マスクがない
東京都内のどこを探してもマスクは品薄状態。なかなか手に入らず困っている方も多いかと思います。
そんな中、京都の畳屋さんが畳表で作った畳マスクを考案しました。
イグサのござで「畳マスク」 天然の抗菌素材、畳店4代目考案「無償で配ろう」と呼び掛け https://t.co/nlNcmKLLJa
— 京都新聞 (@kyoto_np) April 16, 2020
そこで今回は、畳マスクは手に入れる方法は?マスクが無い緊急事態に畳マスクを紹介します。
マスクが無いと困っている方、畳マスクが欲しいと思っている方の参考になれば嬉しいです。
マスクが無い緊急事態に畳マスク
畳マスクとは?
畳マスクとは、天然藺草の畳表で作られたマスクのこと。
一般的なマスクの効果としては、咳やくしゃみをした際に拡散する範囲を抑えてくれる効果が期待できる他、手についたウイルスなどのばい菌を口に入れないように防いでくれる効果が期待できます。
この畳マスクも一般的なマスクほどではありませんが、ある程度の拡散を防ぐことはできるのではないかと思います。(もちろんガーゼ付きで)
とはいえ、一般的なマスクにしても、畳マスクにしても空気中のウイルスを防ぐ効果はないと言われています。そもそもマスク自体に効果があるのか、ないのか議論がある為、正直な話をいえば私もよくわかっていません。
なので畳マスクはあくまで予備の予備マスクとして利用していただくのが正しい使い方だと思います。使い物にならなかったら匂いだけ楽しんで後は燃えるゴミに捨てて下さい。
畳マスクの注意事項
- 畳マスクに使用されている畳(目積表)は不織布や布に比べて目が相当荒いものになります。したがって、畳マスクだけでは飛沫を防ぐことができません。畳マスクを使用する際は必ずガーゼ(テッシュペーパーやキッチンペーパーも可)を間に挟んでご使用ください
- 京都新聞のタイトル欄に天然の抗菌素材と書かれていますが、正しくは腐敗細菌(腸管出血性大腸菌O157、サルモネラ菌、黄色ブドウ球菌などの食中毒細菌、バチルス菌、ミクロコッカス菌など)に対しての抗菌作用が期待できる素材(2002年に防菌防黴学会誌で発表)。見出し的にまるでウイルスにも抗菌作用が働くかのような煽り文になっていますが、おそらくコロナウイルスに対して抗菌効果は期待できないでしょう。詳しくは専門医、学者に聞いてください。
- 畳マスクは、畳で作られているので洗濯することができません。また、中のガーゼを変えて使うにしても衛生上何回も使用できません。もし二回、三回使う場合は、必ずアルコールなどで消毒をして、よく乾かしてから使用してください。マスクの衛生に関しては専門家に聞いてください。
畳マスクは手に入れる方法は?
この畳マスクを考案したのは京都にお店を構える『もとやま畳店』です。
▼もとやま畳店HP:https://www.kyo-tatami.com/
畳マスクが欲しいという方は、もとやま畳店のホームページにあるお問い合わせフォームで注文することができると思います。ただ、無償でやっていることなので、もとやま畳店だけに負担を強いるのは、同業者として申し訳ない気持ちがあります。(京都でお世話になったのもありますが)
それで、先日もとやま畳店の店主に連絡を取り、東京の畳屋さんで畳マスクを作ってくれる畳業者を募っています。
もちろん、私も無償で畳マスクを作って送りますので、東京近辺で畳マスクが欲しいという方がいらっしゃったらDMご連絡下さい。そしたら送料も安く済むと思いますし。(お名前、住所、連絡先(メールアドレス可)は必須で御願い致します)
▼メールアドレス:higuti.0708.w@gmail.com
▼フェイスブック:https://www.facebook.com/profile.php?id=100015253849449
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※これから準備するので、時間は掛かります。御了承下さい。
読んでいただきありがとうございました。