店代表 樋口裕介メールアドレス

電話番号

080−3802ー8084

 

お店の所在地

東京都江戸川区中央4−8−1

 

 

江戸川高校前バス停の目の前です。暖簾は雨の日、風が強い日は出ていません。また、私が外出している場合が多々ございます。留守の場合は、お手数ですが御用件カードにお名前、連絡先、御用件を書いて写真に写っている水色のポストに投函ください。

 

宜しく御願い致します。

 

読んでいただきありがとうございました。

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