今回もエッセイです。退職代行サービスとバックれについて書きました。仕事やめようか悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
退職代行するぐらいならバックれちゃえばって話
この前サラリーマンの友達がこんな話をしていた。
「俺が仕事辞めたら一緒に働いている人に迷惑かかる。だから辞めたいけど辞められない」
私は感激した。責任感あってエライなって本気で思った。
とはいえ一方で、迷惑ってどれだけかかるのかなという疑問も抱いた。というのも、私は先日、外注先のクロス屋さんにバックれられた。お客様は本当に優しい人で全然怒らなかったけど、初めてのバックれで、私はすごくショックだった。
ただ、意外にも代わりのクロス屋さんはすぐに見つかった。
バックれは迷惑は迷惑だし、そういったことは2度とやめてもらいたいと思う一方で、思っていたよりすぐに穴埋めできたことに驚いた。
そもそも職人の世界ではバックれする人がとても多い。日常茶飯事とは言わないけど、若い職人さんは結構バックレる。私なんかより大工の親方とか工務店の現場監督はよく知っていることだろう。
だからサラリーマンの世界もバックれる人は多いのかと思っていた。それこそ職人より人口が多いわけだから、日常茶飯事バックれる人がいるのかと思っていた。
どうやら違うらしい。サラリーマンの方は真面目で、周りの評価をとても大切にしているのだとか。だから周りの人に迷惑かけたくないからと、自殺寸前まで頑張ってしまうのだそうだ。
仕事やめるのに退職代行?
そんなサラリーマンに今、退職代行サービスというのが流行っているらしい。
退職代行とは、仕事を辞めにくい本人に代わって、会社側に退職の意思を伝えるサービスのこと。金額は、27,000円前後で、主に20代前半〜30代前半の若い人が利用しているサービスだそうです。
初めて退職代行サービスの存在を知った時、正直言って驚いた。職人ではバックれてやめる人も多いのに、わざわざお金を払って退職代行を使ってやめるなんて、驚いたし、めっちゃくちゃ真面目だと思った。
そこまで気を遣わなくていいんじゃない?
職人の中にも真面目な人間はいる。でも、退職代行を使ってまで仕事辞めた人は聞いたことがない(現場監督なら退職代行使ってそうですが)。
「やめます。お世話になりました」じゃダメなのかなと私は思ってしまう。
責任感あるサラリーマンの人が真面目で尊敬する一方で、退職代行を使ってまで会社のこと、同僚のことなんか気にしなくて大丈夫なのに・・・。と私は思ってしまいます。
まぁサラリーマンと職人とでは、働き方が少し違うのかもしれませんが。
以上、退職代行するぐらいならバックれちゃえばって話でした。
エッセイ記事はnoteで書いています。
こちらからご覧ください。https://note.com/higu_yuu
最後に
バックれしまくっている職人に、責任感あるサラリーマンたちの爪の垢を煎じて飲ませたい。それぐらいサラリーマンは立派だと思います。
でも、そういった責任感のせいで仕事辞められず悩んでいるなら、給料?ボーナス?振り込まれたその日にバックれちゃえよ。って思ってしまいました。(20代なら退職金もたかが知れてるでしょ?知らんけど)
友達にはもちろん直接言ったけど、もし仕事辞めたいで悩んでいたらバックれも頭に入れておくべきだと思います。あなたが思っているより、そこまで迷惑じゃないかもしれませんよ。
読んでいただきありがとうございました。