皆さん、こんにちは！樋口畳商店の樋口です。今回は暑さ対策に畳の効果は期待できるのか紹介します。電気代が上がって少しでも電気を使わず安く過ごしたいと考えている方の参考になれば幸いです。
暑さ対策に畳の効果は期待できない
畳職人としては暑さ対策に畳の効果は期待できる！と言いたかったところですが、残念ながら効果は期待できません。
畳の素材は畳床が藁か建材（木製のチップを圧縮したボード）で表面が天然のい草か和紙か樹脂です。そのどれもが冷たさを放出するものでもなければ、冷んやりする素材ではありません。畳は暑さ対策としてほとんど効果が期待できないと言えるでしょう。
湿度が下がると涼しく感じる？
ただ、畳は部屋の湿度を調整してくれる効果は期待できます。畳の素材である天然のい草は植物ですから湿度が高い時には湿気を吸い取ってくれて、湿度が低い時には放出してくれます。
夏のジメジメ暑さってありますよね。私は京都に住んでいたのでよく知っていますが、湿度が高い夏の暑さは蒸し風呂通り越して地獄の釜茹で状態です。
そんな時は除湿機やエアコンの除湿機能がおすすめですが、畳も一定の効果は期待できます。先に述べたように畳は湿度を調整してくれるのでジメジメ湿度もある程度下げてくれます。湿度が下がると汗が蒸発しやすくなるため体感として涼しく感じるといったわけです。
ただし、注意すべきこともあります。
畳の吸湿効果にはキャパがあります。ずっと湿度を吸い続けるとキャパオーバーしカビが発生する原因にもなります。晴れた日には換気したり、除湿剤を使用したりと畳が湿気を吸い過ぎないよう工夫しましょう。
チャットGPTに「暑さ対策に畳の効果は？」と聞いたら
通気性が高いため、冷たさを感じやすくなります。また、畳の表面は水分を吸収しやすく、蒸発することで涼しさを感じることができます。そのため、床に畳を敷くことで部屋の温度を下げる効果が期待できます。ただし、畳だけで完全な涼しさを得ることは難しい場合もありますので、他の暑さ対策との組み合わせが効果的です。
チャットGPT
だそうです。参考になりましたか？
以上、暑さ対策に畳の効果でした。読んでいただきありがとうございました。
