置き畳のカビ掃除はどうすればいい?|置き畳のカビ取りと予防対策

 

置き畳のカビ掃除ってどうすればいいの?
置き畳のカビ予防ってどんな対策すればいいの?

 

置き畳にカビが生えた!

 

敷き込む畳に比べてカビが生えにくいと言われている置き畳ですが、湿気や湿度、お部屋の環境によってはカビが生えることもあります。

 

カビが生えないためにも予防対策はキチンと行うべきだと思います。

 

そこで今回は、置き畳のカビ掃除はどうすればいい?置き畳のカビ取りと予防対策を紹介します。

 

置き畳のカビ掃除ってどうやるの?カビが生えないための予防対策が気になる方の参考になれば幸いです。

置き畳のカビ取りと予防対策

 

それでは、置き畳のカビ掃除の準備から紹介したいと思います。

 

カビ掃除を行う注意点として、カビ掃除を行う際はマスクを着用し、ビニール手袋もしくは軍手を着用して掃除を行うようにしましょう

 

また、カビ掃除は屋外で行うことをお勧めします。室内だとカビ掃除の際に、カビの菌が空気中を舞ってしまうので、カビ掃除は出来るだけ室外で行うようにしましょう。もし、どうしても室内でカビ掃除を行いたい方は、襖やドアなどの仕切りを閉めて拡散しないように注意して掃除をしましょう。

置き畳のカビ掃除はどうすればいい?

置き畳のカビ掃除手順
1.置き畳の乾燥
2.ブラシ掛け
3.掃除機を掛ける
4.畳対応カビ防止スプレーを吹きかける
5.再び置き畳の乾燥

 

1.置き畳の乾燥

 

まず置き畳のカビを取るためには、置き畳を乾燥させなければなりません。置き畳を乾燥させる方法は色々ありますが、私が一番おすすめする方法は、置き畳を天日干しする方法です。

 

天日干しの時間は半日程度、夏の猛烈な日差しであれば二時間程度でも十分乾燥します。電気代も掛かりませんし、そのままカビ取り作業に入れるのでおすすめです。

 

ちなみに天日干しができない御宅の場合は、除湿機もしくはエアコンの除湿機能、無い場合は窓全開の換気でも乾燥しますので、試してみてください。

 

2.ブラシ掛け

 

置き畳が乾燥したら置き畳の表面をブラシ掛けしていきます。ブラシ掛けは藺草と藺草の間に詰まったカビの胞子を取り除く作業になります。

 

カビの胞子を綺麗に取り除くコツは畳の目に沿って、力を入れず優しくブラシ掛けすることです。

 

ブラシはなるべく豚毛などの柔らかいものを使用してください。たまに、たわしでも良いですか?と聞かれますが、個人的にはあまりお勧めはしません。というのも、畳表が傷ついてしまう可能性があるからです。

 

もし、家にたわししか無い場合は本当に優しく、ブラシ掛けをしてください。

 

3.掃除機を掛ける

 

ブラシ掛けとほぼ同時進行で掃除機を掛けてください。ブラシ掛けはカビの胞子を取り除く反面、カビの胞子を空気中にバラ撒いてしまいます。

 

外でカビ取りをされる方ならまだしも、室内でカビが舞うのはよくありませんよね。そこでおすすめなのが、同時進行での掃除機掛けをすることです。

 

ブラシで掻きむしったカビの胞子が空気中に舞うのを吸い取ってくれます。

 

ちなみに、掃除機もブラシ掛けと同じように畳の目に沿って上から下へと吸い取ってください。その方がカビがよく取れます。

 

4.畳対応防カビスプレーを吹きかける

 

ブラシ掛けと掃除機が掛け終わったら防カビスプレーを吹き掛けます。樋口畳商店ではアース製薬様の畳用防カビスプレー「AMコートIK」を使用しています。これは匂いもなく、無色透明ですし、食品添加物にも使用されている防カビ成分を使用しているので、比較的安全性の高いスプレーです。

 

ただ、一般の方は購入できないので、こちらの高濃度防カビスプレーをおすすめします。

 

カビ取り カビ防止 防カビ剤 防カビ侍 水性タイプ 350ml 部屋の壁紙 木材 畳 布団 カーペット 押入れ 本棚 クローゼット マットレス エアコンのカビ対策に

価格:1,980円
(2021/2/1 15:11時点)
感想(39件)

いつもカビが生える場所に吹き掛けたらカビが生えませんでした。リピートします。

 

この防カビスプレーよりキツいものもあるのですが、ニオイが気になるといった意見のものは、効果がめちゃめちゃあったとしても個人的にはおすすめできません。

 

カビが生えないようになるのはもちろんですが、なるべく安全な防カビスプレーを使ってんもらいたいなと思います。

 

5.再び置き畳の乾燥

 

置き畳に防カビスプレーを吹き掛けたら再び天日干しで乾燥させてください(天日干しができない方は、先ほど述べた乾燥方法で置き畳を乾燥させてください)。

 

これはどんな防カビスプレーを使用しても行なってください。よく乾燥させないと防カビスプレーの効果が現れない場合があります。

 

また、防カビスプレーを吹き掛けてすぐにカーペットや上敷きを敷く方がいます。これもやめましょう。防カビスプレーを吹きかけた後、何か敷物を敷くのであれば、よく乾燥してからにしてください。

 

お願いします。以上がカビ掃除の方法でした。続いてカビが生えないためのカビ予防に対策を紹介します。

カビ予防対策

置き畳のカビ予防対策は三つです。

置き畳のカビ予防対策
・湿度を70%以上にしない
・室温を25度以上にしない
・こまめに掃除する

 

湿度を70%以上にしない

カビ予防対策の一つが湿度を70%以上にしないことです。カビは湿度が70%以上になると繁殖すると言われています。ですので、晴れた日は窓を開けていただき、よく換気をしていただくこと。必要であれば除湿機やエアコンの除湿機能を使ってお部屋の湿度を下げていただくことをおすすめします。

 

室温を25度以上にしない

カビ予防対策のもう一つは室温を25度以上にしないことです。カビは室温が25度以上になると繁殖すると言われています。25度を超える日はなるべくエアコンなどを使って室温を下げるようにしましょう。特に梅雨などの雨季は、雨が長く続くうえに気温が高いです。エアコンと除湿機を両方使ってもいいくらいカビ予防対策は徹底しましょう。

こまめに掃除する

カビ予防対策の最後は、置き畳をこまめに掃除することです。特に置き畳を寝室で使っている方は注意が必要です。というのも、置き畳を寝室で使っている方の多くは、置き畳の上に布団を敷いて寝ている方ですよね。ベットのような感じで布団を片付けず、そのまま敷きっぱなしにしていると、カビが生える可能性があります。布団は敷きっぱなしにせず、畳んで押入れにしまうなりして、置き畳を乾燥することをおすすめします。こまめに掃除をするだけでもカビの発生を抑える予防対策になりますので、ぜひ皆様お願い致します。

 

以上、置き畳のカビ掃除はどうすればいい?置き畳のカビ取りと予防対策でした。

 

▼関連記事:布団で寝る派に人気おすすめの置き畳は?|カビに強い炭配合の置き畳

 

▼関連記事:置き畳のデメリットは?知っておくべき置き畳の欠点 

最後に

置き畳のカビ掃除はわかりましたか?置き畳のカビ予防対策の参考になれば幸いです。

 

これは置き畳に限った話ではなく、ジョイントマットでも、プレイマットでも、カーペットでも同じで、こまめな掃除は絶対に大切なことです。

 

面倒かもしれませんが、カビ予防対策の為にしっかり行なっていきましょう。

 

読んでいただきありがとうございました。

おすすめの記事