
京都市にある黄綬褒章受章、現代の名工に選ばれている店「沢辺畳店株式会社」にて長年修業を積み、東京都江戸川区で独立。 京都畳競技会にて最高賞の「京都府知事賞」を受賞。神社仏閣や茶室、屋形船から一般住宅まで、1ミリの隙間も許さない「京都仕込み」の技術で江戸川区を中心に活動中。
- 📺 メディア出演:TOKYO MX「バラいろダンディ」畳職人として出演
- 🏫 地域活動:練馬工業高校にて畳の文化・技術に関する講演会講師を担当
皆さまこんにちは。
京都で6年間修業した一級畳製作技能士、東京都江戸川区の樋口畳商店代表・樋口裕介です。
今回は江戸川区中央のお客様からご依頼いただき、6畳の畳表替えを行いました。
今回使用した畳表は国産綿ダブル。
畳縁には落ち着いたデザインが人気の暮四季No.60を使用しています。
施工前にお客様からご相談いただいた内容は、
- 畳にカビが生えてしまった
- 畳同士の隙間が気になる
- 大きな家具があり、自分では動かせない
という3つでした。
今回は、それらをすべて改善しながら施工しました。
今回の施工内容

- 施工場所:東京都江戸川区中央
- 施工内容:6畳表替え
- 畳表:国産綿ダブル
- 畳縁:暮四季 No.60
- 追加作業
- カビ除去
- 防虫・防カビ処理
- 家具移動
- 畳床の調整
- 畳の隙間補修
お店の近くだったので車を使わず台車で運搬しました
今回のお客様のお宅は、樋口畳商店から歩いて行ける距離でした。
そのため、車は使わず台車で畳を運搬しています。
一般的には車で運搬することがほとんどですが、
近隣のお客様の場合は、このように台車で運ぶこともあります。
地域密着だからこそできる施工方法の一つです。
※ここに台車で運搬している写真
結露が原因で畳にカビが発生
今回の畳で一番気になったのは、
結露によるカビでした。
※ここに施工前のカビ写真
冬場や梅雨時期は、
窓際や北側の部屋を中心に結露が発生しやすくなります。
その水分を畳が吸収すると、
湿度が高い状態が続き、
カビが発生することがあります。
カビが生えてしまったからといって、
すぐ畳を交換しなければならないわけではありません。
今回は状態を確認し、
カビの除去を行ったうえで、
防虫・防カビ処理を施しました。
安心してお使いいただける状態まで仕上げています。
防虫・防カビ処理も実施
畳表を新しくするだけでは、
湿気の原因が改善されるわけではありません。
今回は、
畳床の状態を確認しながら、
防虫・防カビ処理も行いました。
もちろん、
室内の換気や除湿も非常に重要です。
施工後には、
結露を防ぐための日常のお手入れ方法についてもお伝えしました。
大きな家具も一人で移動しました
今回のお部屋には、
大きな箪笥がありました。
お客様には事前に中身を少し出していただき、
軽くしていただいた上で、
私一人で家具を移動しています。
※ここに家具移動中の写真
畳替えでは、
家具の移動もご心配される方が多いですが、
多くの場合はこちらで対応できます。
「家具が重いから畳替えを諦めている」
という方も、お気軽にご相談ください。
気になっていた畳の隙間も補修しました
施工前は、
畳同士に隙間ができていました。
畳は長年使用すると、
建物の動きや畳床の変化によって、
少しずつ隙間ができることがあります。
※施工前後比較写真
表替えの際には、
一枚一枚の寸法を調整しながら納め直すことで、
隙間をできる限り目立たなくしています。
見た目が美しくなるだけでなく、
ゴミも入りにくくなります。
使用した国産綿ダブルとは
今回使用したのは、
熊本県産い草を使用した国産綿ダブルです。
綿糸を二本使って織られているため、
一般的な綿シングルよりも丈夫で、
普段使いのお部屋にも人気があります。
こんな方におすすめです。
- 家族で毎日使う和室
- 寝室
- リビング
- 長く使いたい方
天然い草ならではの香りも楽しめます。
一級畳製作技能士として気を付けていること
畳替えでは、
新しい畳表を張ることだけが仕事ではありません。
私は施工前に必ず、
- 畳床の状態
- カビや湿気
- 隙間
- 段差
- 家具の配置
まで確認しています。
今回も、
カビを除去するだけではなく、
今後気持ちよく使っていただけるよう、
防虫・防カビ処理と隙間補修まで行いました。
見えなくなる部分まで丁寧に仕上げることを大切にしています。
江戸川区で畳のカビにお困りの方へ
結露によるカビは、
冬場や梅雨時期によく見られます。
しかし、
状態によっては表替えや補修で改善できる場合もあります。
「畳にカビが生えてしまった」
「畳の隙間が気になる」
「家具が重くて動かせない」
そんなお悩みがありましたら、
まずはお気軽にご相談ください。
現地の状態を確認し、
お部屋に合った施工方法をご提案いたします。
まとめ
今回は江戸川区中央で6畳の畳表替えを行いました。
国産綿ダブルと暮四季No.60を使用し、結露によるカビの除去、防虫・防カビ処理、家具移動、畳の隙間補修まで行っています。
畳は新しくするだけでなく、原因を見極めて適切な処置を行うことで、より長く快適に使えるようになります。
江戸川区周辺で畳替えをご検討中の方は、ぜひ樋口畳商店までお気軽にご相談ください。
