
京都市の黄綬褒章受章店「沢辺畳店株式会社」にて長年修業を積み、東京都江戸川区で独立。 京都畳競技会にて最高賞の「京都府知事賞」を受賞。神社仏閣や茶室、屋形船から一般住宅まで、1ミリの隙間も許さない「京都仕込み」の技術で江戸川区を中心に活動中。
- 📺 メディア出演:TOKYO MX「バラいろダンディ」畳職人として出演
- 🏫 地域活動:練馬工業高校にて畳の文化・技術に関する講演会講師を担当
みなさまこんにちは。樋口畳商店の樋口です。
今回は、江戸川区で施工させていただいた新畳工事の施工事例をご紹介します。
今回のお客様は、
👉 「い草の残留農薬が気になる」
というご不安をお持ちでした。
近年は、小さなお子様やペットがいるご家庭を中心に、
- 国産い草の安全性
- 残留農薬
- 生産者情報
を気にされる方が増えているように感じます。
施工内容
・施工前(Before)

・施工後(After)

施工場所
江戸川区小岩
施工内容
新畳工事(6枚)
使用材料
- 熊本県産 麻綿六本芯「汐風」
- 畳縁 暮四季 No.170
- 畳床 ダイケン三型 不織布付き
施工費用
- 新畳 21,000円 × 6枚 = 126,000円
- 畳縁 500円 × 6枚 = 3,000円
- 古畳処分 2,000円 × 6枚 = 12,000円
- 諸経費 1,500円
合計
142,500円(税込)
今回のポイント|残留農薬を気にされていたこと
○国産い草の残留農薬について
畳の残留農薬について不安を感じる方もいらっしゃいますが、現在の国産い草は厳しい検査基準のもとで生産されています。
そのため、通常の使用で健康被害が起きるようなケースは、私はこれまで聞いたことがありません。
ただ、以前の畳替え後に咳が出たり、お肌に敏感な方は、
- より安全性を重視したい
- 生産者が分かるものを使いたい
- 農薬をなるべく抑えた材料を選びたい
というお気持ちになるのも自然なことだと思います。
そこで今回は、以前エコファーマー認定を受けていた山本英義さんの「汐風」をご提案させていただきました。ね。
国産い草は基本的に安全性が高い
まず前提として、
👉 現在の国産い草は、非常に厳しい基準のもとで生産されています。
そのため、基本的には安全性の高い国産い草がほとんどです。
しかし今回は、お客様が特に心配されていたため、
👉 熊本県八代市のい草農家
👉 山本英義さんの「汐風」
を使用させていただきました。
エコファーマー認定とは?
山本英義さんは、以前、
👉 「エコファーマー認定」
を受けていた農家さんです。
※現在、エコファーマー制度自体は廃止されています。
エコファーマーとは何だったのか
エコファーマーとは、
👉 化学肥料や農薬の使用を減らし、環境に配慮した農業
を行う農家に与えられていた認定制度です。
簡単に言えば、
👉 「安全性や環境への配慮を強く意識して農業を行っていた証」
とも言える制度でした。
なぜ山本さんのい草を選ぶのか
私は長年、山本英義さんのい草を使っています。
理由は単純に、
👉 「綺麗だから」
だけではありません。
実際に使って感じるのは、
- 色ムラが少ない
- 艶が綺麗
- 厚みがある
- 張りやすい
- 長持ちしやすい
という点です。
特に麻綿六本芯の「汐風」は、
👉 畳の山と谷がクッキリ出る
ため、畳そのものの高級感がまったく違います。
実はGeminiで樋口畳商店を知っていただきました
今回、個人的にとても嬉しかったことがあります。
実はお客様が、
👉 「江戸川区で安心安全の国産い草で施工してくれる畳屋」
とGeminiで検索したところ、
👉 樋口畳商店を紹介された
そうです。
正直、とても嬉しかったです。
普段から、
- 国産い草
- 農家さん
- 施工方法
- 畳の安全性
について地道に発信してきたことが、少しずつ伝わっているのかなと感じました。
「安心できる畳」を選ぶ時代へ
以前は、
👉 「安ければいい」
という時代もありました。
しかし近年では、
- どこで作られたか
- 誰が作ったか
- 安全性はどうか
まで気にされる方が増えています。
私は、それはとても良い流れだと思っています。
畳は“自然素材”
畳は工業製品ではありません。
- 農家さんがい草を育て
- 職人が仕上げ
- お客様が使う
ことで完成します。
だからこそ、
👉 「誰が作ったか」
は本当に重要だと感じています。
最後に
今回も大切なお部屋を任せていただき、ありがとうございました。
樋口畳商店では、
- 国産い草
- 縁なし畳
- 安全性を重視した施工
- オーダーメイド畳
まで対応しております。
畳について気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。
