皆さん、こんにちは!畳製作一級技能士の樋口です。今回は、畳納品後のメンテナンスは?畳の取扱説明を紹介します。

 

畳納品後のメンテナンスは?

 

何か商品を購入した後、大抵の物は取扱説明書があるかと思います。ただ、畳を納品した後、畳の取扱説明書を貰った事がある人は恐らくいない。

 

無くても困らない!畳の事は知っている!という人は良いのですが、畳についてあまりよくわからないという人には取扱説明書があった方が良いですよね。

 

そこで今回は畳納品後のメンテナンスは?畳の取扱説明を紹介します。

 

畳納品後、畳のメンテナンスがわからないという人の参考になれば幸いです。

 

畳の取扱説明書

 

畳の取扱で注意するべきこと
・家具などを移動させるとき
・醤油やコーヒーなどのシミになりやすい液体を扱うとき
・湿気によるカビ

 

家具などを移動させるとき

畳の取扱で注意するべきことは家具などを移動させるときです。せっかく新しい畳に張り替えて綺麗になったのに、家具を移動させるときに擦り傷を付けたら悲しいですよね。そこで家具を移動させる際には持ち上げて運ぶかカグスベールなどの道具を利用して移動させるようにしましょう。

 

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注意:カグスベールは畳の上だとぬけて取れてしまう事もあります。勢いよく動かすのでは無く、ゆっくりと動かすようにしましょう

 

醤油やコーヒーなどのシミになりやすい液体を扱うとき

畳の取扱で注意するべきことは醤油やコーヒーなどのシミになりやすい液体を扱うときです。新しい畳に醤油やコーヒーを零すとシミになってしまい、もう二度と元の畳には戻りません。ネットでは畳に醤油やコーヒーを零した時の対策として漂白剤を勧めている方がいらっしゃいますが、完全に取る事はできないばかりか違ったシミを作ってしまう事になります。今度改めて検証記事を投稿しますが、ネット上にはアテにならない情報も非常に多いので注意してください。

 

湿気によるカビ

畳の取扱で注意するべきことは湿気によるカビの発生です。畳は吸湿効果に優れた敷物です。畳一枚の吸湿量は約300mlと言われており、余分な湿気を吸湿して生活環境を整えてくれます。とはいえ、畳には吸湿できる容量があります。それ以上の水分を含んでしまい、長時間20度〜30度くらいの室温を保つとカビが繁殖してしまう可能性があります。カビは気持ち悪いですし、ダニなどの害虫が繁殖するのに効果的な条件になりますので、注意が必要です。

 

▼カビの対策はこちら:畳にカビが生えたらどうすればいいの?|和室のカビ予防と対策を紹介 

 

▼ダニの対策はこちら:畳のダニ駆除はどうしたらいい?|畳にダニが湧いた時の対処法

 

畳納品後のメンテナンスは?

畳納品後のメンテナンス
1.晴れた日は窓を開ける
2.畳を張り替えて二週間程度は水拭きをしない
3.年に一度は畳を上げる

 

1.晴れた日は窓を開ける

 

畳納品後のメンテナンスで一番重要なのは、晴れた日に窓を開けることです。畳は湿気を吸い過ぎればカビが発生してしまいます。納品直後は畳が乾燥した状態ですから部屋中の湿気をよく吸い取ってしまいます。昔であれば土壁や木材など自然素材が多く使われていた為に吸湿量も抑えることができたのですが、最近は壁紙にプラスチックと畳だけが自然素材の和室も多くあります。そういった場所では特に湿気をよく吸い取ってしまう為、カビが発生してしまう可能性が高くなります。そこで、晴れた日はなるべく窓を開けてよく換気をしましょう。梅雨の時期であれば除湿機を使うのもおすすめです。(エアコンの除湿機能も可)納品直後は特に注意してください。

 

 

 

2.畳を張り替えて二週間程度は水拭きをしない

 

畳納品後のメンテナンスで注意して欲しいのが、畳を張り替えて二週間程は水拭きしないことです。畳納品後は湿気を吸い込みやすい為、水分が含んだタオルで拭くと畳が水気を大量に吸い取ってしまいます。そうするとカビの発生する原因になってしまいます。畳を掃除する際は乾拭きがおすすめ。もし、どうしても水拭きしたい場合は硬く絞ってから水拭きをしてください。その後はよく乾かして頂けるとなお良いと思います。

 

3.年に一度は畳を上げる

 

畳納品後のメンテナンスで、もし出来たらお願いしたいのが、一年に一度畳を上げて畳の床下を乾燥することです。畳の床下にも湿気は溜まります。特に家が川の近く、山の近く、風通しが悪い場所などは特に湿気が溜まりやすいです。床下に湿気がたまるとカビだけで無く、シロアリなどの家を壊す恐れがある害虫が登場する危険があります。そこで、一年に一度でも良いのでよく晴れた日に畳をあげて乾燥していただくこと。かなり面倒ですが、これをやっていただくと畳の長持ちに繋がります。

 

以上、畳納品後のメンテナンスは?畳の取扱説明書でした。

 

最後に

 

いかがでしたか。

 

畳の取扱説明はわかりましたか?

 

畳納品後のメンテナンスをわかってもらえたら幸いです。

 

畳は大切に扱えば長持ちする敷物です。メンテナンスに手間が掛かり面倒ですが、畳を長く持たせる為に今回紹介した内容を実践してもらえた嬉しいです。

 

読んでいただきありがとうございました。

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