皆さん、こんにちは!畳職人の樋口です。今回は畳屋への疑問を紹介します。

 

畳屋ってどうやって稼いでいるの?

畳の仕事はあるの?

 

畳屋は、日本で推定6000店舗(おそらく営業しているのは、半分以下だと思う)あると言われていますが、どうやって稼いでいるのか、畳の仕事はあるのか謎ですよね。そこで今回は、畳屋への疑問にお答えしたいと思います。

 

畳屋のこと気になる!という方の参考になれば幸いです。

畳屋への疑問

畳屋への疑問
・畳屋はどうやって稼いでいるの?
・畳の仕事はあるの?
・畳屋の営業時間は?
・畳屋の仕事は面白い?
・畳屋って襖も障子も張り替えられる?

畳屋はどうやって稼いでいるの?

畳屋のマネタイズはシンプル。お客様が畳を注文する。畳屋が畳を作ってお客様の家に納品する。お客様が納得されたらお会計。これが畳屋の稼ぎ方です。

 

ただ、一般のお客様以外にも色々なお客様がいらっしゃいます。

工務店さん、大工さん、大家さん、不動産、建築設計事務所、建設会社、表具屋、内装屋、洗い屋、茶人、華道の先生など。

 

お客様によって畳屋の稼ぎ方が変わるわけではありませんが、お客様によって注文する畳の商品が違いますので、畳の利益率だったり、畳を納品するまでに掛かる時間だったりと大きく違いはあります。

 

特に同業者である畳屋からの仕事は、お客様から直接ではないので、現場に行かないこともありますし、逆に畳を作らず、畳を引き上げ納品しに現場だけ行く時もあります。

 

そうなると日当計算で請求することになりますので、少し畳屋の稼ぎ方が変わります。

 

畳屋の稼ぎ方についてはこんなところですが、今私は新しい畳屋の稼ぎ方を模索しています。もしよければ、こちらの記事ものぞいてください。

 

▼関連記事:江戸川区で畳を張り替えるなら?江戸川高校前の畳屋!樋口畳商店 

 

畳の仕事はあるの?

畳の需要が減少している中で、畳の仕事はあるのか。確かに和室はライフスタイルの変化に伴い減少傾向。社寺なども高齢化対策に伴い畳から板の間に変えている。加えて、コロナ禍。畳の仕事なさそうですよね。

 

ところが昨年のコロナウイルスの影響により、リモートワークが増加。その結果、置き畳の売り上げが増加しました

 

 

時期的なものかもしれませんが、堀こたつタイプのユニット畳や畳ベット、寝ござ畳なども好調です。

 

従来の畳(和室にある畳)は売り上げが減っていますが、畳商品は増えている。総合的にみれば横ばい。もしくは売り上げが上がっている畳屋も少なくないと思います。

 

ちなみに私の畳屋『樋口畳商店』も畳の仕事量は増加。一昨年に比べて、昨年は売り上げが1.7倍になりました。もちろん、こういった事例は奇跡的な事かもしれないし、経済状況が悪いだけに、いつ悪化するかもわかりません。

 

一つ一つの畳の仕事に感謝して頑張っていきたいと思います。

 

畳屋の営業時間は?

知られていない事実ですが、畳屋の営業時間は24時間営業のお店が多い。というのも、飲食店などが閉まる時間に合わせて畳を引き上げ、開店前に納品しなければならないので、夜中営業することになります。

 

ちなみに樋口畳商店でもお問い合わせは8時半から17時半となっていますが、畳の引き上げ、納品に関しては24時間土日祝日いつでも対応しております。詳しくはご相談ください。

 

▼関連記事:樋口畳店人気おすすめの畳替え商品は?|樋口畳商店の料金表 

 

また、遠い現場に出張に行くこともあります。そうした場合、移動時間がかかりますので、夜中に移動したりして現場に向かうこともあります。

 

ちなみに樋口畳商店では、京都(修行時代お世話になった関係)や八丈島(親戚)、御蔵島(親戚)などでも喜んで出張していますので、ご相談ください。

 

▼関連記事:【樋口畳商店の出張工事】畳張り替えの出仕事について

 

畳屋の仕事は面白い?

畳屋の仕事は面白いです!と思いっきり言えるほど、楽しいことばかりではありません。大変な現場もありますし、辛い現場もあります。

 

「畳屋の仕事面白いから皆んな畳職人になった方がいいよ」とは口にできないです。

 

とは言え、綺麗に畳を納めたらお客様は喜んでくれるし、売上の数字が上がっていく楽しさもあります。畳屋やってて良かった。そう心から思えたことも何度もありました。

 

 

モノづくりの楽しさ。畳に針を刺し、縫っていく。動きはいつも同じなのに手が勝手に微調整する。経験を自覚していくことがモノづくりの楽しさです。

 

創作は自由の象徴ですが、職人はお客様に隷属して初めて立派な商品になります。職人のモノづくりは自由とは真逆ものです。それでも試行錯誤し、創意工夫し、形となった商品には、我が子に似た愛情が芽生えます。

 

畳屋が面白いか面白くないか答えるのは難しいですが、モノづくりの仕事は素晴らしい仕事だと私は思います。

 

畳屋は襖も障子も張り替えられる?

最近の畳屋は、襖や障子などの和室の内装を手掛けるお店も増えてきました。なかには、襖や障子を自分で張り替える畳職人もいらっしゃいます

 

 

実は、私も京都で畳修行をしていた頃、襖や障子、クロスやタイルカーペットなどの張り替え工事を西脇畳敷物店で習っていました。

 

その経験を活かして、去年くらいまでは襖や障子を請負、張り替え仕事をしていたのですが、最近は自分で張り替えることはせず、協力会社の表具屋さんにお願いするようにしています。

 

その理由は在庫と移動時間と手間と料金にあります。

 

詳しくはお伝えできませんが、現段階では採算が合わないとだけ申し上げておきます。(もちろん今後、襖や障子は採算が合うようになれば事業化します)

 

このように襖や障子の張り替えができるのに、事業化できない畳屋も少なからずあるので、お近くの畳屋に一度問い合わせるのが宜しいと思います。

 

以上、畳屋への疑問でした。

最後に

畳屋への疑問は晴れましたか。この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

 

畳屋の数は年々減少しています。今後はもっと加速することでしょう。需要と供給の関係もあるからそれは仕方のないことですが、できれば文化的価値の高い敷物なので、遠い未来まで残せたらいいなと思います。

 

読んでいただきありがとうございました。

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