【20代後半の悩み】クオーターライフ・クライシスを乗り越える方法

 

 

20代後半の皆さん。今、あなたに悩みはありますか?

 

俺の人生って。このままでいいのか?

 

なんで周りの友達は結婚して仕事して充実して、こんなにも幸せそうなの?

 

毎日嫁に怒られる。家に帰りたくない

 

昨日も今日も明日も残業だよ

 

子供が夜泣きしたから一睡もできなかった。仕事行かなきゃ。

 

ツイッターを始め、ネット上には様々な悩み苦しみが書き綴られています。

 

実は、私も同じ気持ちになった事が過去にありました。(今でもたまに思う事はある)

 

どうやら、そういった20代後半に訪れる悩みの事をクオーターライフ・クライシスというそうです。

 

そこ今回は【20代後半の悩み】クオーターライフ・クライシスを乗り越える方法を紹介します。

 

20代後半で悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

 

クオーターライフ・クライシスとは?

 

クオーターライフ・クライシス

 

そもそもクオーターライフ・クライシスとは何なのか。

 

クオーターライフ・クライシスとは、人生の4分の1、つまり20代後半に訪れる幸福を感じられない喪失感のある時期のことを言います。

 

本当に人生このままでいいのか。出来ると思っていた事が出来ない。他人と比べてアイツは、何であんなに幸せそうなんだろう。などの悩みや喪失感を覚える事です。

 

基本的にクオーターライフ・クライシスは、誰にでも訪れる可能性があると言われていますが、特に自信家や成長したいと思っている意識高い系、意欲がある人などに訪れやすいと言われています。

 

20代前半、特に社会に出る前は何も無い空虚な自信がある時期ですよね。

 

自分なら出来る。俺は他の人とは違う。うまくやってみせる。

 

自己肯定感が強い事は決して悪いことではないのですが、余りにも強過ぎるが故に打ちのめされた時の影響も大きいのかもしれません。

 

私のクオーターライフ・クライシス

 

実は私もクオーターライフ・クライシスになった事がありました。

 

高校卒業して京都に行って畳職人の修行をしていた10代後半〜20代前半。

 

京都畳競技会では4年連続で京都府知事賞最優秀賞を受賞し、弟子の身分で宮内庁からの仕事や京都で有名な社寺の仕事を請け負っていました。

 

畳の仕事で出来ない仕事は無いと思っていたし、どんな仕事が来ても難なくこなせると思って独立の道を選んだのですが、開業当初でプライドはズタズタにされました。

 

発注ミスに段取りの手違い、仕事が重なった時の対応の遅れ、クレーム処理の失敗。

 

何でも出来ると思っていた自分は、薄っぺらい自分だったと知った時、どうしようもなく悔しくて毎晩泣いていました。

 

辛くて苦しくて、どうしたらいいのかわからない。目的も希望も見失い、自分一人ではクオーターライフ・クライシスを乗り越えられない状況になってしまったのです。

 

クオーターライフ・クライシスを乗り越える方法

 

では、どうやって私がクオーターライフ・クライシスを乗り越える事が出来たのか、その方法を紹介します。

 

クオーターライフ・クライシスを乗り越える方法
・自分を見つめ直す
・SNSで友達をフォローすることをやめる
・小さな希望を集める

 

自分を見つめ直す

クオーターライフ・クライシスになる前の私は自信に満ち溢れていました。

 

自分は出来ると思い込み、必要以上のプライドを持って仕事をしていたのです。

 

そこで、まずは自分を見つめ直すことから始めました。

 

出来ることと出来ないことをノートに書き、出来ることだけをやるようにしたのです。

 

とはいえ、「出来ません」と断ることはしたくなかったので、出来ないことは人に協力してもらったり、助けてもらったりしました。

 

結果、仕事は円滑に回る事が多くなり、失敗続きだった畳の仕事もキチンとこなせるようになったのです。

 

自分を見つめ直すというのは簡単に出来る事ですが、クオーターライフ・クライシスを体験してなければ、そもそも見つめ直そうとは思わなかったはずです。

 

クオーターライフ・クライシスは人生にとって苦しい体験かもしれませんが、今にして思えば体験して良かったと思っています。

 

 

それでは続いてクオーターライフ・クライシスになってしまった方におすすめの乗り越える方法を2つ紹介します。

 

SNSで友達をフォローすることをやめる

クオーターライフ・クライシスのせいで、人と比べて喪失感を覚える貴方は、直ぐにSNSでフォローしてる友達を外しましょう。

 

SNSは情報を入手するのに滅茶苦茶便利なツールです。

 

一億総ジャーナリストと呼ばれるくらい最新の情報が入ってきます。

 

とはいえ、友達の近況や要らない情報も無造作に入ってきてしまうなどの不都合が生じる可能性もあります。

 

であれば、いっそSNSでフォローしている友達を外すという選択しも有りだと思います。

 

私はプライベート用のSNSをやっていないので元から友達の情報は入って来ないのですが、飲み会の際に要らない情報が入ってくるのが面倒なので、友達の飲み会は基本的に参加しないようにしています。

 

わたしが思うに、自分が惨めになる、幸福感がない、嫉妬心を抱く等は友達と比べて起こる事が多く、友達の情報さえ遮断してしまえば、クオーターライフ・クライシスを乗り越えられるのではないかと思います。

 

クオーターライフ・クライシスで困っている方は、SNSと飲み会(友達との遊び)を一時的に断ち切りましょう。

 

小さな希望を集める

「自分の人生このままでいいのか」「何の為に生きているのか」

 

クオーターライフ・クライシスの前提には「自分の価値」「人生の価値」「生きる意味」がありますが、私が思うに全て無意味なものです。

 

本来、人生に価値など存在しないし、この世に生きる事は意味を成していないのです。

 

では、なぜ私たちは生きているのか。

 

小さな希望を沢山集めて大きな我儘で生きているのです。

 

綿矢先生と真山先生の次回作が楽しみ!

 

ヴァイオレットエヴァーガーデンの映画を見るまでは死ねない

来週シンガポールのチリクラブ食べに行くの!

 

畳を海外で販売するんだ!

 

だから何かを背負う必要はありません。

 

小さな希望を探して集めていく作業こそ「人間が生きる」本質なのです。

 

この話は昨日noteでも書きました。そちらの方では命の次に大切なものは?というテーマで話を進めています。

 

もし良かったらnoteの方も覗いて見てください。

 

 

 

以上、【20代後半の悩み】クオーターライフ・クライシスを乗り越える方法でした。

 

▼25歳の悩みについてはこちら:25歳が感じている悩みって何?|ミレニアル世代の働き方ってなんだろう

 

最後に

いかがでしたか。

 

クオーターライフ・クライシスを乗り越える方法はわかりましたか?

 

少しでも参考になれば幸いです。

 

文章で軽々しくクオーターライフ・クライシスについて語りましたが、非常に重たい問題であるのは間違いありません。

 

悩み苦しみ、時には自殺も考えてしまうかもしれない。

 

だからと言って周りが何かできるわけではなく、貴方自身が乗り越えていくしかありません。

 

この記事がクオーターライフ・クライシスを乗り越える一助になれば嬉しいです。

 

読んでいただきありがとうございました。

 

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