最近の畳は「和紙・化学表の受注が増えた」なんて言葉を耳にします。
畳屋にとってそれは、とても良いことだと思う反面、い草の素晴らしさも両立して伝えていかなければ需要の減少が進み、い草自体の生産が危ぶまれると思います。
そこで今回は、そんな畳の材料であるい草の知られざる効果について書いた記事になります。いぐさが気になるという方の参考になれば幸いです。
国産い草の生産地と生産過程
い草は単子葉植物イグサ科の植物で湿地や浅い水中に生える植物で、泥に根を下ろします。
別名「燈芯草(トウシンソウ)」とも言いロウソクの芯にも使われていたそうです。
い草の原産地はインドというのが有力な説で、シルクロードにのって、日本に輸入されたのではないかと言われています。
ちなみに、い草の近い関係にある種(近縁種)はオーストラリア、北アメリカ、ヨーロッパなどの湿地帯に生息しています。
有名ない草の生産地は?
さて、ここで質問ですが、日本国内でのい草の一大生産地はどこでしょう。
正解は”熊本県”です。
熊本県では国内で生産される90%近くの畳表(い草)を生産しています。
その理由として、い草を生産する環境が熊本県の気候と風土にマッチしているため、長く丈夫ない草が出来るからだと言われています。
とはいっても戦後高度経済成長までは熊本県がい草の一大産地だったわけではありません。
その前までは岡山県がい草の一大生産地でした。
岡山県で生産される”備前表”は少し短めのい草で、やや太めが特徴的ない草でした。
次いで、広島県が有名ない草の生産地です。
広島県といえば、畳表の最高峰”備後表”を生産している場所です。
備後表は徳川家康に何度か献上され、大変喜ばれたとして歴史的にも日本一の畳表と呼ばれています。
ところが、岡山県にしても広島県にしても後継者問題、畳需要の低下、バブルの崩壊による低価格化の波に押し流され、今では数件の農家さんしか残っていません。
後ほど紹介しますが、石川県でもい草を生産しています。
石川県のい草は、寒い北国で鍛えられた太くて長くてムラのない丈夫ない草で、京都でも有名でした。
い草の生産過程
い草の栽培は11月中旬〜12月にかけて苗床で育った苗を植えつけます。
6月中旬〜7月下旬かけて収穫し、泥染、乾燥と工程が移っていきます。
い草の泥染というのは畳表の変色を遅らせる為に染土をつける作業。
染土とは、青色系染土と白色系染土を配合させて作った自然の日焼け止めです。
我々、畳職人としてはお客様のお宅に畳をお届けする段階で完璧に染土をとってしまうこともあります。
逆に染土をほとんどとらずにつけたままお届けすることもあります。
どちらも善意でやっていることですが、染土をつけっぱなしにするか、全部とるかは、お客様への説明が求められるのは間違いありません。※ちなみの泥染めは染色ではありません。
次にい草の乾燥についてです。
泥染めの工程が終わったい草の状態だと約70%近く水分が含まれてしまっています。
このままでは湿気でカビなどが生えてしまい、長期間の貯蔵ができません。
そこで、13〜14時間かけて乾燥し、水分を約8%ぐらいまで落とします。
い草の乾燥は二回に分けられます。
長時間い草を乾燥させると変色してしまうので初期設定は70度の温度に乾燥機をセットし短時間でい草の水分を飛ばします。
後半の設定は乾燥温度を約55度〜約60度くらいにセットし乾燥していきます。
これらの乾燥工程により、長期間貯蔵してもカビの生えない乾燥した畳表ができます。
皆さんの見慣れた畳表になる為には、もう1つ工程があります。
い草を製織(中継ぎ表の場合は手織り)するんですね。
縦糸には麻糸か綿糸、麻綿両方を使い、そこにい草を通して織っていきます。
一枚の畳表を織るのに、だいたい5000本以上のい草を使用して製織しています。
作業中に混ざってしまったアカイ(各地によって名称が違うのですが、赤い少し古いい草のこと)を農家さんが一枚一枚目視で検査し、取り除いた畳表が畳屋に届きます。
以上のように畳表になる前の段階でも、沢山の工程と農家さんの大変な作業によって作られているというのが理解いただけたと思います。
畳の織り方は主に三種類、引目織りと目積織り、諸目織り(もろ目織り)です。
他にも何種類かあるのですが、説明すると余談が多くなってしまうので、次回の記事でまとめたいと思います。
引目織りとは皆さんが見慣れた畳の織り方です。
昔はこの引目織りで縁無し畳なんかも作っていましたが、い草が割れやすく施工が難しいので縁なし畳には向いてないと言えます。
またお茶室では畳の目が作法に影響する為に畳施工時は最大級の注意をして行なっています。
目積織りは縁なし畳で使われている畳の織り方です。この畳表に特性の液体をつけることでい草を柔らかくし、折り曲げ縁無し畳の形にします。
上敷きに使われる諸目織り
諸目織り(もろ目織り)は、い草の上敷きで見られる織り方です。
遠くから見れば目積織りに似てますし、近くから見れば引目織りに似ています。
基本的にもろ目織りのい草は上敷きでしか利用しません。
他の織り方に比べ、薄く、たるみやすいので畳や縁無し畳の施工には向いていないのが理由です。
ですが、上敷きは和室の無い御宅でも低価格でい草を楽しめることから良い商品だと思います。
特にヨガやストレッチをやっている人などにオススメです。
地べたでそのままストレッチをしたり瞑想したりするのは足が痛いですよね。
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この商品は、2017年10月14日に発売されたばかりの新作です。
可愛いデザインやシックでダーティーなデザインなど色合いが鮮やかなのが特徴的で、女性だけでなく男性にも好感度が高い商品になっています。
値段の違いは組成とデザインの違いです。10,584円の方は沖縄ビーグ(い草)を使用しており、本州の畳屋では使うことが少なく、珍しい物でとても価値があると思います。
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購入者の声
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それではい草の効能について紹介していきます。
い草の機能
https://youtu.be/IPrvaUod6yg
「和室って必要ない」「何に使えばいいかわからない」
最近ではこのように言われていますが、実際い草には驚くべき効果があるのです。
今回はそんない草の驚くべき効果について紹介したいと思います。
い草には抗菌作用がある
「お父さん、足くさい!」
子供にそう言われショックを受けているお父さんに朗報です。
私たちの大学では足から,この微生物を取り出し,わずか2% のイグサの抽出液を加えたところ,微生物群の増殖を抑える作用について発見しました
匂いが激減!とまではいかないですが、匂いの菌を抑える日頃のメンテンス機能として十分だと思います。
私たち畳職人なんかは靴にい草を加工したものを入れて足の匂いを軽減していました。
人の家に上がる商売ですから、とても気を使います(笑)
また、い草は薬草としても使われていた時期があり、感染による炎症または水腫改善に効果があると言われています。
「サルモネラ菌」「食中毒細菌」などの腐敗細菌にも抗菌作用があることがわかっています。
このことから天然の抗菌材と言えます。
い草の香りで集中力アップ?
「集中して勉強しなさい!」
皆さんも親に言われた経験もしくわ子供に言った経験があるのではないでしょうか。
とはいえすぐに集中できたら人間これだけ苦労はしません。目の前にある欲に負ける悲しい生き物です。
そんな悲しい生き物の集中力をサポートしてくれるのが、い草の香りです。
ある塾で小中学生を対象に、勉強部屋に畳を敷いて、計算問題を時間内にできる限り解いてもらう実験を行ったところ、解答数が全体で14.4%も伸びました。これは、い草のもつリラックス効果と吸音性による集中力の持続効果が要因だと考えられます。
北九州市立大学国際環境工学部助教授 森田 洋 農学博士によると、畳(天然い草)の部屋で勉強した生徒と畳の無い洋室で勉強した生徒で比べた結果、テストの成績に違いがあることがわかりました。
詳しく研究した結果、畳(い草)が集中力持続効果を含む学習機能向上効果に影響していることがわかりました。
あくまで私の推測ですが「集中力の無い子供たちが増えた」というのは、ゲーム(スマホ含む)のせいだけでは無く和室の減少も少なからず影響しているのではないかと思います。
根拠は和室が減少してきた時期とゲームが出てきた時期って被っていることです。
それしか無いですが(笑)
次のテーマで数字は出しますが、和室の減少が子供たちの集中力に与えた影響は無いと言いきれないのではと思います。
い草のリラックス成分は集中力向上だけではありません。
心を落ち着かせるフィトンという成分を放出して森の香りで健やかな気分にもしてくれます。
さらにい草にはバニリンという成分も含まれており、これはバニラエッセンスに含まれるリラックス効果と同様に期待できます。
中国産い草より国産い草?
私たち畳職人は悪いもの悪い!良いものは良い!と農家さんに変わってお客様に伝えることが使命です。
それが一生懸命作ってくれた農家さんに対しての感謝の気持ちになると思っています。
上の写真は国産い草と中国産い草を比べた拡大写真になります。
もちろん左が国産い草。右が中国産い草です。
中がスカスカで起こる問題は2つ。
耐久性とい草が行う空気の調節機能です。
中がスカスカだとい草がボロボロとれ洋服についたり靴下についたりとする時期を早めます。
またい草は自然のものなので呼吸をします。
湿気が多い時期には湿気を吸収し、乾燥した時期には湿気を放出してくれるまさに自然の空気清浄機なのです。
中がスカスカだと吸収する量も放出する量も変わってきます。
国産い草と中国産い草ではスペックが圧倒的に違うということです。
国産い草の現状
悲しいことですが国産い草は驚くべき勢いで減少しています。
全国のい草農家戸数の推移の変化
平成元年:8578(戸)→平成28年:522(戸)
以上の結果から、い草農家は28年間で約1/16に減少していることがわかります。
減少の理由には以下のようなことが考えられます。
バブルに沸いていた1989年。新築・マンションなど集合住宅の建築ラッシュに畳業界も盛り上がりをみせていました。
ある逸話では、畳の仕事が多すぎて他の会社に下請けに出したのだが、その下請けの会社も手一杯で受けられず、町中探し回ってやっと下請けを受けてくれる会社が見つかったとか。
1999年以降は景気が急速に悪化し、建築業界にも陰りがみえてきます。
建築ラッシュだった建築業界も次第に停滞していき2008年辺りからは急落下している。
景気後退はお家マインドにも大きな影響を与えました。
新築を建てるより賃貸の集合住宅、建築費用の高い和風建築より安価な西洋建築など日本人の考え方がシフトするきっかけになったのです。
そこで安く畳を売る為に中国産い草の大量生産が行われ、徐々に国産い草が停滞。
国産い草に追い討ちをかけるように和紙・化学表などが人気を博し、現在の新築では縁無し畳が約40%近くのシェアをとっています。
さらに近年は地域とのコミュニティよりネットでの繋がり重視のコクーン化によって客室も不要になり、和室の存在価値自体問われてきています。
これに関しては国産い草だけでなく一般住宅においての畳の存在も危ぶまれますが、まだまだ解決する方法はあると私たちは思います。
3つの解決策
問題だ!と言っているだけでは何も解決しません。私たちに出来ることは何なのか考え小さいことからでも出来ることをやっていこうと考えています。
これを見た皆さんももし良かったら一緒に考えてみませんか。TwitterからでもFacebookからでもお問い合わせお待ちしております。
①クラウドファンディングをかけて、い草での何らかのアクションを起こす
何をするにしてもお金がかかります。私たちもそんなお金持ちではなく、まだまだ力の弱いコミュニティです。国産い草を守っていく為には、我々だけでは力不足です。
でも気持ちだけはある!それしかない(笑)
クラウドファンディングを仕掛ける為には具体的な案と広いコミュニティが必要です。
具体的な案に関して例えば、東京都八王子市の「八王子野菜応援プロジェクト」というプロジェクトチームがあります。農家さんと飲食店、菓子店でチームを組み八王子の野菜を盛り上げようということです。
注目すべき点はコチラの部分。
農家さんと和洋菓子店と飲食店がもっと繋がりを持った形にして地産地消を進めていくことでさらに農家さんと加工業者との『連携』により新しい商品を生み出せるのではないか
プロジェクト
その言葉を言い換えるとい草農家さんと畳業者が繋がりを強くすることで、新しい商品を生み出せるのではないかということです。
個人で農家さんと繋がりを作って、新しい商品開発してもコストがかかってしまうのでお客様に提供する際の値段が高騰してしまい多くのユーザーに使ってもらうには難しいのかなと思います。
プロジェクトチームを作ってのクラウドファンディングは多くのユーザーに知ってもらえますし、日本全国の畳屋さんとい草農家さんの取り組みとなるので影響力も増すのではないかと思います。
②インターネットを活用してい草を宣伝する
我々は、まだネットを充分に使いこなすことが出来ていないのではないかと感じています。
畳職人だけをやっていた時代はインターネットの概念について、わからないことを調べるツール、承認欲求を満たすツール、人と繋がった気持ちになれるツールという考え方でした。
今は違います。
インターネットを観察すると日々新しいビジネスがネット上に誕生し、膨大なデータとシステムが作り上げられています。
遊びのツールでもあり、ビジネスのツールでもあり、健康のツールでもあり、恋愛のためのツールでもある。
総括して、インターネットとは生活の一部なのです。
ビジネスにおいて、インターネット弱者は生きていけない。
お歳を召した方が多い業界だからこそ、他の業界に比べネットの遅れが気になってしまう。
③若い人、農業に興味がある人とのコミュニティを作る
『農ホリ』『援農隊マッチング支援事業』『ピソコモド』
高齢化問題。メディアに取り上げられない日は無いくらい常に注目されている社会問題です。それは、い草農家さん、畳屋にも深く関係する問題です
平成28年度の農業就業人口の平均年齢は66歳。
一般企業に勤めている人なら定年退職の年齢です。
これは農家さん全般の数値ですが、い草農家さんも例外ではなく平均年齢の上昇は進んでいます。
畳屋も同様で、畳職人の高齢化が進んでいるため、若い人の技術継承が心配されています。
そのような社会で大切になるのがコミュニティの構築だと思います。
同世代同士だけ繋がれば良いのではなく幅広い世代、強いては異業種でも交流を増やしていくべきだと思います。
最近では上記に載せた通り、インターネット上のプラットフォームを利用して繋がり、手伝って欲しい時に頼めるサービスなどがあります。
これらを積極的に利用すると共に若い人たちが興味が出るような情報も発信できたらいいなと思います。
い草を活用した取り組み
それでは国産い草を活用した商品を紹介したいと思います。
西脇畳敷物店
「た、た、た、たたみ♪」
リズミカルな音楽と畳で作ったギターが印象的な日本畳楽器製造。
この音楽隊を率いるのは西脇畳敷物店の5代目西脇一博さんで、い草を使って畳の常識に当てはまらない創作物をいくつも作っている方です。
有名どころで言えば「将棋の駒」「楽器」「ゴルフ」「サーフボード」「ジーンズ」など「え?畳とどう関係するの?」と思うような物ばかりを融合し、人々の興味が目を惹きメディアなどにも多数出演されています。
余談になりますが、私は京都時代に5代目西脇一博さんの父である4代目西脇方彦(まさひこ)さんに大変お世話になりました。
西脇先生は未来塾という内装業を学び実践する会を主催したり、若い見習いの畳職人を集めては畳業界の未来について話し合いをする(飲み会)を開催するなど精力的に活動されている方でした。
私たちも西脇さん達に負けないように頑張らなければと気合が入ります。
畳をテーマにした歌はこちら:畳を歌で盛り上げる?|畳をテーマにした曲を紹介します
岡山県早島
岡山県早島では花ゴザ卓球が考案された。
岡山県は昔、い草の生産地では有名な場所でした。
短いい草を中継ぎで分厚くし、早島表として京都の有名な社寺にも収めるほど知名度と高品質を誇った。
しかし畳業界の衰退、中国産い草の台頭、早島町の環境の変化により状況はシフトする。
昭和40年代になると人々の生活様式や早島周辺の社会環境も大きく変化し、早島の生産地としての地位は急激に低下していきました。そして、平成12年には早島町のい草栽培面積はゼロとなり、450年のい草栽培の歴史に幕を降ろしました。
ですが、伝統ある早島のい草を花ゴザ卓球のような違った形でアピールすることは素晴らしいことだと思いました。
しかも、花ござ卓球は、つくぼ商工会早島支所が新たな町特産品として一般公募した「早島特産品アイデアコンテスト」応募の76作から最優秀賞に選出されたとか。
姿形を変えても伝統を保守する、革新と伝統は矛盾しないことの証明ですね。
産経新聞
http://www.sankei.com/region/news/170621/rgn1706210038-n1.html
宮本農産
宮本農産の小松い草は京都時代に見に行った(学校行事)のですが、綺麗なのはもちろん、い草の太さにビックリしました。東北や日本海側の雪国では、小松い草が主流らしく太いい草で織った畳表が使われているとか。
イグサの苗は、まず畑で育てられ、10月下旬になると田に植え付けられます。そして苗は幼いまま厳しい冬を迎え、白く冷たい雪に覆われたまま春を待たなくてはなりません。 しかしその自然の環境こそ、硬くて丈夫で、美しい光沢を放つ小松畳表を生み出す原動力となっているのです。
これはあくまで私の考察ですが、雪国は湿気が多いですが、その分暖房器具を使うので部屋が乾燥します。畳(い草)は乾燥しすぎると表面が傷ついた時にボロボロ取れ易くなります。乾燥しやすい部屋に合わせて表面がボロボロ取れないように、そして乾燥しすぎないように、い草が太いのではないかと思います。
小松い草を使って各専門業者が「たたみスツール」「脚付きたたみ」「小松イ草の縄」などを製作しているそうです。小松表については宮本農産さんのHPまたはYouTubeを参考にしてください。
[blogcard url="https://komatsuigsa.jimdo.com/"]
引用 YouTube
最後に
いかがだったでしょう。
畳の材料であるい草について少しは理解していただけたでしょうか。
畳も衰退産業なんて呼ばれて、い草農家さんにも重荷がきているわけですが、我々畳職人は「畳を作っていればいい時代」から卒業し、い草農家さんとも協力をしながら新しい方法を模索し続けなければいけない。
でもその前に日本のユーザー、世界のユーザーにその声を届けていくこと。これがまず私たちに出来ることだと思っています。
読んでいただきありがとうございました。