・親方の仕事は何か教えて!
職人をしていると「親方はサボっている」「仕事していない」そんなことを言う弟子や職人がいます。これは事実でしょうか。そこで今回は、親方はサボっている?親方の仕事とはなにかを紹介します。親方の仕事が気になる方の参考になれば幸いです。
親方はサボっている?親方の仕事とはなにか
親方はサボっているのか。それは否。親方はサボっていません。
それはサボりではなく休憩です。そもそも親方の仕事とはなにか。これを解説しないと弟子や職人たちに納得してもらえないのかなと思います。
親方の仕事
親方の仕事とは、経営です。経営とは、会社をつぶさないようにちゃんと事業するということです。
弟子や職人を雇うためには、お金がかかりますよね。お金はどこからくるかというと施主、つまりお客様の懐から出てきます。
しかし、事業には材料代などの経費もかかるので、弟子や職人たちの給料だけを考えればいいわけではありません。ですから色々な施主に会って、元請業社に会って、たくさんの仕事をもらわないといけない。
たくさん仕事もらうためには、人に会わないといけませんよね。親方の仕事とは人に会うことです。たくさんの人に会って、自分たちの技術や技能をPRすることが親方の大切な仕事です。
そういった親方の仕事は昼に行われる場合もあれば、夜に行われる場合もあります。夜だったら日をまたぐこともありますし、ほとんど寝られない日もあります。
だからブタさんの親方は休憩室で寝てたのです。サボっていたわけではなく休憩していたのです。
確かに職人や弟子は現場で汗水垂らして働いているから仕事している感がある。それに比べて親方はくつろいで楽しそうに喋っているように見える。不満が溜まるのもわからなくもないです。
ただ、きっと人付き合いが苦手な親方ですよ(人付き合い得意な人は職人になっていない)。顔には出さなくても無理して頑張ってお客様と会話しているに決まっていますよ。
その点を弟子や職人さん達にはわかってもらいたいと思います。
以上、親方はサボっている?親方の仕事とはなにかでした。
最後に|まとめ
親方の仕事とは?
親方の仕事とは、会社がつぶれないように事業すること。具体的に言えば、人と会うこと。それが主な仕事だから親方はサボっているわけではない。
いかがでしたか。参考になりましたか。読んでいただきありがとうございました。