洗濯物を部屋干しする場所は?|部屋干しニオイ対策なら和室がおすすめ

 

みなさんこんにちは!畳職人の樋口です。

 

洗濯物を部屋干しする場所は?

 

雨の日が続くと洗濯物が乾かなくて嫌になりますよね。生乾きの匂いは臭いし、気分は最悪です。

 

でも、それは洗濯物を部屋干ししている場所が悪いのかもしれません。

 

そこで今回は、洗濯物を部屋干しする場所は?部屋干しは和室がおすすめな3つの理由を紹介します。

 

洗濯物を部屋干しするならどこが良いのか困っている方の参考になれば嬉しいです。

洗濯物を部屋干しする場所は?

洗濯物を部屋干しする場所
・リビングで部屋干し
・浴室で部屋干し
・使っていない洋室で部屋干し

 

リビングで部屋干し

洗濯物を部屋干しする場所でリビングを利用している方は非常に多いのではないでしょうか。洗濯物の量が多い場合や部屋干し用の物干し竿が大きい場合にリビングだとかなり邪魔になってしまう可能性はありますが、テレビ見ながら洗濯物を取り込んだり、畳んだりとスムーズに進んで便利です。

 

リビングで洗濯物を部屋干しするメリット

リビングは食事をしたり、テレビを見てリラックスしたりと住んでいる人が一番使う部屋です。その為、他の部屋に洗濯物を部屋干しすると余計な電気代がかかってしまいますが、リビングであれば除湿機やエアコンを付けっ放しにしても全く問題ありません

 

また、リビングで部屋干しすると乾いたか乾いていないかのチェックもすぐに出来るので、一々移動する手間も省けます

 

リビングで洗濯物を部屋干しするデメリット

ただ、リビングで洗濯物を部屋干しすると乾きが悪いと言われ、生乾きのニオイがリビングに充満します。これは部屋干し前の洗濯物の乾燥具合であったり、除湿機の性能であったり、エアコンの性能の問題も大きいです。

 

また、リビングで洗濯物を部屋干ししていると来客が来た場合に片付ける必要があります。少しだけ面倒です。

 

浴室で部屋干し

洗濯物を部屋干しするならお風呂場を利用している方も多いのではないでしょうか。浴室乾燥と言うとニオイが臭くなるとかフィルターの掃除が面倒とか電気代が高いなどと言われていますが、実際はどうなのでしょう。

 

浴室乾燥するメリット

室内が生乾きのニオイにならないことが一番のメリットだと思います。続いて乾燥具合ですが、浴室乾燥は乾燥機のメーカーによってだいぶ異なると言われています。電気式の浴室乾燥機もあれば、ガス式の浴室乾燥機もあり、プラズマクラスターの機能を搭載した浴室乾燥機もあります。薄手のものであれば、比較的乾燥具合は良好だと思います。

 

浴室乾燥するデメリット

浴室で乾燥するデメリットは、乾いた後の洗濯物のニオイが気になるという意見が多かったです。生乾きのニオイやカビ臭とは違い、浴室乾燥の独特のニオイがあるらしいです。これはおそらくフィルターの掃除がちゃんと出来ていないことも関係しているのではないかと思いますが、ニオイに敏感な人は浴室乾燥は注意が必要です。

 

また、浴室乾燥はフィルターの掃除が面倒だという意見も多かったです。三菱の浴室乾燥機は掃除しやすいといったメーカーによる違いはあるのでしょうが、何にせよ上を向いての作業は首も腰も痛くなりますし、腰痛持ちの方などは注意が必要です。

 

使っていない洋室で部屋干し

洗濯物を隠したい!部屋干しした時のニオイが気になる!そんな方は使っていない洋室で部屋干しされているのだろうと思います。乾き具合は基本的にリビングで部屋干しするのと変わりませんが、気をつけないと部屋がカビ臭くなってしまう可能性もあります。

 

使っていない洋室で部屋干しするメリット

雨の日に限って来客が多い。世の中そんなもんですよね。そんな時、使っていない洋室で部屋干しすると来客に備えていちいち洗濯物を隠さなくていいです。

 

また、リビングに部屋干しするとニオイが気になりますが、使っていない洋室であればニオイが気になっても問題ありません

 

使っていない洋室で部屋干しするデメリット

デメリットの一つは電気代が掛かることです。とはいえ、どこで乾燥しようが電気代は掛かるものですが、使っていない洋室のエアコンまたは除湿機をずっと付けっ放しにしておくのは躊躇いますよね。乾燥機が使えるなら短時間だけでも使用してから部屋干しした方がいいと思います。

部屋干しニオイ対策なら和室がおすすめ

部屋干しニオイ対策なら和室がおすすめな理由は二つあります。

部屋干しニオイ対策なら和室がおすすめな理由
・和室の吸湿機能
・和室の脱臭効果

和室の吸湿機能

和室には様々な自然素材が使われています。特に畳の吸湿機能はとても優れており、畳一帖で牛乳瓶で約一本と半分(約300ml)程度と言われています。もちろん畳以外にも土壁、木材、和紙いずれも湿気を吸い取ってくれる機能をもっているので、部屋干しのニオイ対策に和室はおすすめです。

 

ただ、和室で部屋干しするときは、エアコンの除湿機能または除湿機は使用しましょう。カビが発生するのにはいくつかの条件があります。一つは湿度です。カビが発生しやすい湿度は70%〜80%前後と言われているので、和室で部屋干しする際は注意が必要です。また、部屋干しが完了して洗濯物を取り込んでも少しの間はエアコンの除湿機能または除湿機は稼働させることをおすすめします。

和室の脱臭効果

和室には自然の香りによる脱臭効果があります。部屋干しの臭いニオイなど木材や壁材など自然の香りで消し去ってくれます。特に天然い草の畳はタバコのニオイでさえも脱臭効果が期待できるほどの消臭力があります。

 

空気中に舞う生乾きのニオイなど畳があれば簡単に脱臭できるでしょう。

 

ちなみに和室が無くて洋室の場合でも、置き畳もしくはい草の上敷きを敷くだけで部屋干しのニオイ対策にはなります。ぜひ一度お試しください。

 

▼い草ラグはこちら:【口コミレビュー】オシャレな人気おすすめ天然国産い草ラグ6選 

 

▼置き畳はこちら:置き畳の人気おすすめって何?|置き畳のメリットとデメリットを解説

 

そもそも畳のニオイが好きじゃないという人にはあまりおすすめできませんが・・・。

 

ただ、和室に洗濯物を干すデメリット注意点もあります。こちらの記事で詳しく書いておりますので、ぜひお読みください。

 

▼和室で部屋干しする注意点:【室内乾燥】和室で部屋干しする際に注意するべき3つのこと 

 

以上、洗濯物を部屋干しする場所は?部屋干しニオイ対策なら和室がおすすめでした。

最後に

洗濯物を部屋干しする前には一度、乾燥機で乾燥させることをおすすめします。10分〜20分の短い時間、バスタオルなどの厚手のものだけでも良いので、乾燥機で乾燥させましょう。(ドラム式乾燥だとかなり優秀)

 

それでも、もし洗濯物にニオイが残っていた場合には、アイロンを掛けることをおすすめします。それだけでも大分ニオイはマシになります。

 

最近は除湿機でも性能が良いものが売っていますので、そちらを買われるのも一つの方法かと思います。

 

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