仕事行きたくない。心踊る仕事とは何かを考えてみる

 

こんにちは!畳職人の樋口です!

 

仕事行きたくない(ㆀ˘・з・˘)

 

みなさんは仕事が好きですか?

 

嫌いです!:(;゙゚'ω゚'):

 

どこの居酒屋行っても会社の愚痴ばかり。世の中は仕事が嫌いな人の方が多いです。

 

これを見てる貴方もそうじゃないですか?

 

とはいえ、仕事をやめずに明日も満員電車に乗って仕事に行く。

 

言動と行動が正反対です。

 

こんなことを言うと「サラリーマン否定派」「フリーランス信奉者」と思われるかもしれませんが、違います。

 

私が今回の記事を通して伝えたい、考えたいことは「心踊る仕事とはなんだろうか」ということです。

 

世の中には仕事が楽しくてしかたない人がいます。

 

その人はきっと明日も満員電車をウキウキ気分で乗るはずです。

 

では、その方と貴方はどんな考え方の違いがあるのか、どうしたら仕事が楽しくなるのか、どんな仕事をしたら楽しいのか。

 

この記事を通して考えてもらえたら幸いです。

 

仕事は何の為にするもの?

 

皆さんにとって仕事は何の為にするものですか?

 

twitterにあった意見。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お金の為。家族の為。自分の為。まだわからない。

 

twitterを覗いてみると「仕事は何のためにするのか」について、本当にたくさんの意見がありました。

 

観察を続けると、”多くのツイートで共通している”あることに気がつきます。

 

今のしている仕事に疑問を感じているということ。

 

今の仕事に楽しいと感じている人は何の為に仕事をしているのかなんて考えていない。

 

もしかしたら、これは大切なことなのかも知れません。

 

仕事が楽しいと思うことができれば「何の為に働くのか」などという呪縛から解き放たれる。

 

でも、楽しい仕事に出会えるなんてラッキーなだけ。 だってそうでしょ?世の中ブラック企業ばかり、楽しい仕事に巡りあうなんてたまたま運が良かった。

 

本当にそうなのでしょうか?

今している仕事をどう捉えるか

 

今している仕事に対しての意識を変える?

 

※タル・ベン・シャハー著:ハーバードの人生を変える授業2に載っていた、ある面白い実験を紹介します。

 

ある現場で同じ作業をしている三人の従業員に「あなたは今何をしているんですか?」と質問しました。

 

一人目の作業員
レンガを積んでいるんだ

 

二人目の作業員
壁を作っているんだ

 

三人目の作業員
神様を讃える大聖堂を作っているんだ

 

 

この三人の従業員は、三人とも全く同じ仕事をしています。

 

なのにも関わらず、全く違う意識で仕事をしていたのです。

 

心理学者のエイミー・ウェズニスキーとジェーン・ダットンは研究から、人が仕事を通して何かを得たり感じたりするかは、その人がどこに気持ちを向けるかによって変化するということを明らかにしました。

 

また別の実験にて、エイミー・ウェズニスキーとジェーン・ダットンは病院の清掃員を2つのグループにして調査しました。

 

先ほどの従業員と同じように、二つのグループとも同じ作業しています。

 

1つ目のグループは「ただ給料をもらう為に働いている。つまらない仕事だ」と主張するのに対し、2つ目のグループは「天職だ」と主張した。

 

その後2つのグループの仕事を見てみると、清掃の仕事を天職と思っているグループは、とても集中して作業をし、つまらない仕事だと思っているグループと比べて仕事が丁寧で早く終わりました。

 

その理由は、天職と思っているグループがもう一方のグループに比べて、違うやり方で掃除を行なっていたからだと言います。

 

つまり「どうやったらもっと早く綺麗に掃除をすることができるのか」を自主的に考え行動していたのです。

 

このことから「ただ給料をもらうために働いている。意味のないつまらない仕事」と思っている人と「仕事に意義を見出し天職」と思っている人とでは仕事の向き合い方も全く違い、仕事をとても広い意味合いで捉えている。

 

だから幸福指数も増えるし、仕事に対する満足度も効率も上がる。

 

まずは皆さんも「今している仕事」に対しての意識を変えてみてはどうでしょうか。

 

もしかしたら180度、何かが変わるかも知れません。

 

世界に行こう

 

今若い人の間で流行っているのがワーキングホリデーを利用して1〜2年くらいの短期海外移住しながら働き、世界をみて学ぶケースです。

 

ワーキングホリデーを利用しての海外移住者はアメリカ18676人、カナダ8189人、オーストラリア8080人が上位3カ国ですが、今急増しているのはアジアの発展途上国に移住する日本人です。

 

なぜアジアの発展途上国なのでしょう。

 

ワーキングホリデーを利用し、短期の海外移住する人達の多くは、お金が目的で海外移住しているわけではありません。

 

「自分のやりたいことは何だろう」「英語を極めたい」「発展途上国の労働意欲に触発されたい」など外発的動機(お金などが動機づけになる)ではなく、内発的動機(スキルアップなどが動機づけになる)で海外移住を選択しています。

 

つまりは、収入第一ではなく、自分のスキルアップのために、日本よりも不便な場所での海外移住を選択しているのです。

 

もし、将来について悩んでいる人がいたら多少コストはかかりますが、ワーキングホリデーを利用しての海外移住も選択肢の1つなのかもしれません。

心踊る仕事の見つけ方

 

「やりたい事が見つからない」だから「旅に行こうかな」「留学しようかな」と言う人がいます。

 

世界を旅して人生変わったと言う人もいるので否定はしません。

 

ですが、やりたい事を見つけるという目的だけで、何ヶ月分の時間と何十万〜何百万のお金は、コストがかかり過ぎのような気もします。

 

なるべくコストをかけずにやりたいことを見つける方法が知りたい

 

答えは小さなデバイスのなかにある

 

これは私が「今の仕事を続けて、一生やっていけるのか」と悩んでいた時の話です。

 

その頃の私は「悩んでいる」と周りに伝えれば、誰かが助けてくれるのではないかと思っていました。

 

でも現実は違いました。

 

「悩んでいる」と伝えると「自分で考えろ」と言葉が返ってきて誰も助けてはくれません。

 

「そんなのあたりまえ。お前は甘えている!」と言われればそうですが、世の中はこんなにも冷たいものなのだと初めて知りました。

 

ただ、私はわりとポジティブな人間。

 

それなら「自分で考えた想いを語ればいいんだ」と思いました。

 

次の日から周りの人に私の思っていることを語りました。

 

ところが、想いを語ると散々な言われよう。

 

笑われ、バカにされ、次第には「お前には無理だ」と何故かちょいギレされる始末。

 

当時の私は批判する人たちの気持ちが全く理解できず、戸惑い、挙げ句の果てには、人に相談ができなくなりました。

 

でも刻々と月日は過ぎていく。

 

未来を考えると焦る気持ちで嫌になる。いっそ何もかも放っぽり出して逃げたい。苦悩の日々でした。

 

そんなある時、スマホでYouTubeを見てたら、偶然”あなたのオススメ”で見た動画に私は大きな影響を受けることになります。

 

それがWantedly創業者 仲暁子氏のTEDの動画です。

 

The power of connections | Akiko Naka | TEDxKyoto 2013

 

あの頃、抱えていた不安から私を救ってくれたのは、この動画の中での仲暁子氏の言葉(一部ジョブズ)でした。

 

好きなことを探せ。もし見つかっていないのであれば見つかるまで探せ

 

情熱は後からついてくる

 

目の前にあることを全力でやる

 

やっているうちに変化する

 

この動画を見初めて直ぐに自分に言っているのだと錯覚したほど衝撃をうけました。

 

「自分は目の前にあることを全力でやっているのか」

 

「好きなこと見つけているのか」

 

自分を動かすきっかけを与えてくれたこの約12分間の動画は私の人生で大きな価値になったのです。

 

このように、たった12分間の動画が、自分の未来の道を照らしてくれて進むべき指針になることもある。

 

それを考えると、遠い海の先の国で夢や目標を探すことより、あなたが今手に持っているデバイスにヒントが隠れているかもしれません。

 

それは、あまりにも身近ではるかに低コストで済みます。

 

興味があることで心踊ろう

シゴトでココロオドルひとをふやす

 

これは先ほど紹介した仲暁子氏が率いるウォンテッドリー社がミッションとして掲げてる言葉です。

 

でも普通の人は思うでしょう。

 

しごとで心がおどるわけがない

 

仲暁子氏自身も著書「ミレニアル起業家の新モノづくり論」の中で「結構変わった思想」だとおっしゃっています。

 

一般的に労働とは社会、家族、両親、友達からのプレッシャーに耐えながら、生活の為に致し方なくするもの。

 

我慢しながらしている仕事で心踊るなんて無理な話。

 

だからこそ、大切になってくることがあると思います。

 

それは、今、興味があることは何?という問いかけを自分自身にすることです。

 

それはどんなことで構わない。頭に想い浮かべて紙に書き出してみましょう。

 

 

書き出したことを実行。面白くなかったら次。

 

仲暁子氏が著書の中で「ピボット(経営における「方向転換」や「路線変更」を表す用語)しながら進んでいけば良い」と話しています。

 

それが「好きなことを仕事にする」に一番近く為の方法なのだろう。

 

なんかYouTubeの謳い文句みたいに聞こえますが、大切な思想であり、迷える人がするべき方法なのだと思います。

 

「もし興味があることが見つかっていないなら?」

 

 

「見つかっていないのなら見つかるまで探せ」

 

私にとっても、皆さんにとっても、人生を変えた特別な言葉であればと思います。

最後に

「我らクレイジーエンジニア主義」のなかで富田拓朗氏がこのようなことをおっしゃっています。

 

世の中がつまらないと言う人がいます。とんでもない話です。ちょっとだけでいい、感じることを心がけてみてください。 今この瞬間を思いっ切り注意深く観察し、心を敏感にしてみる。 〜中略〜 こういう瞬間の全てを問い続ける感覚を持ちながら日々生活すると、いかに自分が何を考えずに生きていたかわかります。

我らクレイジーエンジニア主義

 

世の中には楽しいことが溢れている!

 

探し続けましょう。瞬間を感じながら。

 

 

読んでいただきありがとうございました。

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