
みなさまこんにちは。樋口畳商店の樋口です。
「数年前に畳を替えたのに、もう角が丸くなってきた」
「畳に隙間ができて見た目が悪くなった」
こういったご相談を、江戸川区でもよくいただきます。
👉 実はこの原因の多くが
“畳の隅の作り方”にあります。
今回は、畳の寿命と仕上がりを大きく左右する
👉 **「隅作り(すみづくり)」**について、職人の視点から解説します。
実際の作業動画はこちら
Watch the full process in this video.
畳づくりで最も差が出る「三つの要素」

畳づくりには、特に重要な三つの要素があります。
・寸法(隙間なく納める)
・畳の目と縁のバランス(見た目の美しさ)
・畳の隅(角の強度)
この中でも「隅」は

👉 最も傷みやすく、職人の技術差が出る部分です。
なぜ畳の角はすぐ丸くなるのか?

畳の隅には日常生活の中で負担が集中します。
・足が当たる
・掃除機や家具が擦れる
・体重がかかる
👉 その結果
👉 角から丸くなり、崩れていきます。
■ 隅の処理が甘いとどうなるか
・3〜5年で角が潰れる
・畳同士に隙間ができる
・見た目が一気に古く見える
👉 最終的には
👉 「まだ使えるのにやり直し」になるケースも少なくありません。
糸で締める理由|10年後の差になる工程
この問題を防ぐために重要なのが
👉 糸で隅を締める作業です。
隅をしっかり縫い込むことで
・角が崩れにくくなる
・形が長期間維持される
・畳全体の安定性が上がる
👉 見えない部分ですが
👉 ここで畳の寿命が決まります。
タッカー施工との決定的な違い

最近では、タッカー(機械)で隅を固定する施工もあります。
しかし、この方法には明確な違いがあります。
■ タッカーの場合
・寄せの木を傷つける
・傷跡が見えることがある
・長期的に緩みやすい
■ 手縫いの場合
・素材を傷めない
・内側から締めて強度を出せる
・美しい角を維持できる
👉
同じ「畳替え」でも、ここで寿命が大きく変わります。
実はここが重要|角が崩れると畳全体が歪む
あまり知られていませんが
👉 角の崩れは、畳全体の劣化の始まりです。
角が丸くなると
・畳同士のバランスが崩れる
・隙間が広がる
・踏み心地が不安定になる
👉 つまり
👉 角=畳全体の精度を支える基準点です
京都で学んだ「隅」へのこだわり
私が京都で修業していた頃、こう教えられました。
👉 「隅を見れば職人の腕がわかる」
部屋に入った瞬間
・四隅がピシッと揃っている
・ラインが真っ直ぐ通っている
👉 それだけで空間の印象は大きく変わります。
今回の動画でご紹介しているのは
👉 表替えで使用する伝統的な縫い方です
新畳より工程は簡略化されていますが
👉 耐久性と仕上がりに妥協はありません。
まとめ|本物の畳は「角」が違う
畳の隅作りは
👉 小さな工程ですが
・耐久性
・美しさ
・仕上がり
👉 すべてに関わる重要な技術です
👉 そして
👉 5年後、10年後に差が出るのがこの部分です。
最後に
「角が丸くなってきた」
「隙間が気になる」
そんな小さな違和感でも構いません。
👉 早めに対処することで
👉 結果的に費用を抑えることにもつながります。
樋口畳商店では
👉 一級技能士がすべての工程を責任を持って施工しています
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