あおり運転ダメ!絶対!
ニュースでも話題のあおり運転。
あおり運転とは、運転中の些細なことで激昂し、前の車を煽る、横の車に寄せる、後ろの車に等の攻撃的な運転をする行為のことを言います。
あおり運転は重大事故にも繋がりかねない危険な行為であり、絶対にしてはいけないことです。
道路交通法の車間距離保持義務違反(罰則は高速道路が3カ月以下の懲役または5万円以下の罰金、一般道が5万円以下の罰金)。急ブレーキ禁止違反(3カ月以下の懲役または5万円以下の罰金)、追い越しの方法違反(同)、進路変更禁止違反(5万円以下の罰金)。また、相手の運転者に心理的に恐怖を与えたなどとして刑法の暴行罪(2年以下の懲役もしくは30万円以下の罰金など)、自動車運転死傷処罰法の危険運転致死傷罪(負傷は15年以下の懲役、死亡は1年以上の有期懲役)などが適用される。※今後あおり運転の罰則が強化される方向である。2019年10月
2020年6月
あおり運転罰則。3年以下の懲役又は50万円以下の罰金。違反点数25点・運転免許取消し(欠格期間2年)。さらに、あおり運転によって他の自動車を停車させた場合は、5年以下の懲役又は100万円以下の罰金、違反点数35点・運転免許取消し(欠格期間3年)とかなり重い処分になりました。
とはいえ、いくら貴方様が運転に気をつけても世の中には危険な人が一定多数います。
ちゃんと運転していても事故に巻き込まれることがあるように、どんなに運転に気をつけても煽ってくる人は煽ってくるのです。
ただ、あおり運転対策を全くしないのと対策するのとでは、あおり運転をされるリスクが全く違います。少なからず対策は講じるべきです。
そこで今回は、あおり運転の対策と煽られる方の運転で気をつける5つのことについて紹介したいと思います。
あおり運転対策に役立てれば幸いです。
最初に申し上げておきますが、あおり運転はどんな理由があっても絶対にやってはいけない許されない行為です。あおり運転をした所為で関係ない人を巻き込み殺してしまった事件はたくさんあります。何度の言いますが。あおり運転は絶対にやってはいけません。ただ、毎日車を運転してますと無茶苦茶な運転をされている方、自分勝手な運転をされている方も多数見受けられます。正直、イラっとすることもあります。無論、私は煽ろうとは思いませんが、そういった運転があおり運転をする方の心に火をつける可能性は否めないと思います。「あおり運転は許されない危険な行為である」という前提は勿論ですが、煽られる方の運転にも気をつけなければならないことがあるということを、この記事では申し上げたいと思います。また、次の話が煽られる方の全ての人に当てはまる事ではないことも重ねて申し上げます。
煽られる方の運転で気をつける5つのこと
・車間距離をあけすぎない
・強引な割り込みをしない
・法定速度で走る
・御礼をする
道を間違えた際に車線変更しない
知らない場所を運転していると道を間違えることはよくあります。
それこそ右折待ちから直進に変更したり、左折しようとしていた筈なのに直進に変更したりする車をたまに見かけます。
私も同じことをした経験、された経験があるので強くは言えませんが、道を間違えた際は諦めて間違えた道を進むべきです。
車が全くない田舎道なら未だしも、車の通りが激しい道はそのような車線変更は迷惑極まりないです。
結局回り道をしても車なんて五分程度しか影響しません。その5分のために事故を起こしたら本当に勿体無い。
絶対にやめましょう。
車間距離をあけすぎない
法定速度60キロでの一般道の適切な車間距離は45mと言われています。(45メートルとは普通自動車が約10台分程度)
45メートルである理由は60キロの速度で走っている車がブレーキを踏んで停止するまで44m必要だからだそうです。(東京海上日動)
ただ、これは停車中の車との車間距離もしくは固定されて動かない障害物との車間距離の話。
目の前を走っている車が仮に同じ60キロの速度で走っていたとし、ほとんど同じタイミングでブレーキをかけたとしたらその車も停車するまで44キロ進み、ほとんど同じタイミングで停車します。(勿論、ブレーキの踏み込み具合や踏んだタイミングで多少の誤差はありますが)
つまり、動く車相手なら一定の車間距離をあけておけば問題ないのです。
では、一定の車間距離とはどのくらいか。
60キロの速度で走る場合、30メートル〜35メートルぐらい(普通車6台〜7台分)。50キロの速度で走る場合は、20メートル〜25メートルぐらい(普通車4台〜5台分)。40キロの速度で走る場合は、10メートル〜15メートルぐらい(普通車2台〜3台分)。だろうと思います。
これくらいの車間距離なら急な割り込みにも対応でき、後ろの後続車にも迷惑をかけない安心安全な運転ができると思います。
強引な割り込みをしない
強引な割り込みをする背景には様々な理由があるのかもしれません。
例えば、左側に駐停車している車があるとか、道路工事をしているとか、左折しようとしている車で渋滞しているとか、色々あるかと思います。
「は?路駐すんなよ!まじかよ」とムカつく気持ちは理解できますが、だからと言って強引な割り込みをして良い理由にはなりません。
後続の車が走っている場合には必ず待つこと。いなくなった後で車線変更するのが常識です。
法定速度以下で走る
歩道を歩いているとたまにお喋りしながらゆっくり歩いている人たちがいますよね。
並んで歩いていると道も塞がってイラっとするものです。
ただ、歩道の場合「すみません」と声を掛けられるので対処は可能です。
一方、片側一車線の道路はどうでしょう。
道を塞いでゆっくりと走っている車に声をかけることは出来ませんし、追い抜くこともできません。
前の車のペースに合わせないといけないのです。
だからといって法定速度をオーバーしてスピード出して走れ!というわけではありません。
ただ、法定速度以下でゆっくりと走る行為は、後ろの車に対しても迷惑な運転だと言いたいのです。
何か道に迷っているなら停車できる場所を探して止まるとか、近くのコンビニに入って止まるとか方法は沢山ある筈です。
自分本意な運転は周りの方が迷惑するので注意してもらいたい。
御礼をする
運転は常に譲り合いの精神です。
車線変更したい車を入れてあげる。車線変更したい時に入れてもらう。こういった譲り合いの精神が道路上で大切になってくるわけです。
ただ、譲ってもらった後に何も合図せず堂々と立ち去って行く車もあります。
私は全く気にしませんが、一般的に考えると間違っていると思います。
電車で席を譲ってもらった時には「有難う」って言うだろうし、コンビニでレジを譲ってもらった時にも「有難う」と感謝するでしょう。
車の運転とて同じです。
譲り合いの精神は感謝もセットで語られなければ意味のないものだと私は思います。
あおり運転の対策は?
あおり運転の対策で大切な三つを紹介します。
・ナンバープレートをメモ(写真)する
・ドライブレコーダーを設置する
止まらない&降りない&話さない
あおり運転をするということは正常な状態ではなくキレた状態であり、論理的な話は通じません。
感情的に喚くただの犬みたいな存在です。
話して分かり合うなど不可能ですし、降りる行為も殴られるかもしれないので危険です。
また、車を止めることも絶対にしてはいけません。(一般道での信号待ちは仕方ないが、高速道路の場合、警察に連絡した後、安全が確保できる場所まで絶対に止まらないようにすること)
もし仮に前に割り込まれてブレーキを踏まれたとしてもです。
ぶつけて下さい。
よく「後ろの車から前の車にぶつけた場合には10:0で後ろの車が賠償する」という話を聞きます。
無論一般的には間違いありません。
ただ、あおり運転の場合は違います。
危険な行為による緊急避難であり、過剰にぶつけなければ賠償責任を負う可能性は低いです。(ただし、ドライブレコーダーやスマホの動画撮影など証拠は必要。詳しくは弁護士に相談してみて下さい)
それに高速道路において何も無い状況なのに故意でブレーキをかけ後ろの車を止めること自体犯罪です。
証拠さえあれば、幾つも刑がつき罰則を受けるのは間違いなくあおり運転をした側です。
ナンバープレートをメモ(写真)する
あおり運転の車が逃げる場合があります。
その時の為に必ずナンバープレートをメモする、もしくは写真を取ることが必要です。
もしナンバープレートが見えない(ナンバーを上げて隠している)場合には、車の車種など分かる範囲でメモを取っておくとよいでしょう。(スマホで写真撮るのが一番手っ取り早いと思います)
ただ、一人で運転している場合にはスマホ弄りながらは危険ですし、メモが取れないですよね。
やはりドライブレコーダーを取り付けるのが一番安全です。
ドライブレコーダーなら勝手に記録してくれるので運転に集中することができます。
とはいえ、先月でしたかね。盗んだ車であおり運転した男がいました。
こういった場合には犯人逮捕に繋がる有益な情報にはなり得ない可能性もあります。
本当はあおり運転をした人の顔の写真を撮ることが一番です。
ドライブレコーダーを設置する
皆さんの車にドライブレコーダーは付いていますか?
付いてなければドライブレコーダーは絶対に付けてください。
ドライブレコーダーは何かあった際の証拠になります。
オートバックスなどで二時間程度(もしかしたらもっと早い場合もあるし、もっと時間がかかる場合もある)、ドライブレコーダーの料金は2万円前後から4万円前後で取り付けてくれます。(本体、作業工賃含む)
もちろん知り合いの車の整備工場に頼むのも良いかと思います。
個人的には楽天でドライブレコーダーを購入して、オートバックスやイエローハット、地元の自動車整備工場で取り付けてもらうのも一つの方法かなと思います。
おそらく多少ですが安くなると思います。
それでは楽天で人気おすすめのドライブレコーダーを紹介します。
【higashi(ヒガシ)】ドライブレコーダー
【ランキング1位 高評価レビュー4.46点】 ドライブレコーダー ドラレコ 16GB SDカード プレゼント SONYセンサー WDR 一体型 フルHD 高画質 広角170° 1080P 価格:9,980円 |
購入者の口コミ
【COMTEC(コムテック)】ドライブレコーダー
【ランキング1位】ドライブレコーダー 前後2カメラ コムテック ZDR-015 ノイズ対策済 フルHD高画質 常時 衝撃録画 GPS搭載 駐車監視対応 2.8インチ液晶 価格:23,800円 |
購入者の口コミ
コムテックZDR-015ドライブレコーダ
参考になれば嬉しいです。また、ドライブレコーダーを取り付けた際にはバックドア(もしくはバックドアのガラス)にドライブレコーダー録画中を知らせるシールを購入して貼ることをおすすめします。
以上、あおり運転の対策と煽られる方の運転で気をつける5つのことでした。
最後に
いかがでしたか?
あおり運転対策の参考になりましたか。
少しでも参考になれば幸いです。
やはり重要なのはドライブレコーダーだと思います。
取り付けていない方はなるべく早くドライブレコーダーを付けることをお勧めします。
私はネットで買って業者に取り付けてもらうのがお勧めです。
読んでいただきありがとうございました。