コロナウイルスの影響で気持ちが落ち込んでいる。ネガティブになっている。イライラする。そんなことはありませんか?
もし落ち込んでしまっているなら少しでも読者の皆さまの気持ちを前向きに出来たらと思いブログ記事を書きます。気持ちが落ち込んでしまっている皆さまの一助になれば幸いです。
【心に響く名言】気持ちが落ち込んでしまった時に前向きになれる言葉
困難な時期を素晴らしい経験に変えることが人生での大切な技術かもしれない。 雨を嫌うか、雨の中で踊るか、私たちは選択することができる
これは経営学者ジョージマルケス氏の言葉です。
私たちは今、コロナウイルスという未知のウイルスによって肉体的にも、経済的にも、精神的にもダメージを受けています。まさに国難であり、一人一人の生命を懸けた戦いです。
とはいえ、私たちには選択する自由があります。気持ち一つで、大雨の中でも踊ることが出来るのです。
十年に一度あるかないかの困難な時期を乗り越え、素晴らしい経験として今後活かすことができるかどうかは自分次第。雨が止むのを待っていてはいけない。私はそう思います。
いかなる状況でもポジティブなことを探すゲームをしなさい。感情の95%は、物事をどんな風に解釈するかで決まります
これは講演会ブライアン・トレーシーの言葉です。
もしこの世界をゲームとして捉えた場合、フィールドの中では貴重なアイテムを探したり、強い敵を攻略してドロップアイテムを手に入れたりとポジティブにプレーを進めていくことでしょう。
しかし、現実の世界になると何故かネガティブな事を探してプレーを進めているような気がしてならない。マイナスな点だけを見て、プラスに働く可能性を検討しないのだ。
それは偏に、私たちのリアルな世界は仮想世界と違い、無理ゲーだからなのか。私は決してそうではないと思う。見方を変えればどんなクソゲーだって面白いゲームになる。私たちは他人のゲームと自分のゲームを比べ過ぎなのだ。
どんなものがきても、それもまた必ず去っていく
これは詩人エラ・ウィーラー・ウィルコックスの言葉です。
「明けない夜はない」「止まない雨はない」誰が言ったのかわかりませんが、記憶に残る言葉の一つではないでしょうか。
始まったことはいつか終わる。楽しいことも辛いこともです。
このコロナウイルスだって十年後には「あ〜。あの時は大変だったね」なんて笑いながら居酒屋で話しているかもしれない。そう考えれば、今を頑張れば明るい未来が見えるような気がしませんか?
不幸の後に訪れる幸せを待ちわびながら今は耐え忍びましょう。
悲観主義者は全ての好機の中に困難を見つける。楽観主義者は全ての困難の中に好機を見出す。
これはイギリスの政治家ウィンストン・チャーチルの言葉です。
今回のコロナウイルス騒動を見ていると学者界隈は悲観主義者が多い気がする。無論、それが仕事なのかもしれないが、私たち一般国民からすると得られる情報が偏ってしまい好機を見出すことが難しいと感じてしまう。
悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである
哲学者アラン
今回のコロナウイルス騒動において、データに基づいての悲観もある。だが、気分によるものも多いのではないか。初期段階の頃、小学校や中学校、高校を閉鎖しようとした時、多くの国民は反対し、怒りの声をあげた。それから一ヶ月が経ち、今度はなぜ小学校や中学校、高校が再開されるのだと怒りの声をあげている。
これは気分ではないだろうか。
仮に気分ではないにしても本当の意志によるものなのだろうか。私は今回のコロナウイルス騒動で哲学者アランの言ったことが少しわかったような気がする。(だからと言って楽観主義者ばかりが良いかと言えば、感染症対策的には不十分であり、多くの国民を危険に晒してしまう。一概に言える正しさなど皆無なのかもしれない)
今はないものについて考えるときではない。今あるもので、何ができるかを考えるときである。
これはイギリスの小説家ヘミングウェイの言葉です。
マスクがない。トイレットペーパーがない。テッシュペーパーがない。無いものを考えたところで無いのだからあるもので代用するしかない。
例えばマスク。ハンカチ、バンダナ、手ぬぐいにガーゼを当てて代用することが可能です。また、トイレットペーパーもキッチンペーパーや流せるテッシュペーパー、赤ちゃん用ウエットティッシュで代用可能です。テッシュペーパーだってハンカチや新聞紙、チラシで代用可能です。
つまり、今無いものを考えて時間を浪費し、精神的に消耗するより、あるもので考えれば簡単に解決します。
緊急時こそ、ヘミングウェイのこの言葉が活かされることを祈ります。
以上、【心に響く名言】気持ちが落ち込んでしまった時に前向きになれる言葉でした。
最後に
皆さまはカミュ著『ペスト』という小説をご存知ですか?
コロナウイルスの影響もあって、めちゃめちゃ売れている小説なのですが、この小説の中で主人公は、ペストと戦う唯一の方法は『誠実さ』だと言っています。
誠実さとは、自分の仕事を果たすこと。つまり自分にできることを一生懸命にするという意味です。現場で働く医療関係者や役人、政治家はそれを果たそうと日々戦っています。
では、私にできることは何だろうか。
私は畳職人なので、特別何か力になれるわけでもないし、多額のお金を寄付できるほど財政的に裕福でもない。
であれば、少しでも前向きな気持ちになれるブログを書くしかありません。かつてむかえた危機の際に偉人たちが残してくれた言葉を拾い集めて紹介する。
そういった小さいことでも自分に出来ることをやっていこうと思います。
読んでいただきありがとうございました。