赤ちゃんをどこで遊ばせたらいいの?
赤ちゃんをどこでお昼寝させたらいいの?
私たちは、赤ちゃんを育てるのにおすすめな場所として和室をおすすめしています。
なぜ赤ちゃんを育てるのに和室がおすすめなのかというと理由は4つあります。
・和室は下の階の住人の迷惑にならない(なりにくい)
今回のテーマは「赤ちゃんを育てるのに和室がおすすめ!」ということですが、幼児だけでなく、小児を育てる環境としても和室は優れています。
北九州市立大学の森田教授の研究によれば、フローリングで勉強するより畳の上で勉強した方が集中力が高まる!とのこと。
ある塾で小中学生を対象に、勉強部屋に畳を敷いて、計算問題を時間内にできる限り解いてもらう実験を行ったところ、解答数が全体で14.4%も伸びました。これは、い草のもつリラックス効果と吸音性による集中力の持続効果が要因だと考えられます
和室は赤ちゃんだけでなく、小・中学生の子供を育てるのにもおすすめ!というわけですね。
▼い草の効果についてはこちら:有名ない草の生産地はどこ?|国産い草の機能と現状について解説
▼畳の効果についてはこちら:畳の効果とは?日本固有の文化である畳について紹介
というわけで!今回は、赤ちゃんを育てるのに和室がおすすめな3つの理由をご紹介します。赤ちゃんを育てる環境はどんな環境がいいのか悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
赤ちゃんを育てるのに和室がおすすめな4つの理由
赤ちゃんを育てるうえでどのような床材が適しているのか。
私たちが赤ちゃんを育てる環境として和室をおすすめしている一番の理由は、和室には畳が敷かれているからです。
畳は、ある程度のクッション性がありながら柔らか過ぎず、硬過ぎない。
赤ちゃんを育てる床材として優れた床材であるのは間違いありません。
その証拠に平成22年度11月〜12月より島根県内の保育園と幼稚園、認定こども園の畳の使用状況の調査を行なった結果、敷き畳は 7 割近くの施設に、置き畳は 6 割近くの施設に設置されていました。
また敷き畳、置き畳を設置している空間は低年齢の子供が使用するお部屋だということもわかりました。
島根大学教育学部 幼稚園&保育所における畳の使用実態 より引用
論文
つまり、赤ちゃんを育てるベストな床材として保育のプロ(島根県内の)が認めている床材であることがわかると思います。
では、このような事実をふまえて赤ちゃんを育てるのに和室がおすすめな理由を1つ1つ紹介していきます。
和室は多目的に利用できるスペース
和室って何に使う部屋?
たまにこのようなことを言われますが、私たちからすれば何に使ってもいい部屋であり、多目的に利用できるスペースだと思っています。
赤ちゃんのお昼寝するスペースとして利用しても良し、ハイハイするスペースとして利用しても良し、遊ぶスペースとして利用しても良しです。
多目的なスペースならクッションマットやジョイントマットを購入してフローリングの上に敷く方法も考えられますが、掃除が面倒だとか、処分が面倒だとか、余計なお金が掛かってしまうなどデメリットも多々あります。
その点和室は表替えするだけでいい(綺麗ならしなくてもいい)のでお金もかからない。
和室は多目的に使えデメリットも少ないスペースと言えます。
和室は怪我をしにくいので安心して使える
赤ちゃんはよく転倒します。
硬いフローリングに頭をぶつけ怪我をするかもしれません。
その点和室に敷いてある畳なら転倒した拍子に頭をぶつけても安心です。
ハイハイして立って転倒して。
和室であれば親御さんも安心して成長を見守ることができます。
▼関連記事:赤ちゃんにおすすめのマットは?ジョイントマットVS置き畳VSフロアマット
畳にはリラックス効果と落ち着きの効果
みなさんは和室に敷いてある畳に色々な効果があるのをご存知ですか。
畳の香りには人をリラックスさせる成分フィトンチッドとバニリンが含まれています。
フィトンチッドとは主に樹木などに含まれ、殺菌効果と防腐効果があります。
また、森林浴で感じられる爽快感と癒しはフィトンチッドによるものだと言われています。
バニリンはバニラに含まれる成分でリラックス効果の他に、肥満予防効果があるそうです。
とはいえバニリンの香りを嗅ぐだけでは肥満予防になるわけないですが・・・・。
人間が生活するのに一番適した環境はコンクリートに囲まれた空間ではなく、自然に囲まれた空間な。
和室には畳だけでなく木材や土壁または漆喰など自然のものが多く使われています。
赤ちゃんにとって和室がおすすめ!はもちろん、人間にとっても和室がおすすめ!なのです。
和室は下の階の住人の迷惑にならない(なりにくい)
子供は元気が一番!とはいっても走りまわると下の階に住んでいる方にご迷惑をおかけしてしまいます。
「足音がうるさい!!!」と言われないためにも防音対策は欠かせません。
そこでおすすめなのが和室の活用です。
和室に敷いてある畳には防音効果が期待できます。
小さい子が多少走り回っても音を吸収してくれるでしょう。
とはいえ、近年マンションの畳は厚さ15㎜とかなり薄い畳も出てきました。
厚さ15㎜の畳だと防音効果は少し薄れてしまいます。
ですが、薄い畳は軽くて持ち上げやすいので、畳の下に防音のシートを簡単に張ることができます。
以上が赤ちゃんを育てるのに和室がおすすめな理由でした。
最後に和室がない御宅におすすめの畳をご紹介します。
和室がない御宅におすすめの畳
我が家には和室がない
近年は和室がない御宅も増えてきました。
和室がない御宅には、この記事は関係ない。わけない!!!
和室がなくてもワンスペースに置ける畳があります。
和室がないなら置き畳がおすすめ!
置き畳とは、置いて使う畳のことで、若い主婦層に人気の商品です。
▼おすすめの置き畳はこちら:置き畳のおすすめって何?|置き畳のメリット&デメリットについて紹介
▼赤ちゃんにおすすめはこちら:赤ちゃんに人気おすすめの置き畳は?子供にも安心して使えるフロア畳
置き畳はおしゃれでカワイイ色の商品なのですが、値段は少し高め。
「もっと安い、お手頃な値段のものが欲しい」というお客様には畳マットがおすすめです。
和室がないなら畳マットがおすすめ!
畳マットとはフローリングなどの上に敷く天然のい草で編んだマットのこと。
基本的にお手頃な価格で手に入り、デザイン性も高いです。
価格:20,328円 |
とはいえ、置き畳と比べると耐久性、吸音性は低く、そこまで大きな効果は期待できないと思います。
▼畳マットについてはこちら:畳マットは赤ちゃんに優しいのか?|安くてオススメな畳マットを紹介
▼い草ラグについてはこちら:ネットで買える!おすすめのい草ラグは?|おしゃれない草ラグを紹介
気になる方はぜひチェックしてみてください。
最後に
いかがだったでしょう。
赤ちゃんを育てるのに和室がおすすめな理由がわかりましたか。
昔は和室で子育てするのが当たり前でした。
柔らかい畳の上で遊ばせ、寝かしつけ、ミルクをあげる。
おそらく和室で子育てした方が効率がよかったからだと思います。
時代の変化が及ぼす影響は良い場合と悪い場合があるのかもしれませんね。
読んでいただきありがとうございました。