明けましておめでとうはいらない?
皆さんは「明けましておめでとう」通称あけおめメールを送りますか?
年賀状を送らないからあけおめメールを送るという人もいれば、年賀状を送ってあけおめメールは送らないという人もいるかもしれません。
どちらにせよ。何らかの方法を用いて明けましておめでとうは伝えるようですが、私は少し考え方が違います。
そこで今回は明けましておめでとうはいらない?私があけおめメールを送らない理由を紹介します。
明けましておめでとうメールって重要?と思っている方々の参考になれば嬉しいです。
明けましておめでとうはいらない?
そもそも、”明けましておめでとう”とは一体何なのか。なぜ年があけることがおめでたいのか。そこからご紹介していきます。
なぜ年が明けることがおめでたいのか
・春の訪れだから
年神(歳神)様を迎える日だから
年神様とは?
日本神話では、『古事記』において須佐之男命と神大市比売(かむおおいちひめ・大山津見神の娘)の間に生まれた大年神(おおとしのかみ)としている。
歳神様は、どうやら神道における神様のようで、お正月にやってくる来訪神であると考えられているそうです。
五穀豊穣や子孫繁栄、祖霊(先祖の霊魂)として祀られています。
今年一年を守り統べる神様が来る日だから正月はめでたい。
これが年明けがめでたい理由かもしれません。
春の訪れだから
正月のことを「新春」や「迎春」なんてよく言いますよね。
これは旧暦の名残だと言われています。
天保暦(太陰太陽暦の暦法)では、一月一日から三月末までを春としていた為に、現在においてその名残から一月一日を新春や迎春と呼ぶのだそうです。
では、なぜ春の訪れがめでたいのか。
それは一月に種まきが始まり「芽出たい」から「めでたい」になったという説があります。
この二つの説はどちらとも断固たる確証があるわけではありません。
というのも、明けましておめでとうはかなり古くからある日本の伝統的挨拶の一つで、正月は古くからある伝統的行事の一つです。
古いことはわからない事も多いので、「ホンマでっか!?」くらいで読んでもらえた嬉しいです。
とはいえ、年が明ける事に関して、私はどんな説であろうがおめでたい事だと思っています。
家族揃って、また一年を迎えられる事は幸せな事であり、一年間の安寧を祈ることだからです。
だから友達にしても、仕事関係の人にしても、知り合いにしても、明けましておめでとうは必要な事だと思っています。
では、なぜ私があけおめメールを送らないのか。その理由を解説します。
私があけおめメールを送らない理由
その理由はたった一つです。
明けましておめでとうを言い過ぎだから
皆さんは明けましておめでとうを同じ人に何回も言った記憶はないですか?
例えば協力会社の人に、年賀状でも明けましておめでとうと言い、メールでも明けましておめでとうと言い、電話でも明けましておめでとうと言い、会っても明けましておめでとう言う。
普通に言い過ぎ出し、超面倒くさいですよね。
私の場合、会う予定がある人なら会って「明けましておめでとう」と伝えるので、あけおめメールも年賀状も送りません。
会わない予定の人には元から何も送りません。
会う機会のないお世話になった人なら毎年お歳暮を贈るので、何も送りません。
つまり、何も送りません。
それが礼儀知らずだと思われてもこのスタイルを変える事はありません。
明けましておめでとうを気にして時間を使い過ぎれば、お祝いする事に時間を使えなくなるし、正月から人の事で頭いっぱいになってしまいます。
明けましておめでとうがいくら必要な挨拶でも、いき過ぎれば削減して全く問題ないと私は思います。
皆さんも明けましておめでとうの使い過ぎを感じたら削減していく事をお勧めします。
最後に
明けましておめでとうを適当に扱っているわけでなく、神経質なあけおめをやめただけです。
気持ちのこもっていない挨拶や御礼が気色悪いのと同じで、適当なあけおめするくらいならしない方がお互い時間使わないし、WinWinだと私は思います。
読んでいただきありがとうございまいした。