【京間の畳の値段】京間サイズの畳張り替えはいくら?

 

・京間サイズの畳張り替えはいくら?
・京間の畳の値段を教えて!

 

皆さん、こんにちは!樋口畳商店の樋口です。今回は、京間サイズの畳張り替えはいくら?京間の畳の値段について紹介します。

 

京間サイズの畳張り替えを考えている方の参考になれば幸いです。

京間サイズの畳張り替えはいくら?

当店『樋口畳商店』の値段表を参考にしますと。京間サイズの畳張り替えは、江戸間サイズの20%増し、つまり一番お手頃な中国産い草綿シングル表替え一帖が4,400円→5,280円(税込)になり、国産い草麻綿W(もしくは六本芯)表替え一帖が13,000円→15,600円(税込)になります。

 

江戸間に比べるとだいぶ高い値段になりますね。では、京間の畳の値段の相場はどうなっているのか。京間サイズの畳は京都にしかほとんどないので、京都の畳屋さんを参考にします。

 

だいたい京間サイズ表替えで江戸間サイズの一帖500円〜1,000円増し京間サイズ新畳で江戸間サイズの2,000円〜3,000円増し。といった感じです。

京間の畳の値段の相場
・江戸間表替え一帖5,000円→京間表替え一帖5,500円〜6,000円
・江戸間新畳一帖9,000円→京間新畳一帖11,000円〜12,000円

 

樋口畳商店の値段高いですね(笑)ただ、言い訳なんですが、樋口畳商店は東京都江戸川区にある畳屋なんですよ。京間サイズの畳なんてほとんどない。(巡り合って中京間ぐらいです)ハッキリ言って、京間サイズの畳表なんて仕入れてません。在庫抱えたくないし。高くなるのは申し訳ないですが、下げる気はないです(汗)

 

京間の畳張り替えは江戸間の畳張り替えに比べてなぜ値段が高いのか

この理由は単純で畳が大きいからです。い草は自然物ですから長さに上限があります。京間の畳はい草の長いものを選んで織り込み作るのです。

 

したがって、京間の畳は江戸間の畳に比べて値段が高くなるのです。

 

ちなみに、昔は短いい草も中継ぎという技術を用いて京間サイズで販売していました。

(こちらは備後の中継ぎ畳表。画像は無断使用禁止)

 

現在では、手間も人手もかかることから高級品だけになってしまいましたが、岡山県の早島にはまだ技術が残っているそうなので、興味がある方は一度行ってみてください。

 

京間の畳を注文すれば両方目乗り?

(こちらの京間の畳は備後中継ぎ表で製作した炉畳です。64目なので両方目乗りになっています。画像は無断使用禁止でお願いします)

 

余談になるのですが、あるECショップで「京間の畳を注文したのに両方目乗りじゃなかった」というクチコミが寄せられていました。

 

当然です。一般的な京間の畳は両方目乗りにならないです。両方目乗りの京間の畳が欲しかったら64目の畳表で作った京間の畳を購入しなければなりません。(置き畳で寸法いじって良いなら一般的な京間の畳でも可能)

 

おそらく注文した方は茶道をやってらっしゃる方で初心者の方かと思います。京間サイズの置き畳で始めようと思ったのでしょう。

 

ネットで畳を購入するのは悪いことではありませんが、お茶の畳はなるべく意思疎通が図れる仲が良い畳屋さんに注文するのがオススメです。(畳屋に知り合いがいなかったら頑張って知り会うことをお勧めします)

 

お茶の畳はこだわっていいんです。あ〜したい、こ〜したい。どんどん言っていい。楽天やAmazonでも京間の畳は売っていますが、あれはお茶をやっている人用の畳ではないので、それだけは誤解ないようにお伝えしておきたいです。

 

以上、京間サイズの畳張り替えはいくら?京間の畳の値段でした。

最後に|まとめ

 

京間サイズの畳張り替えはいくら?

樋口畳商店だと江戸間サイズの畳張り替え料金の20%増し。相場は表替えで500円〜1,000円程度。新畳で2,000円〜3,000円程度。

 

なぜ京間サイズの畳張り替えは高いの?

京間サイズの畳は、江戸間サイズの畳に比べて畳が大きいから

 

京間の畳を注文すれば両方目乗り?

京間の畳=両方目乗りではありません。ネットで京間の畳を購入するときは注意しましょう

 

いかがでしたか。参考になったでしょうか。読んでいただきありがとうございました。

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