皆さん、こんにちは!畳職人の樋口です。今回は、10代におすすめの職人を紹介します。今10代で、どんな仕事をしたいのか悩んでいる貴方の参考になれば幸いです。
10代におすすめの職人の仕事とは?
・菓子職人
・電気工事士
10代におすすめな職人は大工
なぜ大工が10代におすすめの職人かというと、大工さんは木工のプロで色々なことができる。例えば、建具もできるし、家具もできます(畳の作業台も大工さんに作ってもらっています)。家以外の木工の仕事に途中から変えることができるのです。
その分、大変ですよ。京都で大工さんの修行も見ましたが、めちゃめちゃ厳しいです。でも、そういった厳しい環境に身を置いて得られる技術は、一生ものです。10代からやる価値はあるのではないかと思います。(そもそも楽してお金稼ぎたい人は職人向いていないと思います)
10代におすすめの職人は菓子職人
なぜ菓子職人が10代におすすめなのかというと、大工さんと同じ理由です。菓子職人というと和菓子の職人と洋菓子の職人(パティシエ)で完全に区別されるイメージがありました。しかし、最近は和洋折衷のお菓子を作る職人さんも増え、和菓子を作る職人と洋菓子を作る職人の境界が曖昧になってきているように感じます。
私は菓子職人の業界にいないので詳しくないですが、大工仕事をやっていたら大工さんって呼ぶのと同じ現象が、菓子職人の業界にも起きているのではないかなと思います。
今後は、あまり言葉に囚われないように、菓子職人は仕事ができるのではないでしょうか。
10代におすすめの職人は電気工事士
職人の業界の中でも比較的給料が高いことで知られているのが電気工事の仕事です。とくに第一種電気工事士の資格を持っていると年収700万とも言われています(待遇や仕事内容による)。ただ、電気を扱いながら高い高所での仕事も多いそうで、危険性は大工さんや菓子職人よりあります(仕事内容による)。その点は注意したほうがいいかもしれません。
とはいえ、電気はインフラですから無くてはならない仕事。やりがいは絶対にあると思います。10代で何かの職人になりたい方は電気工事士がおすすめです。
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以上、10代におすすめの職人の仕事とは?でした。
最後に
最後に一言だけ。
綺麗事を言うようだけど、人生後悔してほしくない。「この仕事選ばなければよかった」「もっと違う仕事やればよかった」そう言う話を聞くたびに、私はとても悲しくなる。だから後悔しない為に、自分が得意なことが何なのか、ちゃんと調べてほしい。
得意なことであれば、あなたはその仕事に向いている。途中、困難なことがあっても得意なことであれば、絶対に乗り越えることができる。好きという情熱は後からついてきます。後悔のない人生を、楽しい人生を歩んでもらいたい。そう願います。
読んでいただきありがとうございました。