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皆さん。こんにちは!畳職人の樋口です。今回は、薄い畳のデメリットについてご紹介します。

 

 

”畳の薄いやつ”でお馴染みの薄畳。

 

最近ではフローリングの上に敷く置き畳が「柔らかい!」「おしゃれ!」「子供を遊ばせるスペースに便利」として人気を集めています。

 

▼おすすめの置き畳についてはこちら置き畳のおすすめって何?|置き畳のメリット&デメリットについて紹介 

 

とはいえ、薄い畳って丈夫なの?値段は高くないの?薄いから動いちゃうんじゃない?など疑問もたくさんあるかと思います。

 

そこで今回は薄い畳のデメリットを紹介したいと思います。

 

この記事でわかること
・畳の薄いやつとは?
・薄い畳のデメリットを紹介

 

畳の薄いやつとは?

 

 

畳の薄いやつとは厚さ15ミリ程度(五分)の畳のことを指します。本来畳は45ミリ〜60ミリ程度の厚さが主流ですが、床暖房や耐震の関係上、薄い畳を用いるケースが増えました。最近では、和室の無い御宅向けに薄い畳を改良し、置き畳として販売しています。

 

畳の厚さが15ミリ(五分)?

 

みなさんが知っている従来の畳の厚さは主に45ミリ〜60ミリ程度です。

 

※藁床(画像の厚さはだいたい45ミリ〜50ミリくらい)

 

それに比べて薄い畳は1/3の厚さしかありません。

 

では、なぜこんなに薄い畳が生まれたのでしょう。

 

理由は家づくりの変化にあります。

 

日本は昔から地震が多い国です。地震が起きる度に耐震が見直され地震に強い家づくりが課題となってきました。

 

薄い畳は地震に強い家づくりを目指す過程で生まれたと言われています。

 

またもう1つの仮説では「和室にも床暖房を付けたい!」と強く望むお客様の声によって生まれたとも言われています。

 

薄い畳は置き畳として広がる

 

 

 

 

薄い畳の革新的なところは和室がない御宅にもサービスが提供できるようになったことです。

 

従来の畳ですと、和室がなければ畳は必要ないものでした。

 

しかし、薄い畳はフローリングのワンスペースに敷くことができるため、和室を必要とせず、様々なお部屋に利用することが可能になりました。

 

また、薄い畳は他のマットに比べ、丈夫で、デザイン性(自由)に優れ、適度な柔らかさがあるため、子供を遊ばせるスペースとして保育士などが推奨しています。

 

▼赤ちゃんを育てるのに畳がおすすめな理由【保育士推奨】赤ちゃんを育てるのに和室がおすすめな4つの理由 

 

ただ、敷き込み用の畳のまま置き畳にしては不都合が生じることになります。

 

これは後の薄い畳のデメリットを紹介する章で詳しく説明するので、さわりだけ。

 

薄い畳は普通の畳に比べてとても軽く子供が遊べば簡単に動いてしまいます。

 

なので置き畳用の薄い畳には以下のような滑り止めを施工しています。

 

 

ただ、滑り止めの素材や施工方法は各畳屋さんによって違うので、ご確認のほど注文してもらえたらと思います。(滑り止め施工をしても滑りが完全に防止されるわけではありません)

 

薄い畳は縁無し畳だけじゃない?

薄い畳の誤解で一番多いのが、薄い畳=縁無し畳(一般的に”琉球畳”と呼ばれる。とはいえ、本当は”琉球風畳”であって琉球畳ではありません)だと思われている方が大勢いらっしゃいます。

 

確かにネットで売られている薄い畳は基本的に縁無し畳が多いですが、畳屋さんに注文すれば縁付き畳での施工も当然可能です。

 

昔は畳の縁というと黒や茶が主流で落ち着き過ぎのイメージが強かったですが、最近は幾何学模様や市松模様、かなり派手めのものまで種類豊富に取り揃えています。

 

▼人気の畳縁についてはこちら人気おすすめの畳ヘリは?|和室の雰囲気を変えるおしゃれな畳ヘリ 

 

気になる方はぜひチェックしてみてください。

 

薄い畳のデメリットを紹介

 

 

薄い畳のデメリットは3つです。耐久性に難があること。従来の畳やマットに比べて価格が高いこと。子供が遊ぶと動いてしまうこと。です。

 

 

それでは薄い畳のデメリットについてご紹介していきます。

 

薄い畳は耐久性が低い

え〜!薄い畳って耐久性が低いの???

 

ホントの話、薄い畳は耐久性が低いです。

 

本来畳は藁を沢山使い圧縮しながら床を縫い合わせていきます。だから20年〜30年(高級藁床になると40年以上使える)も使い続けることができるのです。

 

藁床でないにしろ、木製をチップにして圧縮したボードも同様に10年はもつ耐久性を有しています。

 

しかし、薄い畳は15ミリと薄い分耐久性は貧弱で5年から7年程度で痛んでくると言われています。(多少使用環境に左右されます)

 

とはいえ、他の安価なマットと比べての耐久性は高いので安心していただきたいと思います。

 

 

薄い畳は価格が高い

厚い畳や畳マット、ジョイントマットに比べると値段が高いわ〜。もっと安くならないかしら。

 

薄い畳は価格がかなり高いです。

 

だいたい薄い畳半帖一枚で8000円〜10000円くらいします。

 

これは厚い畳に比べて二倍近く、畳マットに比べて二倍以上、ジョイントマットに比べて8〜10倍近く(ジョイントマットの商品による)も違います。

 

この差はかなり大きいですよね。

 

ただ、私たちも低価格化を実現しようと日々改良を重ねています。

 

もしかしたら近いうち、もっと安い薄い畳ができるかも・・・。

 

期待してもらえたら嬉しいです。

 

薄い畳は”動きやすい”

ちょっと!遊んでたら薄い畳がズレたよ!

 

薄い畳は厚い畳に比べてものすごく軽い。

 

従来の畳の重さは一帖20キロ〜40キロ近くもあります。それに比べて薄い畳の重さは一帖4キロ〜6キロぐらいの重さです。(半帖なら約半分くらいの重さ)

 

この程度の重さだと、フローリングの上に置いただけでは動いてしまいます。

 

置き畳として薄い畳を利用する場合は必ず滑り止め(床暖房に対応している)、もしくはジョイント(床が傷つかないためのゴム製)が必須になります。(ネットでの注文の際には滑り止めが付いているかチェックが必要)

 

*置き畳におすすめの滑り止め

 

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感想(767件)

購入者のレビュー

人が飛び乗っても全く動きません。これはすごいです。しかも耐熱とのことで大変気に入っています。

衣装ケースは滑ってしまいました。接地面積が少なかったからかもしれませんね。他の滑り止めのゴムシートと併用して使ったら全く滑らなくなりました。

 

カーペットに使用したのですが全くダメでした。普通に曲がったり、滑ってしまいます。

 

 

滑り止めの参考になれば幸いです。

 

というわけで、今回は薄い畳のデメリットについてご紹介しました。

 

最後に

 

いかがだったでしょう。

 

薄い畳のデメリットについてわかってもらいましたか。

 

薄い畳もけっして悪い商品ではないのですが、畳業界としては新参者。

 

新参者は基本的にクセが強いものです。

 

良い面もありながら悪い面もある。その悪い面をどう良い面に変えていくか。今後の課題なのかと思います。

 

まぁそれは人間にも言えることですかね(笑)

 

 

読んでいただきありがとうございました。

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