古畳を外に出してはダメ?処分の畳はそのままにしてほしい理由

皆さんこんにちは!樋口畳商店の樋口です。今回は古畳は外に出してはダメ?処分の畳はそのままにしてほしい理由を紹介します。

処分する予定の畳はなぜ外に出してはいけないのか、処分業者が来るまで畳はどこに置いたらいいのかわからない方の参考になれば幸いです。

古畳を外に出してはダメ?

処分の畳はそのままにしてほしい理由、それは畳が濡れると重くなり処分料金が高くなるから。また害虫などが集まってきて、虫たちの溜まり場になってしまうから。またカビなどが繁殖してしまい除去してからじゃないと捨てられなくなってしまうからです。

ほとんどのお客様は畳をそのままの状態にされています。わざわざ畳をあげて、外に出す苦労するなんて考えられませんよね。

しかし、たま〜に古畳をあげて床下を見たい!畳屋さんが処分しやすいように外に出しておいてあげよう!などなどの理由から処分の畳を外においてくださる方がいます。

優しいお客様の気持ちは嬉しいのですが、フル畳を外に出して雨が降って濡れれば、畳が大変なことになるので絶対にやめてください。

どうしても古畳を外に出したい時は?

理由があってどうしても古畳を上げておきたい。そういう方はまず畳屋にご相談ください。すぐに対応してくれるかわかりませんが、近所であり事情をきちんと説明すれば必ず対応してくれると思います。

それでも都合が合わず古畳を外に出したい方は、天気を見て雨が絶対に降らない日にお願いします。

あと、駐車場などに屋根がついていて、雨が降っても濡れないから外出しておく!と仰る方もいますが、風が吹けば雨が入って畳が濡れるのでこれも注意してください。

何かレジャーシートのようなもので梱包するとか対策をお願いします。

以上、古畳を外に出してはダメ?処分の畳はそのままにしてほしい理由でした。

最後に

古畳を外に出す方は一般の方より若い大工さんが多いです。それもめっちゃ優しい本当性格が良い大工さんが外に出すんです。

嫌がらせじゃなくて優しさだってわかってるから余計言い難いんですよね。もしこのブログを読んでくださっている方で、古畳を外に出そうとしている方がいたら止めていただいて、畳屋に相談してもらえればと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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