野球部をやめたい?先輩との人間関係で悩んでいる球児への解決策

 

野球部をやめたい

 

先輩との人間関係からそう思い悩む球児たちは多いです。

 

今回は、そんな野球部の先輩との人間関係で悩んで、野球をやめたいと思っている球児たちへの解決策を紹介します。

 

私が野球部だった頃の体験が、球児たちの悩みを解決する糸口になれば幸いです。

野球部をやめたい?先輩との人間関係で悩んでいる球児への解決策

 

私は高校一年生から二年生くらいまで、一部の野球部の先輩たちから目の敵にされていた。「頼むからやめてくれ」「邪魔なんだよ」「お前いらねぇよ」の罵詈雑言は日常茶飯事。挨拶は当然、ガン無視。他の奴の挨拶にはワザとらしく「お〜おはよう」なんて言うんだからタチが悪い。本気で野球やめたいと思った。

 

そんな日々を送っていたある日、嫌味な先輩が私に「飲み物買いに行け!モノはお前のセンスに任せる!」と命令してきた。いつものことだと「はい」と返事をし、学校近くの自販機に行ってスポドリを購入。走って嫌味な先輩の元へと戻った。すると先輩は、「この飲み物センスが悪い。もう一回買いに行け。お前の金で」と憤慨しながら私に言った。悔しかった。言い返せない自分に何もできない自分に悔しくて悔しくてたまらなかった

 

 

それから数日後、私たち同期全員が野球部のキャプテンから呼び出しをうけた。誰か何かやったのか?同期たちの間でそんな不安が蔓延するなか、キャプテンは言った。

 

「お前らの中で、俺たちの代から過度な嫌がらせをうけている奴がいるだろ!樋口と〇〇。お前ら正直に言え」

 

私ともう一人は一瞬驚いた後、先輩たちからの罵詈雑言のこと、挨拶のこと、この前の飲み物のことを話した。それを聞いたキャプテンは、「俺が言っておく。ごめんな」と言って皆んなを解散させた。

 

それから嫌がらせの数々はなくなり、グラウンド上でも、部室でも居心地が良くなったし、本気でやめたいと思っていた野球も、また楽しんでできるようになった。

 

全てキャプテンのおかげだ。

 

 

野球部には、確かにクソみたいな先輩もいる。罵詈雑言を言いパシリにし、無視する。人間のクズみたいな奴ら。

 

でも、野球部にはそんな人ばかりじゃない私のキャプテンのように、同期であろうが悪いことであればしっかりと注意ができる。そんな立派な先輩もいる

 

もし今、野球部の先輩との人間関係で悩んでいるなら野球部をやめたいと考えているなら、まずはキャプテンや親しい先輩に相談してみてほしい。もしかしたら私のキャプテンのように話を聞いて、同期を正してくれるかもしれない。

 

先輩に相談もせず何もせず、野球部を去ればいいという人もいるかもしれない。それも選択肢としては有りだ。有りだけど、人間のカスみたいな野球部の先輩のせいで、貴方が野球を嫌いになるのは、私が納得できない。なんでクソみたいな奴が伸び伸び野球をして、貴方が暗い顔して野球をやめなければならないのか。理解できない。

 

だから一度だけ、キャプテンや親しい先輩に相談してほしい。もし、誰も助けてくれなかったらそれならそれでいい。そんなクソみたいな奴が集まった烏合の衆と一緒に野球やる必要はないし、そんな奴らなんて初戦敗退がオチ。思い出に酔いしれることもできない。それなら、さっさと野球なんかやめて別のことをやった方が勝ち馬だ。いっその事、スカッと野球を諦められる。どのみち後悔はないはずだ。

 

大好きな野球を嫌いになる前に、後悔が残らない為に、一度だけ先輩に頼ってみてほしい。私はそう思う。

最後に

 

ふと、あの頃を思い出す。真夏の陽が降り注ぐ広大なグラウンド。汗と土の香りに包まれながら白球を追いかけていた青春の日々。辛くて、苦しくて、一瞬だけ嬉しい。私にとって野球は、人生そのものだった。

 

この記事を見ている貴方が、野球を続ける野球をやめるどちらの選択をしてもいいと私は思っている。

 

野球以外にも楽しいスポーツはいくらでもあるし、これから生きていくのに必要な勉強をやった方が賢い。だから誰に気兼ねすることなく自ら決断すればいい。

 

ただ、後悔だけはしてほしくない。高校生活はたった一回キリだ。あの時、「野球を続けておけばよかった」「野球なんてやらなければよかった」なんてどちらも思ってほしくない。

 

皆さんの決断が良い方向に向かうよう東京の地より祈っております。

 

読んでいただきありがとうございました。

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