こんにちは!畳職人の樋口です!

 

今回は職人は職人でも寿司職人にフォーカスを当てた記事を書きました!

 

皆様はこの発言を覚えてますか?

 

堀江貴文氏の「寿司職人が何年も修行するのはバカ」発言。

 

この強烈なメッセージは寿司職人になる為のプロセスに一石を投じました。


この発言をうけてtwitter上では・・・・

 

 

 

などなど賛否両論を巻き起こしました。

 

中でも一番多かったコメントが「お前が言うな」というツイートでした。

 

確かに堀江さんに言わせてはいけなかったのかもしれません。ホントは私たち職人側が言わなければいけないことだったと私は思います。

 

職人の業界で重要視される「どこで。誰に。何年学んだ。」というプロセス。でもこれは必要なくなってきたことだと私たちは気づいていたはずです。

 

気づいていたけど誰も言えなかった。

 

私たちが言えなかったのは、批判が怖かったからでしょう。批判を恐れず発言した堀江氏には心から感謝しなくてはいけないと私は思います。

 

ですが、感謝して終わりではありません。新しいシステムの構築を進めなければいけないと思います。

 

とはいえ昨今、堀江氏の発言をうけてか、寿司職人の業界では新しいシステムが構築されようとしています。

 

短期間の修行で握りの技術を学び、世界に出て勝負する。

 

ネット上では「素人革命」と呼ばれています。でも、それって本当に大丈夫なの??味は?言語の壁は?問題点は?

 

などなど、気になる疑問についてご紹介していこうと思います。

言語の壁は?

テクノロジーの進歩で、言語の壁は壊れようとしている。

 

「言語の壁」

 

これは寿司職人に限らず、グローバルを目指す様々な業界の障害となることでしょう。

 

ですが我が国は、もともと鎖国国家。

 

グローバル派より保守派が強い。

 

お隣の国韓国や中国では英語教育に力を入れている一方、我が国では他国に比べて英語教育が遅れているように感じます。

 

と言いながら、私は全く話せないのですが((((;゚Д゚)))))))

 

しかし、それを補助するかのように急速にテクノロジーが進化し、英語の話せない私が外国で会話をする時代に入ったのです。

 

その代表格がGoogleです。

 

Googleの翻訳機能は、読み取り性能を格段に向上させ、そこそこ正しい文法で読み取ることが出来るようになりました。

 

さらに、ili(イリー)をはじめとした音声翻訳デバイスが生まれ、その性能の高さに驚きと興奮を覚えます。。

 

言葉の壁はなくなった。自動音声翻訳機「ili(イリー)」

 

ili(イリー)はビジネス用ではありませんが、簡単な日本語なら間違えずに音声変換が可能です。

 

とはいえ、ここまでの性能ですから、改良されてビジネスで使われる日も近いことでしょう。

 

このように言語の壁が壊れ始めて、グローバルで挑戦することのリスクが減ると「世界に出て寿司を握りたい!」と思う方が増えていく。

 

少し前まで日本独自の食文化だった寿司は世界で『SUSHI』と注目され、アジア、欧米と広がりをみせています。

短期間の修行で寿司職人

 

修行は短期間!効率的に学び、早く独立する。大事なことは現場で学ぶのね。

 

寿司職人の修行をもっと効率的にして、短期間で学び終えるように簡略化させて、現場に送り出すシステムが急速に増えています。

 

その1つが寿司職人養成学校です。

 

寿司職人養成学校では、最短で3ヶ月程度で技能習得するコースがあり「飯炊三年、握り八年」なんて言われた時代がウソのように感じます。

 

とはいえ、学校を卒業してすぐに一人前というわけではないらしく、一年程度修行した職人が海外にインターン(職業体験)として行き、その後海外の日本食レストランに勤めるというのが一般的とのこと。

 

それにしても「飯炊三年、握り八年」などと言われた時代より、遥かに早く現場で経験を積むことが出来ますね。

 

寿司職人養成学校

東京すしアカデミー(Tokyo sushi academy)│江戸前寿司の本場 東京で寿司を学ぶ

 

 

すし学校で2ヶ月って『ぶっちゃけ』どうなの?寿司を握るスピード 修行の成果

YouTubeより引用

 

 

学校紹介

簡単に学校紹介したいと思います。

短期間集中コースは2ヶ月間で週5日(平日)で約75万円となります。

 

短期間ですが、魚の捌き方から握り、巻き物まで習えるようで密度の高い授業となっています。ただ、卒業したからといってすぐ海外に行くというわけではなく日本で数年間修行する事を推奨しています。

 

2ヶ月という短期間ですが、アフタースクールなど自習できる環境も整えているので「わからない」で終わる心配はなさそうに感じます。(別途料金かかる)

 

他にも様々なコースがありユーザーの要望に答えられる学校の運営になっていますので興味がある方は下にリンク貼っておきますのでご覧ください。

 

参考 東京寿司アカデミー http://www.sushiacademy.co.jp/

世界中で日本の寿司職人を欲している

 

現在アジア、北米を中心に世界各地で寿司レストランが急増しています。

 

例えば、香港にある食の情報発信サイトに掲載されている日本食のレストランは約2500軒登録されていますが、中国の四川料理店と上海料理店を足しても日本食レストランの店舗数に届かない数になっています。

 

さらに、イタリア料理は約800店舗、タイ料理は約600店舗と圧倒的な店舗数になっています。

 

次に海外の寿司職人の求人募集を見ていきたいと思います。(給料に関しては平均ですので前後があります。ご了承ください)

北米では約40軒前後の求人があり一月の給料は日本円で約20〜30万前後+チップでした。

 

アジアは約70軒前後の求人があり一月の給料は日本円で約30〜50万前後でした。ヨーロッパでも約70軒前後の求人があり一月の給料が約25万前後となっていました。

 

給料には上下の幅があり寿司職人専門の求人サイトだけでは判断が難しいので直接問い合わせした方が良いかと思います。

 

こちらも下にリンク貼っておきますので興味がある方はご覧ください。

 

▼寿司職人求人サイトはこちら:https://www.sushijob.com/

 

海外で働く寿司職人の声

【Washokujob 海外で活躍する和食料理人インタビュー】寿司織部 川崎 直也 氏

 

こちらは川崎直也氏のインタビューになります。

 

実はまだ日本食が進んでいないマレーシア。日本のちゃんとしたお寿司を食べてもらいたいと言う想いを込めて作っているそうです。

 

続きはYouTubeからご覧ください。

 

 

こちらは柴田博子さんのインタビューの一部を引用しました。

 

引用先:https://www.sushiacademy.co.jp/archives/25969

 

現在の職場はとても国際色豊か。出身国によって味覚が違い、同じものを食べても感じ方が違うんです。すごい辛い料理を日常的に食べている同僚を、最初は驚いて見ていましたが、実際に本場の味を試させてもらったりするうちに、「彼らはこの辛さの中にバランスを生み出しているのかな」と気付いたり。インド人の同僚に、ベジタリアンが多いインドでは「ベジ寿司」が流行っているという話を聞いたりもしました。

日本を離れると、「この国の人たちが美味しいと思える寿司ってどんな寿司だろう?」という新しい視点で寿司を見ることも出来ます。

色々な国の人と意見を交わせる今の環境では、日本ではなかなかできなかった経験も出来て、本当に面白いし、勉強になりますね。「食」に対する探究心は限りなく広がります。

 

その場所の環境に合わせて考え変化させる。これは昔からの日本人が得意としていたことではないでしょうか。

 

海外で学ぶと言うのは何も技術だけでなく、そのような探究心も含まれるのかもしれませんね。

 

日本人に問題点あり

 

上記の通り、海外である程度寿司職人が望まれている点もありますが一方で不安な事もあります。

 

グローバル化の負の側面とも言われる宗教の問題です。

 

え?宗教?って思った日本人は多いと思いますが、世界で宗教は大切な問題なのです。

 

イスラム教では豚肉禁止ですし、酒盛りもできません(地域差あり)。断食の期間もあるため食べ歩きなどにも注意が必要です。

 

ヒンドゥー教では牛は神聖な生き物でお肉を食べません。そう。菜食主義になります。

 

ユダヤ教ではイカ・タコ・エビ・牡蠣・豚肉・牛肉(レアの場合)は食べてはいけません。

 

卵を除いた動物から得られた食品と、乳や乳製品を食べ合わせることを禁じており、この二つを食べる場合は数時間の間隔を置かなければならなりません。

 

 

日本人的価値観で宗教観を考えるとグローバル化は非常に難しいことになってしまいます。

 

現地のお客様との信頼をデザインする仕方としては相手の宗教に理解を示せるぐらいの学習は必要不可欠なのだろうと感じます。

最後

いかがだったでしょう。

 

短期間で修行し、グローバル化で勝負する!これからの職人の新しい働き方として注目するべきことですね。

 

今回は寿司職人というテーマで記事を書いていきましたが、他の業界も海外にお店を出すケースは増えてきました。

 

私たちの専門分野、畳でも中国に畳屋を出店したり、様々なアジアの国から受注し畳を発送しているし、美容室などでも海外進出を進めています。

 

そのことについては是非興味がある方は『世界に広がる日本の職人』著書:青山玲二郎氏の本をお読みください。

 

アジアでの日本の職人の活躍が詳細に書かれているので勉強にもなりますし、読んでいてワクワクします。

 

読んでいただきありがとうございました。

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