こんにちは、樋口畳商店の樋口です。今回は注意喚起と言いますか。江戸川区で高齢者を狙ったリフォーム詐欺が流行っています。

 

私が実際に被害にあったわけではないので、業者の名前は出せませんが、手口を紹介しますので江戸川区に住んでいる方は参考にしてほしいと思います。

リフォーム詐欺の会社が狙っているのは一軒家に住む高齢者

まず、被害に遭われている方がどのような方か。私が知るかぎり、一軒家に住む高齢者が狙われているようです。

 

江戸川区は東京でも下町です。子育て世代の若い人が移住してくることも多い地域ですが、昔から住んでいる方も非常に多い。

 

私も町会に入っていて地域部長をやっているのでわかりますが、昔からの地主、地元の人は大概一軒家に住んでいます。

 

リフォーム詐欺会社が狙っているのは、そういった一軒家に住む高齢者。注意しましょう。

一人暮らしの高齢者は要注意

とくに、一人暮らしの高齢者が狙われています。私が聞いた話によると、誰かに相談できないように一人暮らしで地域でも孤独になっている人を調べて、電話なり訪問なりで営業をかけるそうです。

 

高齢者の多くはネットが使えない。調べることもできない人が多い。情報弱者を狙った卑劣な手口です。

 

自分の両親や親戚が江戸川区で一人暮らしで住んでいるなら注意してください。

耐震化助成金を活用しよう!火災保険でリフォームしよう!と言い寄ってくる

彼等の常套句は「耐震化助成金を活用して、安くリフォーム工事をしましょう。簡易診断は無料ですので、診断だけでもしませんか?」だそうです。

 

確かに江戸川区では耐震化助成制度があります。

 

▼詳しくは江戸川区HP:https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e021/kurashi/sumai/taishin/taishinmark/kodatejyutaku.html

 

詐欺師というのは本当のことを八割、嘘を二割言います。本当にある助成制度を利用して信じ込ませて人を騙す。これが詐欺師の手口です。

 

ちなみに、江戸川区に彼等の会社が簡易診断を行なっている会社なのか、耐震について江戸川区に代わって営業している会社なのか尋ねたところ、「こちらの会社に耐震コンサルタントはお願いしていない」とはっきりと言っていました。

 

つまり、江戸川区から業務委託を受けて簡易診断を推奨している会社ではなく、助成制度を利用して勝手に営業している会社だということです。

 

また、「火災保険で無料でリフォームできますよ」と言って勧誘するパターンもあるそうです。「火災保険」とか「無料」といった甘い言葉には気をつけてください。

 

ちなみに、私の知っている京都の大工は「どこどこの寺の修繕工事やってる」「どこどこの文化財直してる」という営業はしても「耐震化助成制度で安くリフォームできるよ!」「火災保険で無料でリフォームできるよ!」なんて営業しません。

 

そんなの恥ですから。

お金だけ支払わせて工事しない

では、詐欺とは具体的にどういうことなのか。詐欺にもいくつかパターンがあるそうで、お金だけ支払わせて工事しないパターンと工事しても適当な施工で済ませるパターンとあるようです。

 

お金だけ支払わせて工事しないパターンについては、もう何も言うことない。というか早く逮捕してくれ!と思うばかりです。

 

問題は、適当な工事で済ませるパターンです。こればかりはどう適当なのか専門知識を持った人でなければ絶対にわからない

 

私が実際に体験した現場では、こちらのリフォーム詐欺会社に畳の床を直してもらったらしいのですが、とんでもなく超下手くそ。これまで大工さんの仕事をたくさん見てきたけど、ダントツ一番下手くそ。中学生でも、もっとマトモに作れるわ!というレベルでした。(きっと立派な親方のもとで修行していないのでしょうね・・・)

 

とはいえ、高齢者で畳の床なんて見たことない人からすれば、そんなことわかりませんよね。「こんなもんかな」って思ってしまうのも理解できます。

 

望まないことですが、実際に雨漏りしたり、床が抜けたり、被害が出てからじゃないと詐欺だったとわからないのが悔やまれます。

下請け会社にもお金を払わない

被害は一般の方だけではありません。このリフォーム詐欺の会社、実は下請け会社にもお金を払わないのです。

 

基本的にリフォームは自社だけで行うことはできません。電気や設備、壁紙や畳、内装などなど他の業者様に協力してもらって初めてリフォーム工事になります。

 

仕事を渡す側も、仕事を受ける側も感謝の関係で繋がっているはずが、こちらの会社は下請け会社にお金を払わず、逃げまくっているそうです。

 

今回はその手口についても紹介します。

即金で払うと言って、当日来ない

建築業の請負契約については会社によって様々ですが、新規契約の場合は手付金もしくは即金は当たり前です。ですから、こちらのリフォーム詐欺会社も即金で払うと仰るそうです。

 

しかし、即金で払うと言ったわりに施工日当日は来ない。「急に行けなくなった」「都合が悪くなった」と言って「納品後すぐに振り込む」と言ってくるそうです。

 

結局お金は振り込まれず、そのまま下請法違反の支払日から60日を超えるわけです。

 

警察に被害届の提出及び公正取引委員会への報告で、詐欺か下請法違反かになるわけですが、どちらにせよ茨の道。

 

同業として思います。なぜこんな道を選ぶのかと。真っ当に仕事すればお客様から感謝され、仕事を紹介してもらえます。

 

下請け会社にしても同じです。こんなコロナ禍で大変な中、仕事をくれる元請け会社への感謝は絶対に忘れない。たぶん何か紹介できる仕事があった時、真っ先にあなたの会社にお願いするでしょう。

 

下請けに依頼した値段がいくらか知りませんが、長期的利益は間違いなくちゃんとお金を払った方がある。

 

私が偉そうに言うのも何ですが、経営者としての資質を疑わざるおえない。経営センスはないと思います。

法人登記された場所に行ったら会社はなかった

実は、この会社が登記されている場所と私のお店がある場所はすごく近い。歩いていける場所なので、法人登記されている場所に行ってみました。

 

(本当は写真載せたいけど・・・。今はやめておきます)

 

この会社は、間違いなくありませんでした。登記が変更された可能性もありますが、お客様にはこちらの住所を指定しているわけですから、明らか詐欺する気満々なのがわかります。

営業所も架空

この会社、他の県にも営業所があると言っているのですが、営業所も架空であることがわかっています。

以前は別の会社名でリフォーム工事を請け負っていた

その会社の代表は、以前別の会社名でリフォーム工事を請け負っていました。(以前は江戸川区にある中学校の近くに店舗を構え、リフォーム工事を請け負っていたそうです)

 

その頃から施工の悪評と職人たちの態度が悪いと、地元では有名だったと聞きました。おそらく悪評が祟って、まともな仕事を請け負うことができなくなったのではないかと推測します。

最後に筆者が伝えたいこと

なんでこんな情報知っているかと言いますと、私の仕事は畳屋で高齢者の方から直に話を聞きました。

 

この件について、もちろん警察にも相談しました。警察が言うには2021年9月から数件の被害が出ているが、まだ調査中で逮捕に至っていないとのことです。

 

今後もまだ被害が広がる可能性は十分にあります。

 

私の願いとしては、このブログを見てくれた人に自分の親や親戚、地域の高齢者の方へ注意喚起だけしていただきたいと思います。

 

甘い話には絶対に裏がある

 

「耐震化助成金を活用しましょう!私のところで簡易診断しますよ!無料ですよ!」と言い寄ってくるリフォーム業者には絶対注意しましょう。

 

読んでいただきありがとうございました。

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