皆さん、こんにちは!畳製作一級技能士の樋口です。今回は、なぜ居合の試し切り稽古で竹入りの畳を斬るのか?って話です。

 

皆さんは居合の試し切りって見た事ありますか?

 


 


 


めちゃくちゃカッコいいですよね。

 

子供の頃、チャンバラで遊んでいた時のように興奮します。

 

ところで、居合の試し切りに使われているものと言えば竹と畳ですよね。

 

竹もしくは畳をズバッと切った際には、切り口が綺麗に切断されています。

 

では、なぜ竹と畳を居合の試し切りに使うのか。

 

今回は、なぜ居合の試し切り稽古で竹入りの畳を斬るのか?って話です。

 

なぜ居合の試し切り稽古で竹入りの畳を斬るのか?って話

 

竹は人の骨を切った感触

 

畳は人の肉を切った感触

 

怖い話になりますが、竹を切った感触と人の骨を切った感触はよく似ているらしく、昔から試し切りに利用してきたと言います。

 

同様に、畳を切る感触と人の肉を切る感触もよく似ているらしく、1畳分(もしくは半畳分)の古ゴザを巻いて紐もしくは輪ゴムで縛り試し切りに使ってきました。

 

竹を切るよりは畳を切る方が柔らかくて簡単だそうですが、それでも初心者は切り落とせない方もいらっしゃるそうです。

 

竹入りの畳を切る理由

試し切りの標的の中には竹に畳表で包んで縛ったものも存在します。

 

これらは竹のみ、畳のみで切るより硬く難しいと聞きます。

 

ではなぜ、竹入りの畳を切るのか。

 

竹入りの畳を切る感触と人間の首を落とす感触は似ているらしい。

 

こ、こわすぎ!!!

 

竹を頚椎と考え、畳表は首の周りの肉でしょうか。

 

なんか「竹入りの畳は首を落とす感触と似ているよ」と言われても違和感はないですよね。

 

あくまで噂なので真実は不明ですが、秋にはまだ肌寒いちょっと怖い話です。

 

 

畳職人が畳を切る

 

これだけ怖い話をした後に言いたくありませんが、私たちは日々畳を切っています。

 

切った時の感触は問わないで下さい。あんまり考えたくないので。

 

ただ、力を入れて畳を切ると切れ味が悪い上に、刃こぼれも起きやすい。

 

仕事を始めたての頃は緊張してか余計な力が入ってしまい畳を上手に切ることができませんでした。

 

切り込んでしまったり、ギザギザになってしまったりなど難しかったです。

 

畳を切る場合は力の加減がかなり重要になってきます。

 

皆さんも居合の試し切りをする際は、力を入れることを考え過ぎず、力の上手な抜き方を覚える必要があるかと思います。

 

明治神宮奉納 居合抜刀道全国大会(Meiji Shrine dedication)

 

YouTube動画にもあったので紹介しておきます。どうやらこれは全国大会のようです。

 

点数の基準などはよくわかりませんが、「お〜!」という声が上がった技はきっと凄いのでしょうね。

 

私個人的には6:20辺りの女性の方が凄いなと思いました。

 

切られたのに落ちない。

 

北斗の拳とかルパンの石川五右衛門みたいなアニメの世界だけかと思ったのですが、まさか現実にできるものがいるなんて驚きです。

 

興味がある方は是非ご覧になって下さい。

 

最後に

 

今回は怖い話で申し訳ありませんでした。

 

私もこれから畳を切るときは何か変なことを考えてしまいそうです。

 

とはいえ、あくまで噂ですから「ホンマでっか!?」ぐらいで思ってもらえたら嬉しいです。

 

読んでいただきありがとうございました。

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