・い草マットを動かないようにする方法を教えて！
皆さん、こんにちは！畳職人の樋口です。今回は畳マットが動いてしまう？い草マットを動かないようにする方法を紹介します。い草マットが動いてしまって困っている方の参考になれば幸いです。
畳マットが動いてしまう？
夏に人気の畳マット。サラサラして気持ちいいオススメの敷物です。
ただ、畳マットは動いてしまって好きじゃない！と否定的な意見も多いです。
確かに畳マットは、カーペットのように滑り止めが付いているわけではないですし、上敷きのようにビスで止めるわけでもないので、ちょっとしたことで動いてしまう敷物。
他の敷物に比べたらイライラするかもしれません。
とはいえ、ちょっとした工夫で畳マットは動かないようになります。ぜひ参考にしてみてください。
い草マットを動かないようにする方法
・滑り止めシートを使う
・敷き詰めてしまう
両面テープで止めてしまう
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い草マットを動かないようにする方法は、両面テープで止めてしまうことです。やり方は簡単。い草マットの畳縁部分に両目テープを貼ります。
四つ角だけでだいぶ動かなくなると思いますが、心配な方はもう何箇所か両面テープを貼るようにしましょう。
ちなみに両面テープは、床（フローリング）を傷つけるのでは？と不安な方も多いかと思います。確かに昔の両面テープは強力なテープほど床を傷つけ、弱いテープほど効果が期待できないものでした。
とはいえ、最近の両面テープはすごいです。今回、紹介させてもらった両面テープもそのうちのひとつで、一度貼り付けても簡単に剥がせるし、水に濡れても乾かせばまた使えるという魔法のテープです。
一般的なカーペット用の両面テープなどでも構いませんが、なるべく剥がしやすいものを選ぶようにしましょう。
滑り止めシートを使う
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い草マットを動かないようにする方法でおすすめなのは、滑り止めシートです。これは置き畳にも大変おすすめなズレ防止対策で、かなり効果が期待できます。
ただ、置き畳の場合はもうすでに滑り止めシートが付いているので、二重効果がズレ防止が機能しますが、い草マットの場合は滑り止めは付いていないので、多少効果が薄くなる可能性があります。ご注意ください。
ちなみに百均で購入した滑り止めシートでも効果ある？という質問をよく受けますが、私は効果が期待できると思います。というのも、私の実家では百均で購入した網目状の滑り止めシートを使っていますが、問題なく機能しています。
ただ、床暖房やフローリングの熱によって、滑り止めシートが溶けてしまい、フローリングにくっ付いてしまう事例があります。
注意してください。
敷き詰めてしまう
い草マットが動かないようにするためには、い草マットを部屋全体に敷きつめてしまうのも一つの手段です。ズレて煩わしい思いをしている方は、い草マットを敷き詰めてしまいましょう。
とは言え、お部屋にあったい草マットってどこで買えばいいの？とわからない方も多いかと思います。
い草マットは畳屋に言えば、お部屋に合わせたオーダーメイドで作ることが可能です。ホームセンターなどで売っている既製品と比べて値段は高くなってしまいますが、国産の良いい草を使ったい草マットが手に入ります。
詳しいお値段はお部屋のサイズによって変わりますので、お近くの畳屋に見積もりしてもらいましょう。
以上、畳マットが動いてしまう？い草マットを動かないようにする方法でした。
最後に｜まとめ
畳マットが動いてしまう？
畳マットはズレやすく動きやすい。ズレ防止対策をしないとすぐに動いてしまいます。
い草マットを動かないようにする方法
- 両面テープがおすすめ
- 滑り止めシートがおすすめ
- 敷き詰めてしまうのがおすすめ
いかがでしたか。参考になったでしょうか。読んでいただきありがとうございました。
