京都の夏は暑い?夏に京都旅行は行かない方がいい理由

 

・京都の夏は暑い?
・夏に京都旅行は行かない方がいい理由を教えて!

 

皆さん、こんにちは!京都で修行した畳職人、樋口です。

 

突然ですが、皆さん!コロナウイルスが落ち着いたら旅行に行きたい!そう思っている方は多いのではないでしょうか。なかでも京都は、古きよき日本の都として、有名な観光地になっていますから夏休みを利用して京都旅行へ!と思っている方も多いかもしれません。

 

しかしながら、夏に京都旅行は行かない方がいいと私は思います。その理由とは何なのか。

 

今回は、夏に京都旅行は行かない方がいい理由を6年以上京都に住んだ筆者が解説します。夏に京都旅行に行こうと考えている方の参考になれば幸いです。

 

▼関連記事:なぜ京都に6年住んでいたのかはこちら!畳職人の自己紹介プロフィール

夏に京都旅行は行かない方がいい理由

夏に京都旅行は行かない方がいい理由
・京都の夏は暑い
・歩くことが苦痛になる

京都の夏は暑い

夏に京都旅行は行かない方がいい理由は、京都の夏が暑いからです

 

何その理由?と思われるかもしれませんが、本当に暑いんです。これは私の主観的な意見だけではなくて、私の周りの友達も皆んな京都は暑い、仕事していて死にそうになる、と口にしています。

 

とはいえ、気象庁が発表している日本全国最高気温ランキングには10位内はおろか、20位内にも京都は含まれていません(通年の場合)。

 

静岡県 浜松 41.1 2020年8月17日
埼玉県 熊谷 41.1 2018年7月23日
岐阜県 美濃 41.0 2018年8月8日

 

岐阜県 金山 41.0 2018年8月6日
高知県 江川崎 41.0 2013年8月12日
静岡県 天竜 40.9 2020年8月16日
岐阜県 多治見 40.9 2007年8月16日
新潟県 中条 40.8 2018年8月23日
東京都 青梅 40.8 2018年7月23日
10 山形県 山形 40.8 1933年7月25日

 

引用:気象庁

 

では、全国的に見たら京都の暑さは大したことないのでしょうか。実は京都の暑さは気温だけでなく、湿度と風が関係しています

 

なぜ京都の夏は暑いの?

京都という地域は山に囲まれた盆地で、湿気が抜けにくい(湿度が下がりにくい)地域性になっています。湿度が低いと汗をかいても蒸発し、体温がどんどん下がるわけですが、京都のように湿度が高いと身体の水分が蒸発しにくく、体温が下がりにくい。それゆえに暑いと感じます

 

とはいえ、湿度が高くても風があれば気持ち良さを感じ暑さが軽減されるのですが、京都の場合は夏にかけて風が穏やかになる傾向があり(1 年間のうち最も穏やかな日は 8月4日)、風の恩恵が期待できません

 

だから、京都の夏は暑いのです。

 

参考資料(旅行行くとき、地域性を調べるのにおすすめのウェブサイト):Weather Spark

 

歩くことが苦痛になる

京都の観光名所は歩くことで楽しむ場所が多いです。古都の街並みを楽しむ。社寺の建築技術を楽しむ。歴史を楽しむ。風情を楽しむ。土産屋巡りを楽しむ。竹林を楽しむ。坂を楽しむ。景色を楽しむ。

 

これこそが京都観光の醍醐味だと思います。それが涼しい気持ちのいい気候であれば、間違いなく最高の歩き旅になりますが、灼熱の中であれば地獄の体験に変わります

 

歩きながら楽しむ京都では、夏の京都観光はやめておいたほうがいいのかなと思います。

 

ちなみに余談ですが。京都の人は「竹林が涼しい」「納涼床(川床)が涼しい」と言いますが、東京の私からすれば普通に暑いです。正直言えば、滋賀県琵琶湖の湖北の方が何倍も涼しく感じます(そんな場所何もない!と言われたらそれまでですが)。京都の人が言う竹林&納涼床は涼しい!は信じない方がいいと私は思います(貴船は少しだけ涼しい)。

 

▼関連記事:京都と滋賀は仲が悪い?|実体験を元に滋賀と京都の関係を紹介

 

以上、京都の夏は暑い?夏に京都旅行は行かない方がいい理由でした。

最後に

では、京都観光におすすめの季節はいつか。

 

私は秋の紅葉シーズンがおすすめです。景色は綺麗だし、食べ物は美味しいし、歩くには少し肌寒くて丁度いい。大変おすすめです。

 

ただ、秋の京都は観光客が多くなる時期ではありますので、なるべく早く予約はした方がいいと思います。京都の回り方については以前に記事を書いていますので、そちらの参考にしてもらえればと思います。

 

▼関連記事:京都の回り方がわからない?|段取りの良い京都観光を紹介します

 

最後にもう一つだけ。私は野球部だったのですが、野球部員の中には夏がやたらと得意な人間が幾人かいました。皆んな汗ダラダラなのに涼しい顔をしている人。そんな人が世の中にはたくさんいます。

 

夏(暑さ)が得意な人は、夏の京都観光はおすすめかもわかりません。参考にしてみてください。

 

読んでいただきありがとうございました。

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