梅雨の換気ってどうやるの?お金をかけずに梅雨の換気をする方法

 

・梅雨の換気ってどうやるの?
・お金をかけずに梅雨の換気をする方法を教えて!

 

みなさん、こんにちは!畳職人の樋口です。もうすぐ梅雨ですね。

 

梅雨は雨が続いて、湿気がたまる。晴れの日がないから換気もできない。雨が続く時期はどうすればいいの?と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、梅雨の換気ってどうやるの?お金をかけずに梅雨の換気をする方法を紹介します。梅雨で換気できない!雨が続いて湿気がたまる!と困っている方の参考になれば幸いです。

梅雨の換気ってどうやるの?

結論を言えば、雨が続く時期の換気の方法は、お部屋の空気を綺麗にする為には空気清浄機湿気を抑える為には除湿機を使うしかありません(除湿機能付き空気清浄機も可)。

 

ネットだと、雨の日でも窓を開けて換気したらいいとか書いている人がいるのですが、冬や春はまだしも夏は誤りです。と言うのも夏の雨粒は大きい(上昇気流との関係)ので、室内に雨が入ってくる可能性があります。いつ突然激しい雨になるのかわからないのに、窓を開けておくなんてリスクが高過ぎます。梅雨の時期に窓を開けるのは絶対にお勧めできません

 

ちなみに、畳が雨に濡れるとどうなるかは御承知のとおりだと思いますが、フローリングも長時間にわたり雨に濡れると腐蝕しますよ(木材によって変わりますが)。梅雨の時期は窓の閉め忘れも多いので注意しましょう。

 

お金をかけずに梅雨の換気をする方法

お金をかけずに梅雨の換気をする方法
・部屋全体に空気が通るようにする
・給気口とか換気扇を利用する
・炭などの自然素材を使う

 

私は京都に六年住んでいたのですが、京都という街は暑く湿気が多い盆地で、すごくカビが発生しやすい環境でした。そこで、京都の人たちは六月になると、暑さと湿気対策の為に暮らしの衣替え(今は行わない人も増えたそうですが)を行います。

 

暮らしの衣替えとは、襖を外して葭戸(よしど)を付け、畳の上に筵(むしろ)を敷く、といった模様替えのことです。こうすることで部屋中に空気が通り、暑さを軽減しながら湿気対策をしています。

 

部屋全体に空気が通るようにする

都会の家は機密性が高く、ドアや扉を閉めていると湿気が抜けない環境にあります。そこでまずは、仕切りを作らない。部屋全体に空気が通るようにドアや扉をあけておく。これがまず大切なことです。

 

給気口とか換気扇を利用する

次に、給気口とか換気扇を綺麗に掃除して適度に利用するのをお勧めします。給気口とか換気扇は除湿ができるわけではありませんが、空気の交換には十分効果が期待できます。それと併用して、エアコンの除湿機能なんかも上手に利用することをお勧めします。

 

炭などの自然素材を使う

BBQをやって炭とかが残っているならそれも活用していきましょう。竹炭とか商品で販売されている炭より効果は期待できませんが、自然素材は吸湿性があるので、多少は吸湿機能を発揮してくれると思います。部屋の四隅低い場所に設置するとなお効果的です。

 

▼関連記事:畳職人がおすすめする和室の防湿対策は?【湿気対策には炭八】 

 

以上、梅雨の換気ってどうやるの?お金をかけずに梅雨の換気をする方法でした。

最後に|まとめ

雨が続く時期の換気の方法

  1. 空気清浄機を使う
  2. 除湿機を使う

 

お金をかけずに梅雨の換気をする方法

  1. 部屋全体に空気が通るようにする
  2. 給気口とか換気扇を利用する
  3. 炭などの自然素材を使う

 

最後に一言だけ。暮らしにおいての新常識なんてほとんどありません。むしろ悪くなることばかり。暮らしにおいては、過去から学んだ方が圧倒的に暮らしやすくなります。暮らしかたの新常識!なんて謳う本やブログを読むより、徒然草を読むことをお勧めします

 

読んでいただきありがとうございました。

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