【畳新調の価格】畳を新しくすると費用はどれくらい？

皆さん、こんにちは！樋口畳商店の樋口です。今回は、畳新調の価格。畳を新しくすると費用はどれくらい掛かるのか紹介します。

畳新調の費用が気になる方の参考になれば幸いです。

そもそも畳新調とは？

畳の構造は畳表、畳縁、それを縫い付ける土台である畳床。この三つで構成されています。

畳表（画像は国産）

畳縁（画像は市松模様の畳縁と麻の葉模様の畳縁）

畳床（画像は藁床）

畳床（画像は藁と断熱フォームのサンドイッチ床）

畳床（画像は建材床）

畳床（画像は15ミリ薄畳用畳床）

畳新調とは、畳表と畳縁、畳床全てを新しくする工事のことで、完全な新品の畳ということになります。（ちなみに表替えは、畳床をそのままに畳表と畳縁を交換する工事。裏返しは畳表を張り替えずに裏返しする工事になります。）

畳新調は価格が高い？

その理由は材料代です。畳床に使われている材料は藁、そして木製のチップを圧縮して作った建材、断熱フォームです。そのどれも近年では値上げしていて、10年前とは比べ物にならないほど高くなっています。

また、安いだけが取り柄の中国産い草も、コロナの影響で値上げ。畳縁などの素材である繊維も同じ理由で値上げ。

畳に限ったことではありませんが、これからの時代できる限り安い時を調べて買うのがオススメです。

では、実際のところ畳新調の価格はどれくらいなのか気になると思いますので、ご紹介していきます。

畳を新しくすると費用はどれくらい？【畳新調の価格】

※当店『樋口畳商店』畳新調（表記は新畳）の価格表

樋口畳商店では一番お手頃な価格の畳新調で一帖8,900円（税込）。国産麻綿で一帖18,000円（税込）になります。（プラス料金で畳縁代と古畳処分費用と諸経費が掛かります）

ネットで検索した畳新調の相場は、一番安いお手頃な畳新調で8,250円（税込）ぐらい。国産麻綿で一帖17,000円（税込）ぐらいでした。（プラス料金で畳縁代と古畳処分費用と諸経費が掛かるみたいです）

樋口畳商店の方が畳新調の相場よりちょっと高いですね（笑）

だいたいの価格になりますが、畳新調六畳で55,000円〜60,000円前後。八畳で72,000円〜80,000円前後になるかと思います。（一番お手頃な価格で）

畳新調の価格、皆様はどう思いました？

もっと安く畳新調する方法はないの？

畳の新調は価格が高い！もっと安くできないの？と言われる方もいらっしゃいますが、ズバリ言ってもっと安く畳を新調する方法はないです。

というのも、先ほど紹介したとおり畳は材料代が高いのであって、職人の手間代は高くない。むしろ職人の単価は日々叩かれ続け、年々安くなっています。

もしかしたら一帖あたり千円くらい安くしてくれる畳屋さんがあるかもしれませんが、それが限界です。皆様が期待するような安い価格にはならないと思います。

ただし、藁床であれば畳新調せずに補修、床修理することができます。畳製作一級技能士がいる畳屋ならおそらくどこもやっているサービスではないかと思います。

もちろん、樋口畳商店でも無料と有料の畳修理サービスをやっています。江戸川区、葛飾区、足立区、墨田区、江東区、東京よりの千葉県の方はお問い合わせください。（畳の状態によっては日数が多少掛かります）

▼畳修理サービスについてはこちら：樋口畳商店の畳床修理サービスとは？新畳より安く畳替えをする方法

最後に一言だけ。畳新調の価格は高いと言われ続けていますが、15年〜20年単位で考えればめちゃめちゃ安いと思います。畳の新調は決して高い買い物ではないということだけお伝えしたいです。

以上、畳新調の価格、畳を新しくすると費用はどれくらい？でした。

最後に｜まとめ

畳新調とは？

畳表、畳縁、畳床の全てを新しくする工事のこと。畳新調は、表替えや裏返しより価格が高くなる。

畳を全て新しくすると費用はどれくらい？

畳新調の一番お手頃な価格で六畳60,000円ぐらい。八畳80,000円ぐらいです。

もっと安く畳を新調する方法

そんな方法はありません！20年単位で考えれば、いまの値段でも十分に安いです。

いかがでしたか。参考になったでしょうか。読んでいただきありがとうございました。