皆さま、こんにちは!樋口畳商店の樋口です。今回は、樋口畳商店のオンラインショップ開設のお知らせです。

 

オンラインショップを開設した理由、どんな畳商品があるのか、今後どんな畳商品を取り扱っていくのか。解説していきたいと思います。

樋口畳商店オンラインショップ開設

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そもそもオンラインショップとは?

オンラインショップとは、樋口畳商店の畳商品をネットで購入できるウェブサイトのことです。製作者側、運営側はオンラインショップよりECサイトと呼んでいることが多いですが、ほぼ同じ意味だと思って大丈夫だと思います。

オンラインショップを開設した理由

オンラインショップを開設した理由は3つあります。

オンラインショップを開設した理由
1.畳を未来の生活スタイルに繋げるため
2.畳をグローバルに広げるため
3.もっと稼ぐため

 

畳を未来の生活スタイルに繋げるため

オンラインショップを開設した理由は畳を未来の生活スタイルに繋げるためです。

 

私たちが未来にどんな生活をしているのか現在はまだわかりません。和室がもっと少なくなっているかもしれないし、一軒家を建てる人がほとんどいなくなるかもしれない、ワンルームマンションがもっと増えるかもしれないし、シェアハウスで暮らす人がほとんどになるかもしれない。まだ誰にもわかりません。

 

とはいえ、唯一わかることがあります。それは、人は安住の地を求めているし、家(住処)は特別な空間だということです。

 

どんな生活スタイルになっても住み心地の悪いところには住みたくない。私たちは、家(住処)に癒しやくつろぎを求めています。

 

私がオンラインショップでやりたいのは、100年後も300年後も1000年先も未来に残るような畳商品を作りたい。そう考えています。

 

具体的には、まず畳は和む(癒し、くつろぐ)ものであること、そして、可変性のある畳であることです。可変性とはすなわち、どんなライフスタイルでも対応できる畳であることです。

 

和室が必要無くなった家は現在でも沢山あります。布団派よりベット派が増えたこと、来客が減少したことで客間の必要性がなくなったこと、仏壇に手を合わせる人が減ったこと、それはつまり和室が現代のライフスタイルに対応できなくなっているわけです。

 

とはいえ、置き畳は人気があります。その理由は、私たちの生活の中で畳は心地よい敷物であることと、畳は何かと便利だからです。

 

子供を遊ばせたり、お昼寝させたり、ベット代わりに使ったり。他の敷物と比べ耐久性も防音性もあり、抗菌作用も消臭効果も調湿機能も期待できる。そして何より1200年使い続けてきた安心感があります。だから畳は現在も選ばれているわけです。

 

ただ、それも現在の話。未来はどうなっているのかわかりません。もしかしたら畳より優れた床材が出現するかもしれない。ライフスタイルが変化して家を所有することがなくなるかもしれない。

 

それはわかりませんが、仮にどんな生活スタイルになっても可変性のある畳であれば未来永劫長く使い続けてくれるのではないかと私は思っています。

 

樋口畳商店のオンラインショップでは、未来を見据えた畳商品を販売していきたい。と考えています。

 

畳をグローバルに広げるため

オンラインショップを開設した理由は畳をグローバルに広げるためです。グローバルに広げるのは何のためか。それは日本の伝統工芸品は何の為に存在するのかと関係します。

 

この答えは単純で、私は外貨を入れる為に存在すると思っています。

 

これまで伝統工芸品は日本人の物好きが購入するものというイメージが非常に強いものでした。わかる人だけがわかる。知る人ぞ知る物。日本人の間でも伝統工芸品について知らない人が多いのに、外国人に届くわけがありません。

 

せっかく素晴らしい伝統工芸品が日本には沢山あるのにもったいない!という言葉を私は何度も聞きました。(現在では伝統工芸品を専門に扱ったオンラインショップやメディアが多数ありますが、私が仕事を始めた当時は何もなかった)

 

であれば、畳もグローバルに広げていきたい。外国の方々に畳の素晴らしさをもっと知ってほしい。いつの日かそう思うようになったのです。

 

それは外貨を入れ、日本経済に貢献することも意味します。

 

伝統工芸は日本のお荷物的存在のイメージが強いです(実際、伝統工芸士への補助金などもあります)。日本文化を伝えて日本経済に貢献する誇らしい存在として昇華していく必要がある。私はそう思っています。

 

とはいえ、畳がなぜこれまでグローバルに展開できなかったのか。それは外国と日本の環境(気候風土)の違いや外国人と日本人とのライフスタイルの違いが大きいわけですが、畳の物質的な大きさにも問題があると私は思っています。

 

というのも、畳って一番小さい団地間サイズでも大きいですよね。江戸間サイズでも大きいし、京間サイズなんてデカ過ぎです。この大きさの畳を配送業者にお願いすると配送してもらえません。

 

つまり畳を海外に販売する場合は、海外に拠点を作り海外の工場で畳を製作販売しなければならないわけです。

 

これまで何社か海外出店した畳屋を知っていますが、ほとんど失敗しています。その理由はまさに先述したことと、海外に拠点を作る設備費です。

 

ですので、樋口畳商店のオンラインショップではなるべく160センチ以下(縦+横+高さの合計)で配送できる畳商品を出品しようと思っています。

 

これは海外を見据えてといった意味ですが、日本国内の配送料金も安くなるので、結果日本人にとってもメリットかなと思います。

 

もっと稼ぐため

オンラインショップを開設した一番の理由はもっと稼ぐためです。良い車に乗りたいし祇園に遊びに行きたい。それが理由です。

 

嘘です(笑)

 

本当は畳でも稼げることを証明したい。もっと畳の事業に投資したい。それが本当の理由です。

 

畳事業は古くさいローテク産業。投資家に言わせれば「廃れゆく産業だ」と言う人も多いのではないでしょうか。実際、そういったローテク産業にはお金は集まりません。自分で稼いで、自分で投資するしかないのです。

 

現状、畳の材料であるイグサ農家は年々減少しています。畳職人も後継者不足で、伝統工芸としての有職畳を作れる畳職人も減っています。

 

とはいえ、畳職人になりたい!いぐさ農家になりたい!という人は増えません。(そういった現状を伝えたいというメディアや現状を変えるお手伝いをしたいというマーケッターやコンサルは年々増えているのに・・・。)

 

当たり前ですよね。お金が稼げないというイメージがあるのだから。私も自分で畳屋を始めた頃、知り合いの多くの人に言われました。畳なんて需要ない。儲からない。絶対無理だって。

 

資本主義社会の中ではお金は正義であり、お金を儲けられない仕事は消えて無くなってしまいます。だからこそローテク産業は人一倍お金を稼ぐ努力をしなければいけないと私は思います。

 

オンラインショップで現状全てがどうにかなるとは思いませんが、少しでも売上が上がればそれに伴って戦略も組めるのでお得だな、という気持ちでオンラインショップを始めました。

 

(理由はどうであれ、お客様に喜んでいただけるものを作る。そういった意識は誰よりも強い自信があります。その点、お間違いないようお願い致します)

オンラインショップではどんな商品を売っているの?

 

樋口畳商店のオンラインショップで販売しているこちらの商品は、折りたためる置き畳(くまモン畳縁ピンクとグリーン)です。

 

あれだけ未来を見据えたものづくりをするとか言っててただの置き畳かよ!と思った方も多いかもしれませんが、実はこの置き畳には今後活きるような様々な技術が使われています。

折りたためる置き畳の技術とは?
・厚さ13ミリの床材に熊本県産ひのさくら相当の麻綿畳表を張り付けた
・折りたためるように縫う技術
・紋縁を合わせる技術をくまモン柄で応用した

これらの技術は全て京都で学んだこと。それを応用した技術になります。それぞれどういった技術なのか解説したいところですが、ちょっと長くなってしまうので、気になる方は下記リンクへお願いします。

 

▼折りたためる置き畳について:【樋口畳商店の新商品】国産麻綿Wくまモン畳縁の置き畳15㎜タイプ 

 

現在、和柄模様の畳縁を使った折りたためる置き畳や一人暮らしにおすすめのベットがわりになる折りたためる置き畳を製作中ですので、今後もチェックしてください。

 

あとは使いやすさと低価格で購入できるように考え製作した折りたためる畳マットを販売しています。

 

 

折りたためる置き畳と同様、折りたたむことができるのでソファに敷いて蒸れ防止として活用もできます。

また小さいサイズの畳マットも製作しているので、完成次第出品していきます。

今後どんな商品を販売するの?

 

樋口畳商店では昨年から壁畳の技術を磨いてきました。それは厚さ10ミリの縁無し畳の加工、しかも複雑な形の加工です。

 

 

これは二畳台を製作する時に使われる技術の応用ですが、なかなか難しくて思うようにいかない日々でした。

 

それが昨年やっとお客様に出せるレベルになってきました。まだまだ改善点はあるのですが、近いうち麻の葉模様の壁掛け時計を商品として出したいと考えています。

 

 

邪気を払い、運気が上がるような商品になればいいなと思います。

 

▼壁畳についてはこちら:壁畳とは?DIYで壁に簡単取り付け!畳で作った和柄模様の壁パネル

 

以上、樋口畳商店オンラインショップ開設についてのお知らせでした

最後に

全ての商品は私一人で作っているのですが、お客様の意見だったり、友達の意見が参考になっているものばかりです。

 

ものづくりは一人で作れるものではないのだなと最近よく感じます。これをご覧の方ももし良ければどんどん意見をください。皆様に喜ばれるものを皆さまと作っていきたい。私はそう思います。

 

読んでいただきありがとうございました。

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