突然ですが!みなさんご存知ですか!
イ草は食べられることを!
イ草には食物繊維やプレママにおすすめの葉酸が豊富に含まれています。
とはいえ、気になるのは味ですよね。いくら身体に良くても美味しくなかったら絶対に買いたくない。
そこで今回は、畳の材料であるイ草が美味しいのか。忖度なしで解説したいと思います。
イグサパウダーについて気になる方の参考になれば嬉しいです。
イ草とは?
皆さんはイ草とは何かご存知ですか。
イ草とは単子葉植物イグサ科の植物で湿地や浅い水中に生えています。
国内ではイ草の一大生産地である熊本県、国内最高級畳表備後表が名高い広島県、花ござといえば早島と言われる岡山県などが有名なイ草の生産地になります。
なかでも熊本県は国内シェア90%をほこり、国内に出回っている国産畳表のほとんどは熊本県で栽培されています。
畳文化をずっと支えてくれている農家さんには、頭が上がりません。
イ草の歴史
イ草の歴史は古く、二千年近く前にインド(大陸)から伝わったと言われていますが、詳しい歴史はまだわかっていません。
今回紹介するイ草パウダーが作られている熊本県のイ草栽培が始まったのは室町時代からと言われています。
これまで途方もない歴史の中、日本文化の一端を担ってきた畳。その材料であるイ草は、いつ頼んでも本当に良質なものです。
自然の中で作物を育てる大変さを私は知らない。ただ、苦境な状況でも絶佳なイ草を作ってこられたことに感服する想いです。
今回はイ草パウダーの紹介記事なので、あまり深くは書きません。
もし、時間がありましたら他の畳記事もご覧いただけたら嬉しいです。
イ草に期待できる効能
・感染による炎症、水腫改善
・便通の改善
リラックス効果
イ草の香りにはバニリンとフィトンという成分が含まれており、人間をリラックス状態にする効果が期待できると言われています。
森林浴が気持ち良いように、緑がいっぱいの作物であるイグサにも同じ効果が期待されます。つまり「室内で森林浴」気分が味わえるということです。この森林浴の際に、たくさん空気中に放出されるのがフィトンという物質です。またそれだけでしたら、室内に観葉植物を置くことでも代用できますが、実は特徴的な成分がイグサには含まれています。それがバニリンです。バニリンという言葉は馴染みがないかも知れませんが、バニラエッセンスといえばわかるでしょうか。お菓子を作るときなどに数滴入れるものです。このバニリンという成分がイグサのリラックス効果をもたらす一つの成分となっています。
またイ草の香りは集中力を生み出す効果も期待できます。
ある塾で小中学生を対象に、勉強部屋に畳を敷いて、計算問題を時間内にできる限り解いてもらう実験を行ったところ、解答数が全体で14.4%も伸びました。これは、い草のもつリラックス効果と吸音性による集中力の持続効果が要因だと考えられます。
感染による炎症、水腫改善
イ草は江戸時代ぐらいまで、薬草として使われていました。
和漢三才図会によると、イグサを細かくすりおろして灯心部分だけを取り出し、これを煎じて飲むことにより感染による炎症を抑え、水腫改善に効果があるとの記述があります。またい草を焼いて灰にしたものを飲用することで、喉の疾患を和らげるとの記述もあります。
便通の改善
イ草は便通の改善も期待できます。
九州国際大学付属高校女子部(北九州市)の学生さんたちに協力してもらって、イグサの摂取による排便回数、身体計測、血液検査の影響について調査を行ないました。朝昼晩の食後に1.5 gずつ( 4.5 g/day )イグサを摂取してもらい、2週間続けました。その結果、排便回数は平均0.7 回から1.5 回に増加し、平均で1日1回を下回っていた被験者の排便回数が、イグサの摂取により平均で1 日1 回を 超えるようになりました。また、ウエストは被験者の殆どで減少が見られ、平均4.6 cmの減少でした。 便通の改善が腸内滞留時間を短くして、ウエストが減少しているものと考えられます。これらの成果 は健康・栄養食品研究という学術誌で2006年に発表しました。
【おまけ】足の匂いを抑制する効果が期待できる
おまけになりますが、イ草(畳)には足の匂いを抑える効果も期待できます。
足から、この微生物を取り出し、わずか2% のイグサの抽出液を加えたところ、微生物群の増殖を抑える作用について発見しました。
足の匂いが気になる方はこちらの記事もおすすめです。
▼イ草インソールはこちら:【い草インソール】靴の臭いが気になる方に人気おすすめイグサの中敷
▼イ草スリッパはこちら:【足が臭い対策】足の臭いが気になる人におすすめ!いぐさスリッパ
【ノンカフェイン】プレママにおすすめ!葉酸が豊富なイ草パウダー
皆さんはイ草パウダーをご存知ですか。
イ草パウダーとは食用に栽培されたイ草をパウダー(粉末状)にして、パックの中に閉じ込めた商品のことです。
栽培地は熊本県八代市、山と海に囲まれた美しい土地です。
イ草の栽培には化学合成農薬、化学肥料は一切使用せず、地元で手に入る米糠などの有機質の肥料を主体に栽培しています。
また、ノンカフェインなのでプレママや子供、お年寄りまで幅広い層の方にお楽しみいただけます。
イ草パウダーに含まれる栄養素
・ビタミンA
・ビタミンE
・葉酸・・・・等
☆アミノ酸<18種類>
・アルギニン
・リジン
・ヒスチジン・・・・等
☆ミネラル<9種類>
・ナトリウム
・カリウム
・カルシウム・・・・等
☆その他
・クロロフィル
・ポリフェノール
・クロロゲン酸・・・・等
そのなかでも注目すべき栄養素は「葉酸」です。
葉酸(ようさん、英: folate)はビタミンB群の一種。ビタミンM、ビタミンB9、プテロイルグルタミン酸とも呼ばれる。栄養素のひとつ。
厚生労働省によれば、妊娠を計画している、または妊娠の可能性がある女性に対して1日あたり、400μg (0.4mg)の摂取が望ましいと発表しています。
とはいえ、葉酸の摂取し過ぎには注意が必要で、上限量が 1,000 μg(1mg)と警告されています。
イ草パウダー100g中に含まれる葉酸は79μg(0.074mg)なので、気をつけて摂取しましょう。
では、葉酸は何がいいのか。葉酸と母子の健康を考える会から紹介します。
代謝に関わりが深く、タンパク質や核酸の合成に働いて細胞の生産や再生を助け、体の発育を促してくれます。そのため、細胞が新しくつくり出される場に必須の栄養素です。ビタミンB12とともに、赤血球の生産を助ける造血ビタミンでもあります。
〜中略〜
赤ちゃんの新しい細胞が作られる妊娠期や授乳期のお母さんにとって、葉酸は必要不可欠な栄養素とされています。2002年からは母子手帳にも葉酸に関する記述が記載されています。
プレママの皆様は、最悪イ草パウダーのことは忘れても、葉酸については記憶しておくべきだと思います。
それでは、イ草パウダーの飲み方について紹介していきます。
イ草パウダーの飲み方
まずは水で飲んでみる。
イ草パウダーのパックを開けると、早速事件発生。
パックを開けた拍子に、イ草の粉末が飛び散って畳の上にこぼしてしまった。(まぁイ草とイ草だからいいかっ!)
かなり丁寧に開ける必要があるかもしれません。
次に鮮度維持用の脱酸素剤を取り出し、ゴミ箱に!(この時も大分イ草パウダーが飛び散った。結構注意が必要かも)
イ草パウダーを小さじ一杯取り出し、コップの中に入れる。(多分すこし多かった)
水を注ぎ、よくかき混ぜたら完成!
というわけで、飲んでみる。
香りは普通に畳。ただ、思いの外、結構強めで驚いた。
味はほとんどしない。苦味もなければ、深みもない。お茶としてなら間違いなく失格。
ただ青汁とかの類(不味い!もう一杯!みたいな飲み物)としては、苦くないのだから合格だと思う。
飲み終わった後は風が通り過ぎたかのように、静かになる。後味が全くない。
これほどまでの清々しさを良いと捉えるか、悪いと捉えるかは嗜好に分かれるだろう。
ズバリいえば、美味しくないし、不味くない。
小さじ一杯の分量が多かったのか、すこし粉っぽかったので、量を調整して再チャレンジしてみた。
若干の粉っぽさは消え、香りもだいぶ落ち着いた。
以上のことから水で割って飲むのなら、小さじ一杯よりも少なめに入れて飲んだ方が飲みやすいとわかった。
では、次にお湯を入れて飲んでみる。
先ほどと同様、小さじ一杯より少なめにしてコップに入れ、70度くらいのお湯を注ぎ、ゆっくりとかき混ぜる。
もうすでに香りが立っている。
畳の香りもほのかに感じるが、どこか甘い野菜の香りにも思えた。
スプーンを持ち上げ、口にあてる。味は感じない。ただ、香りだけは鼻から抜けていく。
自然食品と呼ばれる飲み物で、今までこのようなものがあっただろうか。
苦味を消すために、色々な野菜を混ぜ込む。
自然の野菜を使いながら不自然なまでの強い甘みで誤魔化す手段は、自然エネルギーを謳いながら太陽光を売りつける業者と変わらない。
自然を口にするなら、自然でなくては意味がないのだ。
イ草パウダーは私に自然とは何かを教えてくれる、そんな食品である?
総括すると、後味すっきりの飲みやすい、あったかい飲み物です。
次に、牛乳に混ぜて飲んでみます。
先ほどと同じように、小さじ一杯より少ない分量にしようと思ったが、少し入れ過ぎてしまった。
そのせいで牛乳に溶けにくく、粉っぽさが残ってしまった。
また、イ草の香りと牛乳の香りは相性が悪いように思える。
先ほどまでの香りと全く違う、ある種の違和感を覚えたのは牛乳を入れた直後のことだ。
かき混ぜるまでもなく、異様な匂いが鼻についた。この時点で、すでに身体が飲みたくないと言っている。
とはいえ、味の感想を述べなくては、ブログ記事を読んでいるユーザーは納得しないだろう。
しかしだ。
畳を作り、畳を売ることに一生をかけよう!
そう誓った私が、なぜこのような飲み物を飲まなくてはいけないのだろうか?自問自答を繰り返しながら、少しばかり自己嫌悪に陥った私は、お暇の末ようやく口に含んだ。
はっきり言って不味い。
香りはイ草の香りに牛乳が混ざり異様化している。味は牛乳。
普段から牛乳が好きでない私だからかもしれないが、身体が全く受け付けない。
私はこの飲み物を供養すると共に、足早に洗面台へと迎いこれを流した。(申し訳ありません)
では、最後に豆乳を混ぜて飲んでみる。
私は今回「プレママにおすすめ」という言葉を強調して使っている。
で、あればプレママにおすすめな飲み物と併せて紹介する必要があると感じた。
そこでググってリサーチしたら、ポカリスエットやとうもろこし茶、ルイボスティーなどがプレママにおすすめな飲み物として並んでいた。
正直、ポカリは今冷蔵庫に貯蔵されている。とうもろこし茶もルイボスティーも近くの無印ショップ行けば手に入る。
しかし、牛乳で痛い目をみた私は挑戦することから逃げ、豆乳という安パイを使うことに決めた。
※豆乳には葉酸が豊富で、鉄分や食物繊維も含まれています。とはいえ、摂取量には注意も必要です。
豆乳に含まれる大豆イソフラボンは、妊娠や出産、月経(生理)に影響を与える女性ホルモンに似た作用を生じる可能性があるといわれています。 内閣府の食品安全委員会は、大豆イソフラボンに含まれる「大豆イソフラボンアグリコン」の上限値を一日70〜75mgに設定しています。研究が進められている分野のため、さまざまな意見がありますが、一般的な食事で大豆製品をとること自体は、特に問題はないようです。 大豆イソフラボンによる妊婦さんへの影響は、現状明らかになっておらず、専門家のあいだでも意見が分かれています。妊婦さんであれば、豆乳などの飲み物・食べ物を通常の範囲内でとるようにしましょう。食事に加えてサプリメントなどから過剰に大豆イソフラボンをとるのは、避けたほうが安全です。心配であれば、妊娠中の大豆製品のとり方について、かかりつけの医師に相談しましょう。
それでは、豆乳+イ草パウダーを頂いてみる。
一番うまい!
イ草の香りも最初するが、豆乳の香りが際立ち、跡形もなく姿を消す。
イ草と豆乳との相性は抜群だと私は思う。
これはプレママにもおすすめの飲み物と言えるだろう。
気になった方はぜひチェックしてみてください。
感想:香りは強いが、味がない。後味がすっきりしていて飲みやすい。
・イ草パウダー+お湯
感想:イ草の香りを楽しみつつ味わう優しい飲み物
・イ草パウダー+牛乳
感想:不味い
・イ草パウダー+豆乳
感想:上手い
参考までにしてください。
それでは最後にイ草パウダーを購入する方法を紹介します。
イ草パウダーを購入する
イ草パウダーを購入するのに、私がおすすめなのは楽天市場です!
送料無料だし、楽天ポイントもゲットできます。気になる方はチェックしてみてください。
おすすめの三パック購入
価格:2,700円 |
お試し一パック購入
価格:1,080円 |
購入者の口コミ
興味ある方はこちらの藺草茶もご覧ください。(藺草茶にはカフェインが含まれていますのでご注意ください)
▼藺草茶はこちら:【藺草茶】女性におすすめ!食物繊維と葉酸が豊富なイグサのお茶
以上、プレママにおすすめ!葉酸が豊富なイ草パウダーでした。
最後に
いかがだったでしょう。
イ草パウダーについてわかりましたか。
購入する際の参考になれば嬉しいです。
購入者の口コミに「牛乳に混ぜて飲んでいる」という方がいました。(後で気がついて、「牛乳」を「豆乳」に変える口コミ操作をしようと画策した私をどうか許してほしい)
そんなコメントがあるとはつゆ知らず、散々ディスってしまいました。
私は味覚音痴なんですよ。たぶん。
だから私の感想は、あくまで参考までにしてください。
読んでいただきありがとうございました。良かったらシェアお願いします。