こんにちは!畳製作一級技能士の樋口です。今回は、【床暖対応】置き畳がズレる?置き畳をずれないようにする方法を紹介します。

 

置き畳がずれる!

 

畳が好き!でも和室がない!そんな方に人気の置き畳ですが、フローリングの上に置き畳を置いていると結構ずれるという話を聞きました。

 

確かに置き畳は15ミリ〜30ミリの厚さで、重さは約3キロぐらいしかありません。

 

30キロ以上あるソファが動くのに約3キロの置き畳が動かない筈はありませんよね。

 

とはいえ、少しでも動かなくする方法が知りたいという方は多いでしょう。

 

そこで今回は、【床暖対応】置き畳がズレる?置き畳をずれないようにする方法を紹介します。

 

置き畳を使っている方の参考になれば嬉しいです。

 

置き畳がズレる?

 

置き畳はなぜずれるのか?

 

そもそも、置き畳とはどのような商品なのか。まずはそこから解説していきたいと思います。

 

置き畳とは、和室が無い御宅などに人気の商品で、リビングのワンスペースやワンフロアに工事無しで設置することができる畳のことです。

 

値段も通常に比べて安く、ネット注文できるなど手間もかかりません。

 

最近では洋室にも合うモデルの置き畳が登場し、主婦層からも人気が急上昇しています。

 

とはいえ、置き畳にもデメリットはあります。

 

▼置き畳のデメリットについてはこちら:置き畳のおすすめって何?|置き畳のメリット&デメリットについて紹介 

 

置き畳の特徴としては何と言っても薄いこと。

 

 

こちらは置き畳の畳表を張っていない畳床になります。

 

一般的な畳床と比べると一目瞭然。

 

※ボードの三型

 

※藁床

 

最近では耐震の影響により15ミリ〜30ミリの畳床も増えてきました。

 

今は45ミリ〜60ミリが”一般的”と呼ばれていますが、今後は15ミリ〜30ミリの畳が”一般的”と呼ばれるかもしれません。

 

いずれにせよフローリングの上に置き畳として敷くならなるべく薄い方がいいですよね。

 

掃除もしやすいですし。

 

ただ、薄い畳にもデメリットはあります。

 

▼薄い畳のデメリットはこちら:畳の薄いやつとは?|薄い畳のデメリットを紹介 

 

良い部分もあれば悪い部分もあるということですね。

 

なぜ置き畳はずれるのか

置き畳は基本的に軽い商品です。

 

てか、軽くしないとお客様が掃除をする際に面倒ですよね。

 

その為、置き畳はずれやすいと言われています。

 

とはいえ、床に敷くものですからなるべく動かないようにしてあげたい!と我々職人も考えています。

 

そこで滑り止めを貼るわけです。

 

 

こちらの滑り止めは一般的なものに比べて表面上に凹凸をつけ、滑りを抑制する効果が期待できると言われています。

 

とはいえ、こちらの滑り止めは床暖房に対応しているとは言えず、長時間の熱によりフローリングに跡がつく可能性があると言われています。

 

なので、最近ではこちらの滑り止めでなく、床暖房に対応している一般的な滑り止めを使用して施工している畳屋が増えています。

 

でも、それだと置き畳がずれるんですよね。

 

最悪の悪循環です。

 

とはいえ、現状ある置き畳をずれないようにする方法はあります。

置き畳をずれないようにする方法

置き畳をずれないようにする方法
・100均で売っている滑り止めシートを買う
・床暖房対応の滑り止めシートを購入する
・2辺だけでも寄せを入れる

 

100均で売っている滑り止めシートを買う

コストを抑えて一番楽に置き畳をずれないようにする方法は100均で売っている滑り止めシートを買うことです。

 

まずは100均で買ってきた滑り止めシートを置き畳の四隅に装着します。

 

おそらく置き畳自体にも滑り止めシートは装着されているので、それらが重なるように装着すると、よりずれにくくなると思います。

 

ただ装着する場所に偏ると置き畳に段差もしくは斜めになってしまうことがあるので装着する場所は気をつけましょう。

 

それともう一つ注意があります。

 

100均の滑り止めシートは床暖房に対応していないシートが多いです。

 

床暖房を使われる方はメーカーに確認するか、使用するのはやめておいた方がいいと思います。

 

床暖房対応の滑り止めシートを購入する

床暖房に対応している滑り止めシートはネットで簡単に手に入ります

 

強力 すべり止め ずれ防止 耐熱性 床暖房対応 スベリ止めシート シールタイプ 182mm×254mm 袋入り 地震対策 キズ防止 メール便可 滑り止め シート 耐熱 シール 黒 すべり止めシート 防災 すべり止めシート フリーカット

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感想(2件)

購入者の口コミ

これを貼っただけでソファがずれなくなりました

 

 

こちらの滑り止めシートは耐熱性に優れた滑り止めシートになります。その為、床暖房にも対応しております。

 

今のところ、床暖房の熱でフローリングに跡がついたという声は聞かないですが、念のため長時間床暖房の使用はなるべく控えた方がいいと思います。

 

それならちょっと心配ね。

 

そういう方におすすめなのが2辺だけ寄せを入れる方法です。

 

2辺だけでも寄せを入れる

本当は4辺全部に寄せを入れるのが良いのでしょうが、それだと値段が高くついてしまいます。

 

そこで2辺だけでも寄せを入れる方法をおすすめします

 

あまり踏まない、歩かない方はそのまま残し、よく歩く方にだけ寄せを入れます。

 

寄せを入れてしまえば、入れた方向には動きませんし、段差が緩和されるので躓くリスクも減少します。

 

とは言え、今まで紹介した滑り止めシートとは比べ物にならない程お金がかかります。(100円と700円ですからね)

 

DIYできる方ならもっと安くできるかもしれませんが、殆どの方は大工さんの工事になってしまいます。

 

ちょっと高くてもちゃんとずれないようにしたい!という方にはよせを入れる方法がおすすめです。

 

以上、置き畳がズレる?【床暖対応】置き畳をずれないようにする方法でした。

 

最後に

 

いかがでしたか。

 

置き畳がずれない方法は見つかりましたか。

 

少しでも参考になれば嬉しいです。

 

和室が減少している今、置き畳の需要の増加は本当に有難い話です。購入してくださる方も本当に喜んでくださって、私も嬉しい気持ちでいっぱいです。とは言え、改善すべき点がたくさんあるのに改善できていないのはすごく残念です。

 

読者の皆さまもどうぞ遠慮なく悪い点があればここが悪い!と言ってください。

 

そうすればきっとレベルが上がっていくことでしょうから。

 

読んでいただきありがとうございました。

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